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かなり好きだった。
最初は石田ひかりのテンポ感早く元気なキャラクターについていけるか心配だったが、段々いつもの(「ふたり」で見慣れている)細々と夢みがちに喋る少女に落ち着いて、やはりこっちのが合うよな>>続きを読む
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これを撮った監督、演じ切った女優に畏敬の念を感じる。
事件は一瞬、そこだけ切り取られたらそこで終わり
その前には長い長い長い長い、その人の日常が、ある。
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文句なしに面白かった。
各病気の患者が慰め合う会を回ってカタルシスを得て泣く、という最初の設定から一気に引き込まれて走り切った感じがなんとも。、、
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この酷い世界に対しての反応は3つある。
①一番楽な、無気力で、無関心。
②新たな世界(理想の世界、ジョンの場合、中世目指された世界)を志す
③この現状を認めつつ、その中で戦い続ける
2と3は似ている>>続きを読む
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かの名曲がこの映画から生まれたとは知らなんだ。sous le ciel de Paris.
パリ留学を逃して南仏にいる身としては上京するドニーズのわくわく感がよくわかる!憧れのパリ、それだけで生きてい>>続きを読む
ロメールの中ですごい好き、芸術点が特に高い.いつもの淡々とした日常よりも叙情的で、デルフィーヌのひとりへの苛立ちや寂しさ、虚しさを、忙しない彼女の動きを次々追っていく故に、最後の焦らすようにゆっくりな>>続きを読む
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リヨンが観たくて鑑賞。
自然主義による悲劇に映画的なストーリー性が加わって逆にコミカルに感じる部分もあるが、一貫して悲劇。
テレーズの病弱夫は「テレーズテスケルウ」や「チャレタイ夫人の恋人」のダメ夫の>>続きを読む
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70年代を存分に感じるために鑑賞。わたしからしたら非日常となる医者の世界は、医者の卵である彼らにとっても未だ非日常なのだが、それを生涯日常としていかなければならないという決まった未来との葛藤。
堕胎ま>>続きを読む