だまさんの映画レビュー・感想・評価

だま

だま

ゾンビ津波(2019年製作の映画)

-

思いの外まっとうに作られてて逆に拍子抜け。こんな設定なのに友情、愛情、親子愛と人間ドラマが満載。でもチープ感漂う笑いどころも満載でやっぱり楽しい。主人公と女医さんのコンビ格好良い。ゾンビと素手で肉弾戦>>続きを読む

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

-

諸々盛り込みすぎてせっかくの題材が薄まってしまった感はある。でも主人公2人の魅力と迫力のアクション&サイキック描写で押し切ってしまえるのがやっぱり凄い。守り守られるだけの関係が徐々に変化していくのが切>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

-

育った環境も価値観も違う人々。その違いに戸惑いながらも相手を否定しない。相手の境遇を羨ましいと感じながらも自分を否定しない。彼女らの日常には息が詰まるような窮屈さも感じるけれど。爽やかな気持ちになれる>>続きを読む

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

-

展開にも演出にも気になる点がいくつかあれど。さっきまで隣で笑っていた友人が目の前で無残に殺されていく。平和な毎日を当たり前と思っていた若者たちが理不尽に戦場に放り込まれる。その恐怖や葛藤がきちんと伝わ>>続きを読む

野球少女(2019年製作の映画)

-

男性にとっても狭き門であるプロ野球選手への道。無謀にしか見えないスインの挑戦。誰に否定されても何を言われても。諦めることなく自分を信じ続ける。彼女の強い想いが周囲を動かしていく。自分の可能性を狭めてい>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

-

とても可愛い清原果耶ともっと可愛い子犬のような成田凌。2人の噛み合ってないけどテンポ良く繋がっていくやり取りがとっても面白くて微笑ましくて。ずっと見守っていたくなる魅力が詰まってた。たくさん笑ってちょ>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

-

喧嘩ばかりの夫婦。心痛める子どもたち。型破りな祖母。淡々と描かれる家族の日常。その光景に何故だか胸が締め付けられる。何気ないやり取りに涙が溢れてくる。誰が悪いわけでもない。幸せを求めてもがいているだけ>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

-

確かに彼の行動は見方によっては気持ち悪くもある。でも彼女の存在だけが支えだったという彼の人生。彼女と過ごした一日が宝物だという彼の現在。なんだか凄く切なくて泣いた。彼の思いに触れて自分自身を見つめ直し>>続きを読む

夏時間(2019年製作の映画)

-

ある家族のひと夏を切り取った切なくて優しい秀作。多感な年頃の姉とお調子者の弟。子どもだからこそ感じているあれこれ。時に反発しながらも寄り添う姉弟の姿が胸を打つ。対する父と叔母の兄妹。大人ゆえの苦さを抱>>続きを読む

出櫃 中国 LGBTの叫び(2019年製作の映画)

-

54分の短い作品なのに胸を抉られる言葉の数々。せめて肉親だけでも受け入れて欲しい。肉親だからこそ認められない。子は親を慕い。親は子の幸せを願っている。なのに交わらない想い。この親子を追い詰めているのは>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

-

それぞれの土地や季節で様々な表情を見せる自然の広大さに圧倒された。大自然に身を委ねるかのようなノマドの人々。その厳しい暮らし。厳しさゆえに生まれる連帯。物質的な豊かさを放棄することで得られる自由。だが>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

-

一瞬たりとも途切れない面白さ。様々な思惑がぶつかり合い絡まり合い。次々と入れ替わるパワーバランスにどんどん引き込まれていく。決して主人公が正義な訳でもなく。視点が変われば何が正しいのかも変わっていく。>>続きを読む

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

-

周囲から無理だと笑われ封印されたアレックスの夢。自分を偽ることをやめるために再び夢と向き合う彼。男らしさ。女らしさ。自分らしさ。形にとらわれ時に大切なものを見失いながらも懸命に夢に向かって進む姿に胸が>>続きを読む

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

-

ボクシング映画でこんなに切ない気持ちになったのは始めてかも。どんなに努力しても報われるとは限らない。それが分かっていても逃れられない渇望。痛みに耐えながら夢を追い続ける男たちの三者三様の生き様が胸を打>>続きを読む

きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

-

あまりに強烈でしばし呆然。だらだらと続く一本調子のやり取り。滑稽にも見えるそのやり取りに徐々に増していく違和感。気が付くと得体の知れない不安にじわじわと侵食されている。狂った世界を認識できない恐怖。終>>続きを読む

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

-

国家のプロジェクトに携わる優秀な科学者たち。そんな彼女らも家庭か仕事か、出産かキャリアかという女性であるがための選択を迫られる。悩みを抱えながらも上司や家族の支えを受けて生き生きと働き、人生を諦めない>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

-

アクションが楽しくてめっちゃテンション上がった。佐藤健と真剣佑の現実離れした美しさにずっと見惚れてた。物語が至ってシンプルなので楽しむことに集中できるのも良い。終盤の展開は定番だけど胸熱だし。あの人物>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

-

すっごく楽しかった。周りが静かだったんで我慢したけども。思いきり声出して笑いたかった。徐々に重なり合っていく人の繋がり。全員なんだか愛しくって。何気ないやり取りが心地良い。ラストシーンがこれまた素敵で>>続きを読む

椿の庭(2020年製作の映画)

-

穏やかで繊細で。切ないけれど心が温もりで満たされるのを感じた。じっくりと描かれる美しい庭。木々や花の匂い。風の心地良さ。太陽の温もり。それらを五感で感じ取ることができた。住む人の愛情が詰まった庭と家。>>続きを読む

しあわせのマスカット(2021年製作の映画)

-

作品の出来としては正直あれだなと思う部分もあり。でもオール地元ロケってことで見慣れた風景満載なのと。福本莉子さんの初々しい可愛らしさとで楽しめました。あと竹中直人さんはやっぱり凄い。作品を底上げしてた>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

-

途中からずっと大笑いしながら大泣きしてた。とっ散らかってて訳分からなくて。でもどうしてこんなに愛おしくて刺さりまくるんだろう。人生には納得いかない割り切れないことが多くある。でもみんな色んなことを呑み>>続きを読む

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

-

とても良かった。子どもたちの笑顔を見ているだけで涙が溢れた。なんて眩しくて貴いのだろう。幸せは本当に心の感じ方ひとつだなと思う。ルナナの暮らしは不便で大変そうに見える。でも日常のあれこれに喜び感謝する>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

-

めっちゃ面白かったし。とにかくお洒落で格好良かった。大人の色気を存分に堪能した。二転三転する物語も良いけれど。個々のキャラが立ってて最高。特にコーチと教え子たち大好き。マフィアよりも有能なんではなかろ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

-

アンソニー・ホプキンスの凄まじい演技にただただ圧倒された。日常の中で度々起こる不可解な出来事。何が起こっているのか理解できない不安。長年培ってきた知性や誇りが失われていく恐怖。まさしくホラーだ。そんな>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

-

14歳。少しだけ大人で。まだまだ子ども。でも色んなことを感じて考えて。確実に大人に近付いている。どこにでもいる中学2年生のどこにでもある日常。なのに深く引き込まれた。途中から涙が止まらなくて。エンドロ>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

-

苦くて切ない。暴走する青春。軽いノリで始めた刺激的なゲーム。それが他者によって取り返しのつかない事態へと転がっていく。主人公はどんな気持ちで受け入れていたのか。彼の心に深い傷を残したであろう親友の強烈>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

-

事故が起きてから一瞬も途切れぬ緊張感。格闘シーンの迫力と電車のシーンのど迫力。ラストで乗客たちが事件の影響で変化したのが分かるシーン素敵。いくら元警官でもこんな60歳いないだろうと思いながらも見惚れる>>続きを読む

天空の結婚式(2018年製作の映画)

-

同性婚と両親へのカミングアウトというテーマをイタリアらしい陽気で大らかなユーモアで包んだ優しい作品。アントニオとパオロの微笑ましいやり取りにほっこり。主人公たちが霞むぐらい個性溢れる周囲も楽しい。元が>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

-

不幸の連続で理不尽に虐げられた人々の物語ではあるのだけれど。どこかユーモラスで力強いエネルギーが満ちている。どんなに苦しくても人は生きていく。守りたいものがあるから。互いを思う気持ちが支えになる。混在>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

-

あまりのくだらなさに力抜けた。でもくだらないからこそ笑えた。永野芽郁はやっぱり可愛いし。広瀬アリスは格好良くていじらしいし。久しぶりに変態っぽいエンケンさんを見れて嬉しかったし。ヒロイン役の森崎ウィン>>続きを読む

天国にちがいない(2019年製作の映画)

-

日常と非日常が穏やかに混ざり合う不思議な世界。極上の映像体験。ずっとふわふわと夢見心地で思わずくすくすと笑みがこぼれた。時折チクリと刺さる痛みさえも心地良い。監督がこの作品に込めたであろう様々なメッセ>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

-

心に深く響くバーンの歌声。シンプルで力強いバンドのアンサンブル。それらに呼応する観客の拍手と歓声。ステージ上には人種や性別、全ての差別が存在しない。そこに込められた様々なメッセージとアメリカの抱える問>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

-

見たことを後悔するぐらいの気持ち悪さと後味の悪さ。あの男性たちは決して特殊な嗜好の持ち主ではなく。自分に都合良く操り支配できる弱い存在を求めて行き着いたのが幼い少女たちという醜悪さ。予想を遥かに超える>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

-

子ども達の心が傷付いて精神的に不安定になっていく様は演技と分かっていても見るのが辛い。その責任を母親に押し付ける周囲の様々な圧力も見ていて本当にしんどい。母親たちを追い詰めるのは周囲の無理解か。社会の>>続きを読む

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

-

変わらぬ自然。変わりゆく街。そこに暮らす大家族の日常と美しい四季。特別な事件は起こらなくても。家族には大切な日々の積み重ね。何気ない家族のやり取りが非常にリアルで。これからの家族の営みが目に浮かぶ。ゆ>>続きを読む

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

-

理不尽な大人に対して闘う術を持たない無力な高校生。でも大切な人のため絶対に負けないヒーローでありたいと全力でもがく。どこまでも真っ直ぐな2人の痛みが胸を抉る。大人の清澄の行動はあの日の後悔の表れなのか>>続きを読む