Makiさんの映画レビュー・感想・評価

Maki

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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.0

本当はすごく恵まれてるんだよ、ヤスコ。過度な自己嫌悪や言い訳ばかりの日々、そろそろやめなよって思った。コントロール効かなくなっちゃうんだろうけど、結局のところ周りの親切な人たちに支えられて、甘えてるの>>続きを読む

破戒(2022年製作の映画)

3.5

原作を読まずに鑑賞。
丑松役の間宮くん、この時代の雰囲気によく合っているし声のトーンも落ち着いていて生徒に慕われる教員の感じが伝わってきた。
猪子蓮太郎役の眞島秀和さんも良い。
時代が変わって部落差別
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

1.0

ドタバタなコメディ。
私はデスメタルも化学もよくわからないしリアリティを求めてはいけないんだろうけれど、それにしても現実味に欠ける。

死亡時刻は医師が死亡を診断した際の時刻をいうのであって、医師では
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.0

「見た目が綺麗で、人間が出来てて、自分に良い思いさせてくれるような完璧な人を皆探してると思ってるんですか?そういうもんじゃないんだよ」という台詞。
完璧じゃないから可愛いと思えたり、補い合っていきたい
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恋するトマト(2005年製作の映画)

3.0

農村の嫁不足、後継者問題、結婚詐欺、フィリピンでの売春ツアー等、社会問題を描いた作品。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

ハートウォーミングな物語だけど、切ない結末。

タオの姉がギャングに凌辱される描写があるがとても痛ましく、ギャングを野放しにさせまいと思っても、目撃者もおらず黙りを貫かれると警察はどうしようもないとい
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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

2.0

こじらせすぎ。ただ、主人公の親友役の堀田真由さんが最高に可愛い。

青春の蹉跌(1974年製作の映画)

3.0

身勝手で浅はかな男よ、賢一郎。

社会的地位を守るために犯罪に手を染めるなんて、それこそ地位など大下落。情状酌量も無理だろうね。

雪山の中、屋外で賢一郎と登美子が服を脱ぐシーンがあるが、いやいや寒い
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.0

愛する兄との再会が叶わず心苦しいが、サルーの帰りを信じて25年間待ち続けた母との再会シーンでは強い絆を感じた。
さらに、サルーは育ての親にも愛情と感謝を伝え続ける青年で、衝突しがちだったヤンチャな弟(
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.0

仕事も家庭も不満だらけの中年男性が、用務員の姿をした守護霊?魔法使い?の力で17歳の身体に若返る。時代そのままでタイムスリップはしない。

過去をやり直すことは出来ないが、自分を見つめ直し、家族と向き
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

2.0

品の無い言動が多過ぎるコメディ。結婚目前の真面目青年が羽目を外してしまうという結構ありがちな物語。主演が豪華だから成り立っているのではないかと。。。

ザックエフロンの祖父役ロバートデニーロ、最愛の妻
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マフィアは夏にしか殺らない(2013年製作の映画)

3.0

舞台は1970年代のシチリア。ラブコメをベースにマフィアの実態を描いた作品。本作に登場する政治家やマフィアは実在の人物。

マフィアによる殺人事件が日常茶飯事化する街パレルモ。住民は皆見て見ぬ振り。
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.0

命を燃やすもの。見つけたよ!
と少女のような笑顔を見せるマリ(北川景子)のラストシーン。切ない。

パピヨン(2017年製作の映画)

4.0

リメイク版も役者の演技はとても良いのだが、1973年版の方がどうしても勝る。。。
海に飛び込むラストシーンは、リメイク版も鳥肌(スタントマンだとしても良い。パピヨンはパピヨンとして見よう)!普通なら自
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

2.0

闘病生活を送る美少女サクラと、塞ぎ込みがちな真面目少年ハルキの高校生日記。
サクラ(演: 美波ちゃん)は自分が可愛いのと余命僅かなのをいいことに、健全な少年ハルキの心を遊園地のコーヒーカップ並みに振り
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.5

移民問題や少子高齢化問題、その他労働問題などを掲げて、セミドキュメンタリーな映像を多く取り入れた作品。

絶対悪なはずのヒトラーの存在。現代とのギャップに初めは笑えるのだが、いやちょっと待て。ヒトラー
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セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

3.0

空気感や雰囲気が柔らかくて好き。多くは語らないけれど、人と人との関わり合いを描いている感じ。まさか盗撮でもするのかと思わせるタイトルながらも、全くそんなことはなく、健全なヒューマンドラマ。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.5

ロバートデニーロは主人公ではないのだが、ダントツの存在感。ジョーペシも個性的なキャラが抜群な分、最期が哀しい。
腐敗した遺体を掘り起こすときに軽快なBGM流すあたりとか、あらゆるシーンでジョークが効い
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

天才数学少女・メアリー(マッケンナグレイス)と その叔父・フランク(クリスエヴァンス)の絆を描いた愛情溢れる物語。2回観た。

メアリーもフランクも互いに愛していて一緒に暮らしたいのに、天才少女ゆえに
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.0

夢と現実、2つの世界。夢の中のベティは現実のダイアンであるが、現実の世界にも夢の余韻を感じさせるあたり、柔軟な頭がないと理解困難な作品といえる。様々なシーンに伏線が張られているので、冒頭から油断できな>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0

好青年な諸星氏(綾野剛)が、村井先輩(ピエール瀧)の助言により裏社会へ足を踏み入れ、ダークな姿に変貌していく様が勢いよく描かれている。それでも諸星氏はある意味でずっと純粋だった。哀しいラストを迎える。>>続きを読む

リクルート(2003年製作の映画)

2.5

CIAの非情なルールに揺さぶられる青年の運命を描いたサスペンス。CIA絡みの社会派サスペンスは好きだが、今ひとつ胸に刺さるものがなく残念。

娼年(2018年製作の映画)

1.5

全体的に映像が綺麗で、所々コミカルな要素を入れてくるので、意外と気を張らずに観られる作品。
ただ、クライマックスといえるシーンで幻想的な演出があり、私には漫画チックに見えてしまった。

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.0

マイルスデイビスのJAZZミュージックが、作品により深みを与えている。
不倫する御夫人役が多いジャンヌ・モロー。
本作では愛人に夫を殺させて逃避行を企てるが失敗に終わる。
身勝手な者達の完全犯罪など、
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.0

いわゆる尽くす女とヒモ男の構図だけど、単純に「ダメ恋愛」と捉えることはできない。きちんとしていなくても良かったのに、頑張り方を間違えて歯車が狂い始める関係もあると思う。
ツチダとせいいちが出会ったとき
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伊豆の踊子(1963年製作の映画)

3.0

吉永小百合バージョン。川端康成の原作を読んだ後、映画も観てみた。

原作の語り手である「私」は、学生服を着た画像右の青年。
原作で描かれている旅に出た理由と、映画の人物像が上手く合致しないことにモヤモ
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完璧なパートナー(2011年製作の映画)

2.5

ラブコメ系の年齢差カップル物語。キム・ヨンホとキム・サノが親子で熱く会話するところが好き。こういう男同士の関係って良いな。ユン・チェイのスタイルがめちゃくちゃ綺麗で見入った。

社会的立場とか年齢差と
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.5

SF&恋愛モノ。レイチェル・マクアダムスが可愛い。
初めは「タイムトラベル系か。。。」と思ったが、日常の1つひとつを大切にするというか、細やかなことに幸せを感じたり、そういったことに感謝する気持ちって
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