ハヤブサ2号さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ハヤブサ2号

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ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

3.9

物語は穏やかに進み、小さな笑いで満たされている。

町に住む人々も個性があり、それぞれのキャラクターに愛着がわく。
構成は結構しっかりしており、展開もスムーズに進むのでストレスは無い。

あまり期待せ
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さまよう魂たち(1996年製作の映画)

3.8

今となれば合成技術は多少古く感じるが、物語としてはかなり面白い。

アトラクションのようで、エンターテイメントとしてはレベルが高い。製作総指揮としてロバートゼメキスがどこまで細部まで制作に入り込んでい
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愛しのロクサーヌ(1987年製作の映画)

2.6

全力のコメディー。主人公の鼻が長いと言う現実味のない設定があることで、この映画はギャグマンガを見るような目で見た方が良いと言う事を最初から観客に呼びかける。

しかし、話が突拍子がないわけでもなくいた
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恋に落ちたら…(1993年製作の映画)

3.8

設定もそこそこおもしろく、出来事が続いて起こるのでストレスはない。

勇気がないウェイン刑事を演じるデニーロの苦悩や頼りなさがこの映画の愛すべき点だ。
ウェインの不器用な、グローリーとの行為までの道程
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.2

映像はおしゃれに作られており、ミュージックビデオのような小気味よさがある。
演技をしっかり見ると言うよりは、そういう映像の楽しさに身を委ねる映画。

コメディーで設定は結構ばかばかしいが、上記のように
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3人のゴースト(1988年製作の映画)

3.3

笑えて楽しめる。
ゴーストの挙動が意外と凝っていて面白い。

ゴーストが出てきてタイムスリップもするという、ちょっと詰め込みすぎで若干軸が定まっていない感はある。しかし後半は特に独特な雰囲気も持ってい
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

色彩やファッションが奇抜なわけではないが、独特な雰囲気の映画であると思う。

仲間たちが個性的で飽きない。珍道中という感じで、物語ももたもたせず進むのでストレスもない。

人を殺すシーンも多いが、後半
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.8

テレビドラマのように楽しく気軽に観れる。

何も考えず、心を重くしたくない時に見るとぴったりだと思う。ちょっといびつなラブコメ。

全体として出来は良いし、エンターテイメントとしてはレベルが高い。
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

2.8

当時の車はかっこいい。

ただ内容はいわゆる青春群像劇で、特に特筆することもない。
出てくる人間も当時の時代のパッケージそのままという感じで、どうもつまらない。当時の時代にありがちな若者像を描こうとし
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イーストウィックの魔女たち(1987年製作の映画)

2.6

内容は下品でくだらない。本能が花開いていく様には笑ってしまう。

くだらねえなとニヤニヤしてしまう場面もあり、B級感もあってかなりしょうもないところがいいところ。

しかしちょっと真面目に物語をまとめ
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.8

みんなが求めるハードボイルドな大人のミステリーここにあり、という感じ。
かっこいい画はたくさんあるし、雰囲気には浸れるが、あまりに典型的な"みんなが求める"が入りすぎている気もする。そこが若干鼻につい
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.1

最初からストレスがないし、楽しい。
馬鹿馬鹿しくて笑えるシーンも多いし、これぞコメディ映画という感じ。
リタを落とすまでの修正の繰り返しが面白い笑
回数を重ねると逆に上手くいかなくなるのもいいね。
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ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ(1997年製作の映画)

1.5

コメディーなのはわかるが、だったらもっと馬鹿馬鹿しくていいと思う。何かいききっていない感じだし、その上皮肉を利かせようとしてそれもスベる始末。
ガハガハ笑えるわけでもないし、映像に面白みもない。
B級
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.6

前半は所謂「アートです」という感じに進む。センスで走る切るような感じ。

後半、治療が始まりやっと物語の軸が定まってくる。狂気的な治療が始まると、その発想に面白みを感じてくる。


本当にその発想力に
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

世界が1人の気狂いを発端にいとも簡単に破滅するという、海外のブラックで下品なアニメーションでありそうな、ある意味痛快な話。

楽しめるが、この手の最終的に破滅的な結末を迎えるブラックジョークは、楽しめ
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

服装、色彩、画面がアーティスティック。
好みが分かれると思う。

しかしその雰囲気によって、異質感、異世界感が出ているのは確かで、この映画にはそれが必要だったといえるし、必然だっただろう。

全体とし
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.2

ストレスがなく、全編レベルの高い映像であり、飽きることがない。
はっきりって言うことなし。

アンタッチャブルほどの大衆性や派手さはないが、味のある素晴らしい映画となっている。

大衆性、芸術性、個性
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ミッション・トゥ・マーズ(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ハラハラもするし、適度な感動もある。
王道的で、大作然としている。
地球の大元が火星にあった、と言う結論は少々短絡的にも一瞬感じたが、それを越える面白さはあったと思う。


年代もあり、今となればチー
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

3.6

すごくB級感があるが、それが良いほうに転がっているタイプ。肩の力をを抜いて見られる映画。
当時の音楽、ファッションもあるかも。80年代感。

本当に発想が豊かで、毎回デパルマの映画を見るのは楽しい。
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レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

3.8

場面がバチバチ変わるので、分かりやすいと言うよりは、自分の頭の中をつぎはぎにしてそのまま出したような、よく言えばアーティスティック、悪く言えば自分本位のわかりにくい映像。
しかし決して心地が悪いわけで
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ロープ(1948年製作の映画)

3.7

厳密に言えばフィルムの切り替えがあるようだが、全編長回し、発想としては相当面白い。
映像が古いのもあり、さすがに中だるみを感じる部分はあるが、リアルタイムで物事が進んでいく様は妙な緊張感がある。

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めまい(1958年製作の映画)

4.1

自分の好みかもしれないが、最初から何か興味をそそられる映像だった。
怪しくて鮮やかな色彩、絵になる画が沢山ある。

また不穏な期待を持たせるのがうまく、一体何が起きるのか、主人公とともに不思議な世界に
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ブリット(1968年製作の映画)

3.6

渋くてかっこいい。
今となっては旧車だが、当時の車は本当にイカしてる。またマックイーンはどの映画でもマックイーンで、その存在感はいい意味で変わらない。

ただ見所のカーチェイスシーンも含めて、車やマッ
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ハンター(1980年製作の映画)

3.7

雰囲気、車、衣装、カッコいい。
マックイーンが好きなら、彼の良さを堪能できて楽しめる映画だと思う。
全体を通して良い意味でくたびれた、クラシックな渋さに溢れている。

ラスト辺りまでは起伏があまりなく
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

序盤からもたもたしないし、展開もスムーズでストレスがない。
CGが隆盛する以前なので特撮で表現されており、特撮ならではの生々しさが、映画に起伏を与えている。

初めて地球外生命体が姿を現した時の気持ち
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カジュアリティーズ(1989年製作の映画)

4.0

むごいが、非常に丁寧に物事が起こっていく過程が描かれており、見応えはすごい。

環境によって常識が変われば、それがまた常識となる。
エリクソンは常識が違う環境の中で、いわゆる正義を貫いた。自分や家族の
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スネーク・アイズ(1998年製作の映画)

3.8

序盤から長回しで、かなりチャレンジングな始まり方。面白いと思う。
構成、カメラワーク等、作品をきれいに仕上げるよりも、試したいことを詰め込んだような形になっている気がする。
一見散漫だが、映像のリズム
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.2

展開がわかりやすく、映像のレベルも高い。
ストレスが一切なく、心から楽しめる。

節々にうなりたくなる良いシーンがある。また1930年代のレトロで渋い雰囲気が、演者によって何とも言えないかっこよさに昇
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ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン(1986年製作の映画)

3.6

ストーリーやキャラクターの派手さを含めて小粒な作品ではあるが、アニメーションの動きとしての面白さは充分感じられる映画。
安彦良和の絵がある程度丁寧に動くのだけで見がいがあるというものだ。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

2.9

昔からこの手の話はある感じ。

設定が漫画のようで、現実にあり得なさすぎる話のためちょっと無理を感じてしまう。面白おかしくでなく、真面目なトーンでこの状況を描いているからだろう。 

少女漫画なのだ。
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