百鬼園先生さんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

百鬼園先生

百鬼園先生

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グランド・マスター(2013年製作の映画)

2.5

雪の中モコモコの毛皮で闘うチャン・ツィーの美しさ。奥義六十四手で攻められたい。@DVD

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

世界が列車なら日本は前から5両目ぐらいで革命つぶす側なんだろうな。このティルダ・スウィントンは俺デミー最優秀女優賞。@角川シネマ有楽町

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.0

反発⇒悪行⇒厭世⇒諦念⇒改心⇒脱出。仏教的な悟りへの道みたい。マクダウェルの笑顔は菩薩のそれ。@DVD

とらわれて夏(2013年製作の映画)

2.0

ジョシュ・ブローリンの男臭さとパイの焼ける香ばしい匂いがスクリーンから漂う。@試写

死霊館(2013年製作の映画)

2.5

モルダー&スカリーみたいに悪霊ハンター夫婦ものとしてシリーズ化したら段々面白くなりそう。@DVD

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.5

善も悪も男も女も老いも若きも健常者も障害者もジョニー・トーのフィルムの中では平等に死に、皆一様にカッコいい。@シネマカリテ

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

4.0

血塗れの暴力と残虐の中で人を許せる者だけが許される。神にも等しいチャン警部はロボコップ以来の無双感。@ヒューマントラストシネマ渋谷

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.0

男が夢見たテレビ画質のザラッザラな妄想。デニーロを凌駕するサイコなストーカー女が最高。@DVD

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.5

アンゲロプロスがPOPになって楽団引き連れ宴を催してる感じ。全編通してグラス割りすぎ。@DVD

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

2.5

スコセッシが「ウルフ〜」で取り上げたセレブの自我と転落というテーマを同じNY出身のアレンが同時期に、彼なりの視点で描いたのは興味深い。@試写

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

2.0

オーシャンズ11みたいなの期待すると肩透かし。騙す方も騙される方も藁にすがろうと必死の泥仕合。@シネマロサ

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

権力者+ゲスな笑いとお色気はアメリカ版のバカ殿。レオ様のイキ顔・アヘ顔も志村に負けずスゴイ。@試写

ROOM237(2012年製作の映画)

2.0

超マニア達による「シャイニング」裏読み談義。8割が誇大妄想だけど残り2割は鳥肌解釈。キューブリックの意図すら最早お構いなし。@試写

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

2.5

「がんばれば夢は叶う」ではなく「がんばれば望んだ未来じゃないかもしれないが道は開ける」というメッセージはかなりリアル。@DVD

ラストスタンド(2013年製作の映画)

2.5

シュワちゃんもいいけど煙の中から現れるガスマンにシビれた。@DVD

大脱出(2013年製作の映画)

3.0

木曜洋画劇場が健在だったら真っ先に放送されるであろう素晴らしい内容。@試写

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

モンスターとブーが言語ではなく、ほぼ表情と仕草で意思疎通するという設定が見事。これもピクサーの映像への自信があればこそ。@DVD

ロッキー(1976年製作の映画)

3.0

ロッキーが背負うのは場末の精肉店の広告と、男達が諦めた夢の欠片。@DVD

REDリターンズ(2013年製作の映画)

1.5

ロシア軍服に身を包んだゼタ=ジョーンズを拝めただけで満足しなきゃ。@吉祥寺オデオン

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

ヘソの緒が切れてから自分の足で大地に立つまでの話。無重力空間で宇宙服を脱ぎ捨てるシーンが超セクシー。@ユナイテッドシネマとしまえん

受難(2013年製作の映画)

1.5

何かにつけ「分からない」と「なんでだろう」を口にする女にロクなのはいない。@試写

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.0

宣伝文句に偽りあり。かぐや姫ではなく、かぐや姫の育てのジジイ…ひいては思慮の浅い人間どもの罪と罰。@吉祥寺プラザ

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.0

夜中に部屋で鏡見てると親がノックなしで入ってきてギャー!みたいなシーンが辛かった。醜い自分でも世界に認めてもらいたいという「青春の自意識」を内容に重ねてしまう。@DVD

ハロウィン(1978年製作の映画)

1.5

体感として前振り9割、クライマックス1割。@DVD

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.0

カワイイ色使いで隠れてはいるが、人間の自由意思は果たして本当に自由なのか…という宗教的なお話。@DVD

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.5

愛と呼ぶには暴力的でファンタジーと呼ぶには呪術的。脱線話満載な「Love me tender」の最高のPV。@DVD

トランス(2013年製作の映画)

3.0

いろいろ納得しづらいけどドタマ吹っ飛んだヴァンサン・カッセルが見れたからチャラ。@シネマカリテ

悪の法則(2013年製作の映画)

3.5

全ての設定が曖昧なのはこれが犯罪映画ではなく「欲望の本質」を描く哲学譚だから。脅威の暗殺器具・ボリートは一度関わると身を滅ぼすまで体に食い込む欲望のメタファーに思える。@TOHOシネマズ六本木

奪命金(2011年製作の映画)

2.5

命すら奪う金の話。金融商品説明シーンがやたら細かく、監督自身も金融危機で相当損したんじゃないかと疑いたくなる。@DVD

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

2.0

難解なロジックを駆使しつつも「少女は少女のまま汚い大人にならないで」というメッセージがどうもロリコンめいて、宇宙の法則を変えてまですることか?@DVD

ダイアナ(2013年製作の映画)

1.5

典型的なB型女の言動録。期待していたカークラッシュがなくてガッカリ。@TOHOシネマズ有楽町

クロニクル(2012年製作の映画)

2.0

前半のボールぶつけたりレゴしてるあたりが一番ワクワク。超能力使えるのにカツアゲとか頭悪すぎ。@シネマカリテ

エリジウム(2013年製作の映画)

4.0

前作に続くスラム×ハイテク世界観が最高すぎ。「世界5s」みたいに世の中の不具合を順次アップロードできたら素敵だな。@新宿ピカデリー

ダンボ(1941年製作の映画)

3.0

コウノトリのOPソングが素敵。ちなみに悪夢のピンク象は西荻窪の商店街で空飛んでます。@DVD