Masamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Masami

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劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏(2018年製作の映画)

3.8

とんとん拍子に深淵と進む2人。しかし進むにつれてなかなかダークなストーリーに。

キャラクターデザインがほっこりてるのに、中盤からやたらエグい。とくにミーティーのところから突然エグい。

このままでは
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劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明け(2018年製作の映画)

3.7

アマゾンプライムで評価が高かったので予備知識なしで鑑賞。

主人公たちが12歳?位なので子供向けかなと思いながらも細かな設定がしっかりしていて世界観あり。

アビスの深淵や遺跡としてのレグの存在、白笛
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.0

アメコミが原作なのでなかなか手が伸びなかったけど、アベンジャーズやジャスティスリーグを経てやっとみる気になり鑑賞。

監督がザック・スナイダーって事でもしやと思ってけど、ヒーローものでは無くこれぞダー
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先に愛した人(2018年製作の映画)

3.8

台湾映画は初かも。

ゆるい感じながらも設定はハード。中国映画に詳しいわけでは無いけど、中国には無いゆるやかさというか、したたかさというか。

親日国だからか何故かしっくりきた。ゲイ映画特有の男性の絡
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パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト(2014年製作の映画)

4.0

パコ・デ・ルシアというギタリストは初めて知ったが、晩年を迎えるミュージシャンが過去を振り返りながらのドキュメンタリー映画。

ブエナビスタソシアルクラブも好きで、あまり知らない音楽ジャンルだけど、奏で
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.3

村上春樹の短編『納屋を焼く』が原作。原作を昔読んだけど、映画は別物かな。

バイトをしながら小説家を目指すジョンスと幼馴染のヘミ、旅行先で知り合ったベンの3人が設定が絶妙にバランスが取れていて、関係性
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.9

父と子の物語。

高齢の父親と母親のやりとりがなんだかリアル。全編白黒の映画だけど、高齢者たちの皺を見せる為に白黒なのかと思うほど、爺さま達が登場。

老人との会話にやたらと間があり、なんかツボる。
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.5

この映画を観てから結婚式にはエルビス・コステロの『She』を流そうと決めてました。

公開当時のヒュー・グラントとジュリア・ロバーツの年の差が7歳。で、うちの夫婦も同じ年の差などとロマンチックなことを
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

高校卒業前日に勉強に高校生活を費やした優等生2人が、遊んでいたパーティーピーポーが自分同様に良い進路につく事を知り慌てて遊ぼうとパーティーに侵入するというストーリー。

ラストも含め抜け感や、なかなか
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

ジム・キャリーのなんともわざとらしい演技がこのストーリーとマッチして虚像の世界を描いている。

色々なツッコミどころはあるものの、アイデアは面白く、この頃あまり多くなかったリアリティショーの末路を描い
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.9

続編はキャサリン・ゼタ・ジョーンズを加えて12名のオージャズ。

今回は各キャラクターの個性は抑え目だけど、脚本が複雑になっておりちゃんと理解できないながらも二転三転しながら進む。

それはラストに向
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.7

久々の再鑑賞。

オーシャンズの個性的な面々が自分の強みを生かしながら、カジノの現金をごうだつする。

やはりジョージ・クルーニーとブラピがセクシーでカッコいい。マット・デイモンも爽やかで初々しい。
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.9

ジェイソン・ボーンの自分を探す旅3部作の完結編。続けて一気見したけど、最近記憶が曖昧な自分にとってこれは正解。

特に2作目のラストが3作目の中盤に繋がっていて、ラストへの盛り上がりへと続く。

バイ
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.6

監督を替えてボーンシリーズ2作目。

逃避行を続けてインドに落ち着いたボーンに突然刺客が現れる。

1作目同様にアクションシーンと機転の聞いた素早い闘争劇が魅力的で面白い。
今作はスパイあるあるの愛す
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ボーンシリーズの第一弾。

記憶喪失の諜報員って言う設定で、記憶は無くしているが諜報員のスキルはそのまま。この設定で既に勝っている。

素早いアクションシーンとダイナミックな逃走劇が飽きさ
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.5

なんと続編が出ていたので久しぶりの鑑賞。1988年だから30年以上前の作品。

ビバリーヒルズコップやこの作品で一気に誰でも楽しめるエンターテイメントを見せてくれてたエディ・マーフィー。当然今見ても楽
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.5

ヒロインのエミリオ・クラークが上げ下げする眉毛で感情豊か。コミカルなのに赤いリップをつけたドレス姿にはっとさせられる不思議な魅力の女優さん。

生への尊厳と愛と現実のバランスとしては良かったと思うが、
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

スティーブン・キングのような、アガサ・クリスティのようなクラシックな推理小説(少しコメディ)をそのまま映画化した様なありそうでなかった映画。

しかもキャストが何気に豪華。ちょっと間抜けなダニエル・ク
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

紳士的な伝説の犯罪者をロバート・レッドフォードが演じる。

おそらくこの映画の楽しみ方は昔のレッドフォードの出演作を重ねながらの鑑賞がよりこの作品を楽しめるのでしょうが、意外に出演作を観てない自分でも
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.0

はじまりのうたでも拗らせた娘役だったヘイリー・スタインフェルドちゃんが今回も拗らせてる。

でもなんだか憎めないのは誰でもこの時期似たような感情をもったよね。(遠い記憶)

うちは娘たちが高2と中2。
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夜が明けるまで(2017年製作の映画)

3.5

老後をシングルで過ごす男女が夜を一緒に過ごすように。隣にいて話し相手になるだけでも周りはざわつくよね。

お互いの長い過去に少ししか触れず、少しずつ縮まっていく2人の穏やかな関係か微笑ましい。若い頃の
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マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

3.5

女性の友情を非常にハートフルな展開で機微にとんだ展開で描く。

顔の怖いトニ・コレットがハマり役で自由奔放な女性を演じるが、ここにあまりハマらず。純粋な想いなんだろうけど、あまりに身勝手。でもコレがリ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.9

不思議な三角関係。チャイニーズでゲイってどれだけマイノリティなんだろ。

そんな彼女にとっての愛のかけらが見つかってよかったね。数年後が楽しみな爽やかて甘酸っぱいラスト。

最近青春ものにあたりが多い
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

思えば20年以上前にTVシリーズを担当の美容師さんに教わってみたのがエヴァを知るきっかけに。それから漫画以外は観ていて、面白いと感じながらも理解不能の部分にもやもやと。

そんな事でシンエヴァを鑑賞前
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.7

好きな監督エドガー・ライト作品。それもありながら、世代的に格闘ゲーム(カプコンを連想)やパックマンネタ、UKロック調のバンドが何気にツボ。個人的にはレディプレイヤー1よりジャパニーズカルチャーをよく表>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.2

漫画原作の殺し屋ファブルを映画版のオリジナルストーリーで映画化。

猫舌、世間知らず、無表情、ジャッカル好きなど漫画の設定を守りながら演じる岡田くんが得意のアクションを魅せる。

ちょっとストーリーに
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.6

ストリートチルドレンの様な生活を送るマイケルの清らかな魂を見出す、サンドラ母さんがイケてる。

実話をベースにした家族物語。子供には見守ってくれる親が必要だよね。たとえ血が繋がってなくてもね。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

ホラーやコメディという括りは分かりやすい怖さや、面白さを追う作品が多いのであまり見ないのだけど、この作品はまさに逆でさまざまな伏線で難解で複雑だが深みのあるストーリー。

これは癖になる不快感。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

闇金ウシジマくんの世界観。兄妹ともに障害のある生活は困窮していく。目を背けたくなる描写も多いがユーモアとのバランスもなかなか良い。

知らない俳優たちの体当たりの演技が新鮮で特に主演の2人が悲しい&愛
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ロアー(1981年製作の映画)

3.3

アフリカでライオンやトラなの猛獣と一緒に暮らす。しかも超多頭飼い。一体どうやって撮影したの?危なくないの?というハラハラだけで前半終了。

ライオンやトラってネコ科なのにベットでいう猫の部分と犬の部分
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.4

久々のPTA鑑賞。

冒頭からタイトルまでの状況説明は良かったが、そのあとだんだんと登場人物も増え、複雑な展開へ。

ワンスアポンアタイムインハリウッドの様なヒッピー時代のジャンキー達のおおらかさと、
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オルフェ(1950年製作の映画)

3.5

1950年、70年前の作品だけど人間の本質は変わってないね。意外とファッションもそう。

ジャン・コクトーってもはや歴史上の人物って感じだけど、そんな芸術家って感じの人が映画をとるって、映画が総合芸術
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みかんの丘(2013年製作の映画)

3.9

所属する場所に囚われて憎み合うことが戦争。でも近くにいて一緒に生活して同じ場所に所属すれば一体なにが違うんだろう。

違わない。こんなことで戦争がなくなればいいのにね。

イヴォ爺ナイス。

荒野にて(2017年製作の映画)

4.0

かなり孤独で悲壮な境遇の主人公チャーリー15才だが、飲んだくれの父親が女を連れ込もうとも、母親が赤ん坊の頃に自分を置いて出て行ったとしても腐らず純粋。

その純粋さから競走馬のピートを助けるために盗み
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

自宅出産のシーンがリアル。妻の不安や痛みや赤ちゃんの心音を聞くことでの期待、夫は寄り添うことしかできずオロオロするばかり。結果がわかっていながら観たので冒頭でクライマックス。

喪失から夫婦はお互いを
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

エドガー・ライト、サイモン・ペッグ、ニック・フロストの仲良し3人の初期作品。

ホットファズ、ワールドエンドと通じる見どころのありのコメディ。この頃からのブラックコメディ好みです。