mariiさんの映画レビュー・感想・評価

marii

marii

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

ラストシーンに想いが溢れる。豊かな環境を手に入れた主人公は、本当にこれで、良かったのだろうか。幼少期と今を編集で入れ込む演出が凄かった。幼い経験をバックボーンに演じる役者が愛おしかった。この選択は良か>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

3.5

原田美枝子さんの演技は、自分の親御さんを演じたのではないだろうかと、ドキュメンタリーを思い出した。時に少女のようで。親御さんが寂しいと子供も寂しいもの。職場の環境、新たな家族…

Winny(2023年製作の映画)

4.0

才能を潰してはならない。利用してはならない。誰かのせいにしないで。時代と天才が交わる事ができますように。日本のニュースから、世の中を感じ取り、頑張る人を辛い気持ちにさせてはならない。守る世界にしなくて>>続きを読む

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.9

エモい声の、アニメ。音楽も、恋心を表現。才能があっても、自信がない。そんな人を助けてくれるのは、恋人。

弟は僕のヒーロー(2019年製作の映画)

4.2

主人公の幼少期が可愛すぎて、前半のピュアな愛情にのめり込んでしまう。思春期の、家族が恥ずかしい気持ち、格好つけたい気持ち、自分だけ特別だと思いたい気持ち、周りが素晴らしいと自分がちっぽけに思うね。涙が>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

4.4

ナナちゃん、ありがとう。天才かよ。凄く、沁みた。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.9

良かった。中盤から見せてきた。女って、パワーあるよね。オカモトレイジさん気になって、子役時代の動画観て、また驚き。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

大人の絵本のよう。ジブリは無心で観て感覚を研ぎ澄ます。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

音楽かっこいい。日本映画へのリスペクトも。優しさを見たその瞬間から、この映画を好きになる。この映画を映画館で観て良かった。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

生きにくい人生の中で、私だけの味方と出逢う幸せ。

ある男(2022年製作の映画)

3.8

目の前の人の今を、どう愛せるか。嘘の付き方と人間性と血と…。

市子(2023年製作の映画)

4.1

歌の意味。無意識が、恐ろしい。結末を知らないで観たことで、より入り込めた。

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.0

猟奇的な彼女を観た時の優しい感覚が蘇ってきたような気持ち。今、すぐ会えなくても、忘れてしまっていても、いつか、必ず、信じていれば出会うことができるのではないのでしょうか。現実の中に急にフィクションが起>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

中盤から意味が理解できた。生きる術、欲望の深さ。favorite。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

お節介という優しさ。遠くの家族よりも近くのお友達か。一人で抱え込まずに新たな幸せに出会う勇気も必要だな。笑い飛ばす明るいエネルギーを持って生きていたい。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

バリーコーガンという個性。生まれ持っているような奇妙な存在感。瞳の色。寂しそうな眼差し。彼が膨れ上がる前の種のような映画だった。子供なのに、見透かされてしまうよう。翻弄されてしまう、実行できるエネルギ>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.5

演技力が凄まじい。映像も綺麗。最後までどう描くのか。役者魂。満たされない状態を人はどう処理するのか。演出の力。

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.4

時代背景の描き方がかっこ良くて、オープニングから惹き付けられた。実話は、染み入ってくる。マッドデイモン役に合わせて太ったのだな。NIKEの靴履いて走ろう。

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.3

やさしい作品で、観ることができて良かった。ラストはしみじみ泣いてしまう。演技ではない本当の気持ちが溢れていてドキュメンタリーは凄い力があった。

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.9

映像が綺麗。私の頭の中の消ゴムを思い出した。前半と後半のギャップ。友人、姉、父の存在が大事な気がした。純文学好きな友人が日記を読む視点。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

ゆるやかに、自分のためだけに日常を過ごしていたが、好きな人のために、本気になるロマンチックなストーリー。雨の日の連絡先。ジャケットを貸してくれる、監督。日常に対して、幸せを感じることができる映画だった>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

4.2

かっこいい。いつか迎える日のことを、遊園地で例えていて、遊園地好きな私としては、喜びと恐怖が同時に進行していて素晴らしいと思った。語るメッセージも、説得力がある。俳優じゃない人でも、構成によって、名優>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

3.9

不倫に指輪。本心。嫉妬。裏切り。昔は楽しかったツアー。グランピング。何度も山梨。友人に電話変わって。他人にも変わって。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.7

歌の迫力。色んな感情の歌。人前に立つリーダーシップ。過去。

#マンホール(2023年製作の映画)

3.8

熊切監督の恐い危うい雰囲気。子供にも狂気か。ラストが見せ所だと思った。

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.7

編集が豊か。演劇という、あやふやなかっこいい世界。不安定でお金にするには難しい現実の中で、恋を楽しみたいし、自立もしていかなきゃいけないしの、夢を追う20代のリアルと格闘。エンディングが良き。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

見入ってしまうのは、働き詰めを理解できるからかな。役者の絶望演技が癖になる。夢を見たいね。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

冒頭の作りが素晴らしかった。映画のガリレオは、切ない。人間ドラマを描いているから真実を知りたくなる。人間、誰かにすがり過ぎてはいけない。

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.4

なんだか、切なくて、マイブロークンマリコのようだった。亡き友達を求める旅のよう。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

日本でも起きている実態を。告白する勇気を。常識を。提示してくれた、暴いた記者は、凛々しい。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8

悲しみの母。救うのは、娘なのかな。双子の女の子は、ずっと観ていられる。すごく自然体。森の中、トトロのような世界観で。絵本のような映画だった。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

観ながら安らかに疲れを取るような感覚。刺激的なシーンは、傷ついているような場面。海の自然のように、映画を浴びる。傷付いた心を溶かす、流すように。生き方は自分で少しだけ変えたら、開くのかもしれない。

渇水(2023年製作の映画)

3.6

群馬県前橋市。水問題。水の仕事と水商売。水に憧れる子供。話をしようとヒマワリ畑。回覧板。アイスを渡すタイミング。怒り越しの妊娠検査薬。ホース。洋服。髪カット。オリオン座通り。カラーが淡くて観やすかった>>続きを読む

風の又三郎(1940年製作の映画)

3.9

銀河鉄道の父、風の又三郎の原作を読んでから鑑賞。ワクワクするような、子供が主人公のストーリーは、偉大。解釈の仕方でファンタジーにも、ノスタルジーにもなる。大人が優しさと奇妙さのあるセリフ回し。言い方が>>続きを読む

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.8

女性に危機感を。友人と合言葉を決めておこう!寂しさに負けるな。戦おう、女性達!そんな気持ちにさせてくれる作品。この女優好きー。ザリガニの時も力強さを感じた。

>|