ななめまえさんの映画レビュー・感想・評価

ななめまえ

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映画(234)
ドラマ(2)

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

5.0

あぁ…もう性癖に刺さる作品に出会ってしまいました…。
あらすじを読んで「ベッド下に潜り込んで〜」の辺りであっこれは絶対好きに違いないと思ったのですが、
江戸川乱歩のような倒錯的な世界観にくわえて、文学
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.1

う〜ん、良かったです。
終始不気味な雰囲気で展開が読めずにグイグイ惹きこまれました。
そしてシンメトリーな構図や主観の映像も美しくて印象的。フィルムの差し込み方も絶妙。
黒沢監督の味である無機質な部屋
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

少し前に観た作品ですが、ふと思い出したのでレビューを書きます。
バリバリのエリートシステムエンジニアなトム・ハンクスが飛行機事故により無人島に漂着してしまい、サバイバル生活を送る物語です。
当然のこと
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.9

二十年以上前の作品なのに、今観ても古さを感じさせない、敢えてのレトロさなのでは?と演出にみえる洗練された感性と、突出したセンスに驚きます。
冒頭朗読される『青ひげ』。
温度を感じない無機質な部屋たち。
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.1

狂おしいまでの、禍々しいまでの、人間の『生』を感じられる作品です。
こんなにスクリーンから熱量が感じられる作品はそうそう無いと思えるくらい圧倒されました。
不器用に苦しみもがきながら懸命に生きている人
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.5

年金生活元CIA VS 現役CIAなアクションです。
元CIAなだけあって只者ではありません。冒頭から命を狙われますがキレキレなガンアクションの応酬が楽しめます。
しかしあらすじで想像したほど本編での
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.8

キム・ユンソクさん出演のサスペンスということで期待大で鑑賞しました。
終始謎めいた雰囲気が漂っており、不気味さが堪らない!
ラストも『殺人の追憶』を感じさせる俯瞰ショットで良かったです。
ただ全体とし
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

カナダの女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を描いた作品です。
家を出たかったモードさんは、後の夫となるエベレットさんの家政婦募集の広告を観て家に押しかけて暮し始めるところから話が始まります。ところ
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

4.1

余命いくばくない男と娼婦の逃避行の物語。

カメラワークや色彩が好みで、各所写真にして映像を切り取りたいアートのように美しい作品でした。
景色の綺麗さや、エルファニングの屈託ない笑顔が眩しく、作品全体
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.6

公開当初から気になっていた作品です。
いやぁとても良かった!
素晴らしい良作でした。
東大卒という輝かしい学歴を持ちながらニートをしていた主人公が久しぶりに再会した同級生の女の子のススメもあり銭湯でア
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

アクションシーンがカッコ良いですし、スタイリッシュさもあって魅力が随所に散りばめられていたにも関わらず、
なんだか惜しい…という印象に留まりました。
勿体ない。きっともっと面白くなったはずなのに。
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.9

梨泰院クラスのイソちゃんことキム・ダミさんが出演されている作品ということで鑑賞しました。
冒頭緊迫したシーンから始まり、ほのぼのターンからの……、という一作でなかなかにてんこ盛りな映画でした。
韓国映
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.9

本日二作目の劇場鑑賞。どちらもLGBTものです。
こちらの作品は原作が大好きで、この手の漫画の中では一番好きな…自分の中で殿堂入りの名作で、サンクチュアリのような存在です。なので実写は観ないつもりでし
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

正直なところ序盤がいまいちで、残念かな…と思っていたのですが、あるシーンを皮切りに、今まで描かれていた日常たちが突然意味を持ち始めて胸の奥から迫ってきました。
1を描くために10〜8をウロウロしている
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.6

コンデションが悪かったせいか序盤は退屈に感じて眠くなりましたが、後半にかけての盛り上がりとともに眠気が覚めました。
こういう構成は好きなんですよね。
タイムトラベルあるあるな熱いシーンも散りばめられて
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.9

原作のファンです。映画を観たのはもう何年も前になるのですが、未だにユリちゃん役の永作博美の屈託ない笑顔が脳裏に焼き付いて離れません。
私自身がまるで主人公の磯貝みるめ君になったように、ユリちゃんに心を
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ドッグマン(2018年製作の映画)

4.5

この作品は決して手離しで面白い、と手を叩いて賞賛できるようなエンタメ作品などではありません。
けれどどうしようもなく惹かれてしまう、人間の根幹をありありと描いた素晴らしい作品です。
裏寂れた田舎社会の
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預言者(2009年製作の映画)

4.6

刑務所映画が大好き!という前提を含めまして、
この作品は数年前に鑑賞したのですが妙に印象に残っています。
全体的に好みの雰囲気だったんですが、特にラストが最高に痺れるので絶対に最後まで観て欲しいです。
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或る終焉(2015年製作の映画)

3.7

今まで鑑賞してきた終焉ものの中でもかなりインパクトが強く残っている作品です。
身終えた後に、タイトルを反芻して人間の生き死にについて考えさせられました。

スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

3.3

北欧ミステリーの陰惨な雰囲気は大好きなのですが、なんだか全体的に活かしきれていないというか、惜しい感じの作品でした。

暁に祈れ(2017年製作の映画)

4.7

少し前に鑑賞したのですが、この作品とても好きでした。映像と生臭い空気感が堪らない。
タイの監獄は不衛生なうえに無秩序で獣の巣みたいな場所ですね…。収監されている人達も主人公含めて理性が欠損していて血の
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

最初ノリやネタが合わず…どうしようこれが二時間続いたら耐えられる気がしない…と、暗澹たる気持ちで鑑賞していたのですが、
メイン会場についた辺りから面白さが加速していきました。
映像が鮮烈で美しい。小気
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8

わーすごーい!面白い過ぎました。
想像をはるかに超えてくる監督!!
スタンディングオベーションです。
初っ端から何が起こっているのか訳が分からない混沌に放り込まれて、目まぐるしく状況が変わっていきます
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0

この作品は私にとって非常に思い入れ深い一作です。
と言いますのも、それまで映画をあまり観たことがなかったのですが、
これを観たことにより、あまりの衝撃で映画の沼にズブズブと嵌るきっかけになった作品だか
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劇場(2020年製作の映画)

4.2

原作読了済みです。
又吉さんの作品は人間の機微がリアルで目を覆いたくなるほど繊細ですが、映画でもきちんとそれが再現されていて丁寧に抉られました。
確かな幸せと長くは続かない諦観をこれでもかとリアルに見
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.7

キャリーマリガンが美しすぎる。
猫が可愛い。
歌が良い。
大きな起伏のある物語ではないが、コーエン兄弟作品の空気感が好きです。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.7

前評判をみて戦々恐々初日に劇場に足を運びました。
観た後に凄まじい多幸感と充足感に包まれて酩酊状態だったのを覚えています。
グロいシーンもあるしシチュエーションとしてはトラウマ級なのに、あまりに作品の
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蟹工船(2009年製作の映画)

2.7

原作を読んだ事があります。
あえてなのかチープな作りで、これまたあえてなのかコントのようでした。

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.6

始まりからインパクト大です。
何度もアランとは縁を切った方が良いと思いましたが、まさかの特技があったり、思わぬ魅力に溢れたまさにアラン回でした。
クズだし絶対に関わらない方が良いと分かってるのになぜか
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.8

もうお酒止めなさい!と総ツッコミが聞こえる続編です。
目まぐるしい情報量とテンポ感は相変わらず。お決まりパターンも心地良く、エンドロールが一番笑えます。
川で歌うシーンはガキの使い「笑ってはいけない〜
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.6

不誠実不謹慎極まりない彼らのハメを外しちゃったコメディ。次々と色んな事が起こるので情報が追いつかないし突っ込みも追いつかない。目が覚めて虎がいるのには爆笑しました。記憶がないって怖い…!
テンポ良く最
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

2.8

過去編は素敵でした。
しかしあまりにもツッコミどころが多すぎて…。
原作もこんな感じなのか疑問です。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.7

荒んだ空気感と二階堂ふみさん、吉沢亮さんの演技が素敵で好みの映画でした。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

シャイニングのオマージュがてんこ盛りで心が躍ったのですが、
ただ正直なところあまりに前作とテイストが違い過ぎて困惑しました。(原作未読)
…超能力バトル??
単独としてみたらこれはこれで面白かったです
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

5.0

恋愛映画でベストに入る大好きな作品です。
儚いからこそ美しい、人生の煌めきと残酷さの中に、濁りのない清澄な二人の愛を感じます。

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