ハヤブサ2号さんの映画レビュー・感想・評価

ハヤブサ2号

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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.6

オリジナルのオーメンは視聴せず鑑賞。
音で驚かすシーンが多かった印象。映画館でみると怖いと言うより驚く、特に音で。
普通に楽しめたが、何回も見たくなるほどの映画ではない。オリジナルのオーメンに興味が湧
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画だった。
兄弟2人の人生が川の流れと溶け合って、ゆっくりと流れてゆく、観たあとは心が何か温かいものでいっぱいになる。
決して結末は明るいものではないが、それもまた人生のスパイスなのだ。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

字幕版を鑑賞。ディズニー100周年記念作品。プロットは正に古のディズニーに沿っている感じで、最近には珍しい絶対的悪役(ヴィラン)が登場する。
ありきたりではあるが鉄板のパターンを使っているので120点
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

破壊を尽くすゴジラという事で、その姿勢は悪くなかったが、特徴としては特筆すべき点が少なく、人間ドラマに重きが置かれていた印象。
可もなく不可もなくゴジラをやっていた。
ゴジラのシーンがもっと多くて良か
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

宮崎駿の脳内と底力を見せてもらった。
荒唐無稽な突拍子もない要素と展開を含みつつ、若いものたちが結局小さな自分たちの世界で生きることを選び、そしてそこで物語をまた紡いでいくという選択を示す。
宮崎駿は
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

シリアスな特撮映画(仮面ライダー)を観ている。
という感想になった。やはりシンウルトラマンやシンゴジラと比べると壮大さがないので(デカいものが動かない)雰囲気は変わる。
庵野秀明氏のある意味痛いノリと
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

やっと視聴。戦闘シーンは特撮好きならばワクワクするものだろう。
やはりエヴァンゲリオンを別の形で表している、という結論に達するが、それを庵野監督が別の形でやる事が面白いのだ。
というかそもそも人の表現
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.9

画が綺麗だと思う。どこかバランスが常に整っていて、相当に口汚い上官の言葉も、その綺麗なバランスに落とし込まれているようだ。
キューブリックは本当にバランス感覚のある監督ではないか。鬼才と言われるが、そ
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天使のたまご(1985年製作の映画)

3.4

暗喩的な表現が多く、映像全体がかなり静かなトーン。ひとつひとつの表現としては評価すべきポイントがいくつもあり、アニメーションとして面白い部分もあるが、いかんせん雰囲気が静か過ぎ、観るには根気がいるアニ>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.7

ジョンカーペンター監督という事で、遊星からの物体Xをみて特撮的快感を掻き立てられた私はかなり期待してこの映画を見始めた。
発想が面白い。資本主義へのアンチテーゼが見える。
CG隆盛以前の映画は、特撮的
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

元々空港の雰囲気が好きなので、初めから心地が良く、そこで巻き起こる騒動が、優しく心に積もっていく。
申し分なく滑らかなストーリー運びで飽きる事はない。
非常に良くできた映画であり、欠点を見つける事は難
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

序盤は雰囲気もしっかり作り込まれており、物語にすんなり入り込める。不気味さを散りばめてあり、今後の展開を想像させる。
ただ初めはその奇妙さに圧倒されるが、慣れてくると中弛みしてくる印象。だんだん作りモ
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ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)

3.7

同時進行で伏線が回収されていく。
ユーモアもあるので楽しく見れるし、主人公の恋愛関係もなんだかかわいく、心地よい。深刻な状況のはずなのにどこか軽く感じられ、そのフットワークの軽さがいいところかもな。
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.8

リズムが良い。初めから物語は、スムーズに進み、観客を飽きさせない。ストラングラーズのゴールデンブラウンが使われていて驚いた。
そしてミッドナイトランのデニスファリーナも出ていて、自分にとっては、好きな
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老人Z(1991年製作の映画)

3.6

発想はおもしろい。
大友克洋だけあり、機械の描写も良く、楽しめる。
しかしアニメーションとしてもう少し詰められなかったか。資金不足なのか、人不足なのか、力不足なのか、この時代にしては惜しい出来だ。
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

いいアニメを見た、という感じがする。
無駄なエフェクトはなく、淡々と進むイメージ。
しかし、そこには山への情熱と絵に宿る繊細さが同居する。
居酒屋の描写、街の描写、あの日本の街に感じる常にある落ち着き
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

ティムバートンの作品は、B級感のあるクオリティの高い映画ばかりで、この映画はまさにそれだ。
まず、このB級感を残しつつ、クオリティーの高いところまで映画をもっていくのは非常に難しいことだと思う。しかし
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

エンターテイメントアニメーションとして非常にレベルが高い。作品への愛、そして鳥山明氏ならではの空気感、ドラゴンボールで言えば、ブウ編辺りのおふざけも入った感じ。自分はこの雰囲気が鳥山明氏の魅力だと思っ>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.7

映画館に見に行けず、ようやく視聴。
正直安彦氏の絵で、しっかり戦う初期のガンダムが見れるだけでかなりワクワクするし、価値があると感じる。
本当に安彦氏独特の動きをアニメにより忠実に再現している。まさに
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キャデラックレコード 〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜(2008年製作の映画)

3.7

リトルウォルターに興味があり視聴。
さらっとしているが、レコーディングの場面等をしっかり描き、エンターテイメントとして良い音楽を感じられるようになっている。
もちろんこれだけで深いブルーズの世界が全て
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キンダガートン・コップ(1990年製作の映画)

3.2

無骨な刑事の不釣り合いな潜入捜査。
アーノルド・シュワルツェネガーの刑事姿は明らかに例の有名映画を意識している。

穏やかなコメディという感じ。全体的に90年代
らしい古さを感じる。

自分では意図し
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.4

基本的にキマってる2人の行動追う。
突拍子もない画が飛び出すので、楽しさはある。
映像自体はなかなか味があり、面白い。独自性がある。うまく薬物の世界を映像に落とし込んでいる感じ。
しかし支離滅裂である
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.6

アカデミー賞の作品賞等を受賞しているだけあり、映像としてのクオリティは非常に高くストレスはない。

ただやはり美し過ぎるとは言える。
あまりによくできすぎている。
人種問題がわかりやすく描かれているの
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剃刀の刃(1984年製作の映画)

3.9

作りはしっかりしている。お金もかかっていそうだ。チープさは感じないし、全体的に体に染み渡る、落ち着いた雰囲気を持っている。

ビル・マーレイの力により、重めのテーマを持ったこの作品は小気味よさを兼ね備
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ボールズ・ボールズ(1980年製作の映画)

3.6

もっとひどいものを想像していたが予想したものよりずいぶんしっかりしていた。ハードルがもともと低すぎたからよかったのか笑
変に感動させようと言うこともないので、とくに頭を使わずみることができるし良い。
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.8

俳優陣が豪華。映画のつくりとしても大衆を多少意識している感じがする。
この作品を見て痛感するが、ティムバートンの魅力は彼がゴジラ好きを公言している通り、特撮の魅力と重複しているところがある。
どこかチ
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ピーウィーの大冒険(1985年製作の映画)

3.8

明らかに変なもの、というのは表現として難しくて、変にしようとする意図が見えるとわざとらしく見えるし、控えめにするとさほど変ではなくなってしまう。
この映画は明らかに変なもの(狂気)だが、なぜか魅力があ
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.6

序盤から展開が早く、ストレスがない。
合成は時代もあってチープに感じるかもしれないが、独特さがあり、ティムバートンならではの良さとして楽しめる。
いつも思うが彼の作品はアトラクションのようで、見ている
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ジャック(1996年製作の映画)

3.5

とてもクリーンな映画。悪く言えばちょっと薄っぺらく感じるところも。
もちろんを伝えたい事はよくわかるが、設定も相まってどうにもストーリーが読みやすい。また、どうしても感動に誘導される感じがしてしまい、
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チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.8

ロジャーラビットのように実写とアニメが入り乱れる。

軽いがブラックジョークも多く、少し下品な笑いを楽しめる。ディズニーが近年大きく変化をしている感じがするが、この作品もその一部と言えよう。

カート
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クイックチェンジ(1990年製作の映画)

3.0

ビル・マーレイ目当てに視聴。
適度に面白い感じだが、さらっとしてて特に心には残らない。ドタバタコメディ。
時間つぶしに。
逃げ切っちゃうのがいいね。

スモーク(1995年製作の映画)

4.1

先に続編を見てしまったが、それぞれ違う良さがある。

続編は軽いタッチだが、今作は重みと深みがある。人間本来の汚くて平凡で美しい姿。その姿には体の隅々まで行き渡った温かい血液が透けて見えるようだ。
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ブルー・イン・ザ・フェイス(1995年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーのようで、新鮮だった。
演じられているものではなく、本当に日常にある景色のよう。
会話もくだらないが逆にそこがよく、愛すべき汚くも美しい人間を映し出す。

大きな起承転結があるわけでは
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遺産相続は命がけ!?(1994年製作の映画)

3.6

何も考えずに見て笑える。
所謂コメディーで、特に設定にひねりはない。

ただ考えてみるとマイケル・J・フォックスが出演してなければもっと平坦な映画になっていたかもしれない。彼目当てに見たところもあった
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ライフ with マイキー(1993年製作の映画)

3.8

笑える要素も多いし、心が温かくなる感じで全編通してストレスなく楽しく見ることができる。

マイケルとアンジーのやりとりが可愛く、微笑ましい。
展開は少々ありきたりで先の予想できる感じだが、こういう時こ
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ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

3.9

物語は穏やかに進み、小さな笑いで満たされている。

町に住む人々も個性があり、それぞれのキャラクターに愛着がわく。
構成は結構しっかりしており、展開もスムーズに進むのでストレスは無い。

あまり期待せ
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