まさみそさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

まさみそ

まさみそ

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

どこかQueenには平熱で観てしまうところがあるのでほどほどに感じてしまった。

もちろん原曲は最高だし再現度も高いんだけどどこか平熱…何故だろう

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

ヴェノムというキャラクターを魅力的に描いた分恐怖や異常さは薄れてる。

ただエディの倫理観だけが心配。

もう少しグロテスクさも欲しかったかなぁ
でもおもしろかったです。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

子どもがいる親に起こりうるかもしれないSNSの問題をここまでリアルに作り上げる脚本。
主人公の視点だけでなく、しっかりと裏に起こりうるかもしれない別の人間の問題が描かれていてその事実がわかるラストは戦
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.9

140分に詰め込まれた要素でジャンルがわからなくなってるけどそこが魅力。
カルチャーへの愛憎が沢山で興味を持続させる絵作りがカルト化されそうな刺激的作品

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

オールキャストアジア人のハリウッドシンデレラストーリー

それだけで画期的なのに映画としてとても良く出来ていて感動してしまった。

アジアの魅力や考え方をスマートに伝えた後それだけでいいのか?と考えさ
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.9

そこに時代と人が再現されていてその絵があまりに美しかった。
特に東出昌大の羽生さんの演技が素晴らしい。

亡くなった事を電話で伝えられるシーンは自身の実体験と被ってとてもつらかった

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.7

E.TやグーニーズへのオマージュにJ.Jらしさを足すとこんな美しい風景を見せてくれるのかという喜び…
ツッコミ所は多いしキャラの魅力に欠けるところもあるのはストレンジャーシングスを観た後だからというこ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

人が恋に落ちる瞬間を見せてくれる。
コーデュロイジャケットを着るヒューグラントがとても素適

シエラ・バージェスはルーザー(2018年製作の映画)

3.8

自分に自信がないことは誰にでもあるし見た目の話をするとキリがないけど内面は変えられる。

好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.8

皆んなの関係性が良い。恋愛の始まりと過程が丁寧で言葉の説明が無くても伝わる恋愛の過程が素敵

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

今作に関してはヒーロー物というよりは身内の問題を周りに迷惑かけながら解決するという感じだった。

ただアクションのユーモアやキャラクターの魅力、ギャグはキレキレで昨今のシリアス感満載の他作品といい感じ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

ずっとずっとヒットし続けて欲しいし、100年後も200年後も映画賛歌の傑作として楽しまれていて欲しい。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

緊迫したシーンで慄くシーンなのにあまりの凄さに笑えてくる。

観たこともないアクションシーンが次から次へと出てきて、果たしてこれは一本の作品なのか?と不思議に思えるぐらい濃い147分だった。

これだ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

メッセージ性と描きたいものが同居した強烈な作品になっている。
なおかつ、エンターテイメントとして面白くなって目が離せない。

やはりテーマが重い分苦手な部分はあるんだけど今まで描いてきた家族の愛情は好
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

家族の良さ、理想の家を描こうとしたら子供にとっては苦痛でしかない家の構造と家族の内面が描かれてしまっていて
誰のための映画かまるでわからなかった……。

脚本だけじゃなくアニメーションとしての前作から
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

あらゆる手段で泣かそうとしてくる地獄のような映画。
開始数分で目は潤むしその状態がずっと続くので視界がぼやけてしょうがない。

多少いいところばかりに目がいきすぎかなと思うところもあるけれど
始まりの
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.9

福山雅治がどんどん父親を自覚していく過程に自分を重ねて最後は涙が止まらない。

血の繋がりや親というものを考えさせられる

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

少しこじらせた女の子の恥ずかしいまでのエゴ。
それに振り回される周りの人たち。
そんな無茶苦茶な彼女はどこか魅力的で自分の高校時代を思い返してどこか重ねてしまい、ぎゅっと胸を掴まれる。
大人の目線で見
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

映画として崩壊しかねない数のギャグを詰め込んでも、ストーリーがしっかりと流れている。

これを観てライアン・レイノルズを好きにならない人はいないんじゃないかな

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

完成された世界。ウェス・アンダーソンの考える日本が観れてしあわせ

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

人と人との恋愛に性別も人種も関係ない。お互いがお互いを認め、求め合う姿はとても眩しかった。

エリオは両親に恵まれ、彼の個性を認めてもらえるけれどオリヴァーは決して両親には理解されないことを考えれば
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

-

今までの各作品の萌え要素、燃え要素を的確に抽出しながら、全てのキャラクターを物語に絡めて良さを際立たせつつ、150分ものストーリーを飽きさせることなくテンポよく進む…

そしてギャグシーンが全て笑える
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.9

主人公のささやかな違和感、視聴者も気付かないその小さい違和感に後半驚きの展開。

ワンシーンワンシーンが心奪われる完成されたショットで、ニューヨークという雑多で美しい街に憧れを抱かざるを得ない。

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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.9

寡黙で無表情な女の子の感情を表現するアニメーション力に驚かされる

繊細な目の動き、瞬き、歩き方、姿勢、動作。

現実のささやかな動きを再現することでアニメーションは輝く

歩く音や風、楽器のこすれる
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

いつかスピルバーグ監督が亡くなってしまう時がきたらこの作品を観てあのメッセージを聞いて枯れるまで泣こう。

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.7

ギルレモ・デルトロのこだわりが減った分どうも薄味に感じてしまう。

機械やセットの美術からイェーガーや怪獣の重量感生物としてのリアリティ、グロテスクさも興奮度が変わってくる…。

最高のシーンもあるん
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

ただの史実に基づいたドキュメンタリーではない。興奮させてくれて感動させてくれる実にスピルバーグらしい映画に嬉しくなってしまった。

たった1年弱でこの映画を完成させ、今の時代のワクチンとして世界に訴え
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

泣くというか鼻水ズビズビになる…。

ここまで素敵でスマートな家族愛メッセージだけで素晴らしいんだけど
音楽愛、今のアメリカの政治状況へのメッセージが明確に伝わってきて心が満たされる。

メキシコへの
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

いよいよ映画の作り方が唯我独尊状態になったイーストウッド最新作。

照明も俳優もそのまんまでいいじゃんと作られた映画は彼だから作れる作品になっていた。

最早三人の人生を後追いしてる感覚で過剰な演出も
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

繰り返される日常の中にも変化があり驚きや発見はあると思い出させてくれる。

奥さんと犬一匹の生活、憧れるなぁ

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

クラシックな時代を再現する美しい美術、昔の映画のような濃い照明演出が世界観にどっぷり浸ることが出来る。

恋愛をすることでお互いを変えてより良くするのではなくありのままを受け入れる関係に心打たれてしま
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.9

作品の政治的メッセージ、俳優も衣装デザインも撮影も今まで評価される機会が少なかった黒人、女性達が映画の未来を切り開いた会心の一作。

兄妹のハンドシェイクが最高にクール。これだ〜!