まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 65ページ目

まこと

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80デイズ(2004年製作の映画)

3.2

2時間足らずでできてしまう世界一周弾丸旅行笑

別にジャッキーである必要は全然ないと思うけど世界を股にかけて暴れ回るという意味で白羽の矢が立ったキャスティングだったんでしょうね

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.8

"人と人がいるだけで映画は撮れる"

そうとでも言いたげな本作は映画監督として境地に達して久しいイーストウッド監督が、また新しい一歩を踏み出したかのような尊い一本

恐ろしいまでに落ち着き払った大人な
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

世界的有名ブランドのグッチの誕生秘話

その背景にはすごいギラギラした利権争いや人間関係があったんですね、犠牲者がいたことにはただただビックリです

アダム・ドライバーは役者としてすごくキリッとしてき
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ホステージ(2005年製作の映画)

3.4

大抵の事件や犯罪の登場人物って警察と犯人の二者だけど、誘拐は人質という第三者の存在がキーとなってくる

文字通りキーパーソンとなるこの人質がどれだけ捜査に協力できるかが事件解決の近道となる

3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)

3.3

たったひとつの恋でこれだけ成長できたのならこの男は本当に貴重な経験を積めたと思う

中条あやみはアイドル化されたヒロイン役としては本作が一番良かったのではないかな

くれなずめ(2021年製作の映画)

4.5

普段からよく思っていて、よく言ってること

"男はバカだ"

それを見事に感動的に仕上げた会心の作品だと思う

自分と自分が気を許した者だけに通じ合うノリと掛け合いがいつまでもできることはなんて幸せな
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005年製作の映画)

3.4

史上最強の冒険王ってジャケットに書いてあるけど、確かにサハラ砂漠は地球上でも最高級に冒険のしがいがある限られた場所なのかもしれない

若い時分のマシュー・マコノヒーはギラついてますよね、今でも名残はあ
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.2

やればできる!!的な映画でしたね笑

ゲームはプレイしてないけどその存在はもちろん知ってるし、本作がなかなかの話題作なのも知ってました

ポール・W・S・アンダーソン監督 × ミラ・ジョヴォヴィッチな
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軽蔑(2011年製作の映画)

3.1

昭和なかけおち映画

若さゆえの向こう見ずで盲目的な行動が招く危機やトラブル

鈴木杏の体当たり演技にも注目です

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.8

些細な事がきっかけで瓦解していく様々な家族、注視していなければ事の発端がどこか気付けないほどに本当に些細な事から下降線が描かれ始める

そんな脆くて壊れやすい結び付きなのにいつの時代も人はそれを求め続
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暗殺者(1995年製作の映画)

3.2

"最初に手を出すよりも、最後まで生き残れ"

「マトリックス」シリーズの生みの親、ウォシャウスキー兄弟が脚本を担当

主演じゃないジュリアン・ムーアもなかなか珍しかったです

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.4

一体なんなんですかこのギトギト男は笑

そりゃこれくらいド派手に生きられたらさぞかし楽しいんでしょうけど、こういう風に生きられる人は限られてますよね

一切のストレスや心的負担を感じずに自分のありのま
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ライアー・ハウス(2012年製作の映画)

3.5

ヴァル・キルマー × レイ・リオッタですからね、そりゃ一筋縄ではいかない展開が待ってるに決まってるんです

というスタンスで見ていると、それ以外の所でストーリーが進行していくものだから肩透かし感ハンパ
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キス&キル(2010年製作の映画)

3.4

アシュトン・カッチャーとキャサリン・ハイグルは一昔前のラブコメにおける王様と女王様でしたよね

二人が出てるだけで映画の雰囲気やテイストがパッと明るくなる、それも演者として一つの才能だと思います

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

歴史を知っていたらより理解が深まるとは事前に聞いてたけど確かにその通りだった!!

過去二作と比べてアクションはやや小ぶりでしたが、いわゆる前日譚の0を描いた作品としてはかなり仕上がりが良くて楽しめま
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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

3.4

ヒトラーやケネディといった世界史重要人物度がSランクの人間は当人に巻き起こった最大の出来事はもちろんのこと、その他の詳細な一部分を切り取ったところまで一本の映画にされる

そして彼らに巻き起こった歴史
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おもてなし(2017年製作の映画)

3.3

おもてなし精神とは利他主義の極致まで徹さねばならないと思う

その精神からくる懇切丁寧な接客やサービスは見ているだけでも気持ちいいものがありました

アンディ・ガルシア 沈黙の行方(2001年製作の映画)

3.5

辛いけど美しくもあるこの交流が、果たして現実世界で起こりうるかは疑問だけど映画の中の話としてはまずまず良かった

これまで血の気の多い役柄が多かったアンディ・ガルシアの演技派な部分が垣間見れて満足でし
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ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.5

血のつながった家族同士といえど意見が真っ二つに分かれてぶつかり合うテーマですよねこれは

果たしてこれで本当に良かったのかなというモヤモヤは最後の最後まで付き纏うけど、その先の最後の最後の最後は当人の
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さよならドビュッシー(2013年製作の映画)

3.2

今ではすっかりワイドナショーでお馴染みの清塚信也さんが映画に出てたとは!!しかも主演級!!

ピアニスト役をしっかり熱演しているのは見ていて一安心、きっとピアニスト役くらいしか演技が出来なかっただろう
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おもいで写眞(2021年製作の映画)

4.0

写真は自分で自分を客観的に視認できる代表的かつ一般的で身近なツール

他人の写真を撮っていくことで自分の中に残った悔いと少しずつ向き合っていく姿とプロセスも良かった

「遺影」から「おもいで写眞」と名
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

他人が抱く自分に対するイメージや印象

その他人目線の虚像を纏って生きていくのはどうしても息苦しさを感じてしまう

等身大の自分のままで生きていく心地良さと素晴らしさ

自分らしく生きていく姿はいつだ
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女たち(2021年製作の映画)

3.4

画面越しに叩きつけられているような女たちの生き様

静謐な作風なのに残酷な物語と感じるのは、作品の根底に広がっている禍々しさが漏れ出ているから

苦しくてもそれでも人生

地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

3.4

自分の親の若い時代

それは後々に子である自分へと必ずつながっていく道筋

決して交わることのない二つのタイミングが交わったら知られざる事実を知ることができる

地下鉄の車窓に映る堤真一の横顔に品があ
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大いなる遺産(2012年製作の映画)

3.0

名作古典としてはヒロイン負けしてる感じが否めなかった

男と女の物語の種類はいつの時代も数多くあります

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

3.4

クレイジー・パーティーからグレート・パーティーへ

流石パーティー大国のアメリカ、狂喜乱舞な会合はまさに常軌を逸してました笑

おバカなNG集が現場の雰囲気の良さを表してました

Presents 合い鍵(2006年製作の映画)

3.2

大人の別れ方って感じがした

今でも抜群の透明感を備える広末涼子の14年前の透明感たるや凄まじいものがありました、玉山鉄二の気持ちは理解しがたい笑

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.6

テロリストや未曾有の危機にはとりあえずドウェイン・ジョンソンかジェラルド・バトラーを派遣していればなんとかなるというのが近年の映画界の流れ笑

リストバンドやQRコードといった人間選抜するうえでのシス
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クライム・ゲーム(2021年製作の映画)

3.2

80年代を意識したオープニングから始まるクライムムービーは本題にいきなり突入する威勢の良さっぷり

人物関係が入り乱れて入り乱れて入り乱れ過ぎて、所々に絡まっている印象を受けるほどの乱れ様

それが群
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

3.8

ロバート・デ・ニーロの初監督作品

彼の半自伝的ストーリーとなっている本作は大人の社会とその裏側との間で儚くも逞しく成長していく青年の物語

このようなギリギリのところで揉まれに揉まれて大人になってい
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SADA 戯作・阿部定の生涯(1998年製作の映画)

3.3

この阿部定という女性が実在してるっていうものだからびっくりしますよね

大林宣彦監督のテイストも存分に出されていてそこまでの低評価がなかなか理解し難い、それでいて間違いなくクセもある一本でした

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

星条旗のシーンがいくつも出てくるアダム・マッケイ監督がエンタメ寄りな作品を撮るとこのような着地になるんですね笑

皮肉や風刺のオンパレードな所がコミカルな演出へとつながっていくのはストーリー展開として
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

3.3

オカルトや超常現象的なものに終始振り回される一方だったけど、最後は自らに託された舵を正義の方に振り切ったキアヌ・リーヴスの勝ちだった

アル・パチーノの狡猾な古狸ぶりと、どこまでも堕ちていくシャーリー
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.3

国家危機をも招きかねない機上のスリリングなバトルから最後は凡庸な自宅バトルへと舞台がスケールダウンしてしまったのは否めない

それでもレイチェル・マクアダムスとキリアン・マーフィーの豪華共演作というこ
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