次男坊さんの映画レビュー・感想・評価

次男坊

次男坊

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プレイタイム(1967年製作の映画)

4.0

興行的には大失敗でも、この時代に観ても前衛的で映像としての喜びが散りばめられた作品。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

二回目。あっちの世界と人生を照らし合わせてみると解釈できた。未来が明るく見えた。

怪物(2023年製作の映画)

4.4

案外大人の方が偏った思想を持っていて、単純なものの見方しか出来ないのかと思った。

子供の時に見る世界、感情はもっと複雑で説明のつきづらいものなのかもしれない。
同性愛をテーマにした映画という事でもな
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

震災を扱った壮大なテーマの作品だった。社会問題を扱うが故の説教臭さを感じるか感じないかギリギリのラインだったが耐えてた模様。相変わらず展開の運びはスムーズで退屈なシーンは少なかった。表面的な部分を見る>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.6

ホラー映画として建築が機能しており、おばけや人が怖いというより、緊張感や不安を誘うような空間の使い方と視点によってもたらされた恐怖だった。顔芸でオチをつけるシーンが多々あり特にラストはギャグみたいで笑>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

ミニチュア模型の中を人形たちが駆け回っているような構図のシーンがメインで、子供の頃に見た人形劇がデフォルメされ、アカデミー賞作品のクオリティとして相応しいものになっていた。がゆえの見る人によっての眠く>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

若者たちってタイトルはモブな感じを表してるんだなと思った。そしてそのモブな感じが効いてるがゆえ、いい味がでてた模様。花束よりはこじらせていない恋愛映画、というよりは熱い友情の映画。

オールド(2021年製作の映画)

4.0

コンセプトを忠実に再現し、観てる自分の感覚までもがおかしくなる奇妙な映画。種明かしも決して投げやりではない感じが好感触。奇抜なコンセプトに負けない内容の映画は久しぶりに見た気がする。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

別れたり、離れたり、いなくなったりすると当時の思い出がふと鮮明に浮かんできたりする。
だから、別れる事でいい曲が書けたりだとか、いい作品が作れたりとか味わい方が変わるのも恋愛なのかなと思った。

たま
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さがす(2022年製作の映画)

4.1

頭の中でバラバラの時系列の場面が明確につながる作品で見ていて気持ちが良いほどだった。全体を通して感情が忙しく振り回されるものだったが、圧巻のラストで少し余韻が残る感じも満足。重いという言葉では片付けら>>続きを読む

バブル(2022年製作の映画)

2.9

パルクールのアニメということで期待していたがなんか違う感が拭いきれないまま終わった。話が進むにつれてどんどん興味が無くなっていく勿体無い作品。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

(ネタバレなし)
先日のアカデミー作品賞受賞により踏ん切りがついて鑑賞できた。

家族の中でたった1人の健聴者である主人公と家族の音楽の物語。

音楽をテーマにした映画ではあるが決してミュージカル調な
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4

やっとこさの鑑賞。

これまで見た映画と比較できないので困った。

おじいちゃんに半生を語ってもらっているかのような感覚になる映画で、主人公のシンプルでまっすぐな生き方が物語の軽快さを作っていて笑える
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

一月前に劇場で視聴。

田舎出の主人公がロンドンのソーホーに上京し、その土地に根付く人や物、建築を媒体に60年代のソーホーを追体験していく作品。

CGを使った過激な描写が多々あり、60年代の記憶が一
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目撃者(2017年製作の映画)

2.5

これぞ、ツッコミどころ満載韓流サスペンス。
主人公、警察、家族それぞれの行動に納得いかないシーンが多すぎる。手に汗握る展開ではあったが、びっくりシーンが俯瞰で撮られていた印象があって怖さ半減。そして終
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.1

2回の鑑賞終えて記録。

酷評されているところもよく見るが、何に注目して見るかで評価は大きく変わると思うので、私は少し高めの評価になった。音、映像の演出がなんといっても良い。演出に少し寄った映画だと感
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.1

主人公だけが若返っていくという奇抜で不思議な設定。
正直、鑑賞前から展開の予想が立っていて、なおかつ2時間47分というなかなかの長尺で退屈したらすぐに止めようと思っていた。
序盤少し長く感じた部分もあ
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

スリリングな場面がいつ始まるかが分からない撮り方がされてる素晴らしい映画だと感じた。最後の「ん、どうなるんだ?」と思う終わり方には少しモヤモヤが残ったが、それを上回る面白さがあった。映画終わりFuka>>続きを読む

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.0

上京して頑張ってる人に一回でも見て欲しい映画です。
オカン、オトンって呼ぶの少し憧れますね(笑)

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