ハネケはピカソだ。眼を見開け、場面を掴みとれ、と観る者に挑戦状を叩きつけてくる。
静かに時間が流れるテロ映画。クリント・イーストウッドらしさが良く出てる。
陰鬱なのにスタイリッシュ。深い。あまりに深い。ドゥニ・ヴィルヌーブの技に脱帽。
絶え間なく続く緊張感、不安を駆り立てる音楽、IMAXの音響効果となかなか楽しめる。
沈没組の日本人をリアルに描いているけど正直この映画のどこがいいのかわからない。
若者はインクの染みに何を見たのか。この年齢でこのセンス。監督の感性に脱帽。
かったるそうなベネチオデルトロの演技がエスコバルとは違った味付けでそこそこイケてる。
映画の中で専門用語を解説してくれるがテンポが早く業界で働いていない人にとってはわかりづらい場面もあったのでは?
選挙プロデューサーの映画ではあるけど当時のボリビアの 様子をうまく描いており、面白い。
スピルバーグらしい映画。会った事もない学生にこだわる背景は不要ということなのか。