やぎさんの映画レビュー・感想・評価

やぎ

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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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個人的にかなり衝撃の冒頭シーンから始まり、ゆったりと終わる。良い意味でこんなに「何も成し遂げない」映画を始めてみたかもしれない。それなのに、何の変哲もない美しい風景や音楽や友情、牛が心に残る。アメリカ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

とびっきり不穏な美術作品。
全ての画が美しくて、美しすぎて怖い。

ストーリーは在り来りと言えば在り来りなんだけど、とびきりよく作られた感じ。
基本的に描かれる視点が子供だからか内情はよく分かんない。
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

覚悟していたよりは見れた映画。
兄妹、障害、貧困、売春。自分の嫌な過去の経験や記憶がつまびらかにされるような映画。ずっと暗い映画という訳ではなく、主人公と妹が無知で馬鹿だからこそ明るく見れるところが多
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

生きることは戦い続けること。
逃げて諦めて見ないふりをしてもいいことなんか何も無かった。恨み憎しみ立ち向かい、ただ抗うことで、一瞬の幸せを掴み取る。日本国という組織が全く役に立たず民主的な組織のみで抗
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デビル(2010年製作の映画)

3.5

シンプルな名前だからもっと悪魔!ギャー!ブシャー!悪魔つえー!やばすぎ!みたいな映画だと思ってたけど違った。暫くはエレベーター乗るのが怖い。「あ、そうなんだ!」と「まあせやろな」と思ってたことが同じ割>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正直「いつ死ぬんだ!?今か!?いつ!?」と思いながら全てを懐疑して見てたのと、海底○○m視聴済みだったので親友の変化にはすぐ気づけた。今まで死ぬほど自分勝手に動きまくってたのに突然ゲームのチュートリア>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.5

日本の映画で一番好きです。
何度も何度も見ましたが、何回みても泣く。言葉にできない気持ちがぐわーっと溢れて、私は娘に共感して、自分の母を母と呼べない罪悪感と嫌悪感とか、全然知らないのにわかってしまう。
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5

不登校になった理由が生々しくて、可愛い絵柄で見るのはキツいものがあったけど、だからこそ主人公が「学校に行きたくない」という理由はとても共感出来た。が、主人公の執着するものに対しては全く共感できずうーん>>続きを読む

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.6

初挑戦のインドネシアホラー
単発の映画だと思って見終わったあとにレビュー見てビックリ、続編ものだった。
かなりのジェットコースター映画なので「つまらん!はよせい!」という時間が無いのが個人的に超好きだ
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

ただのホラー映画としてはかなり好き
ただモキュメンタリーとして成立させるにはカメラマンに感情が無さすぎる、そのせいであまり没入できなかった気がする
ほんで今どういう経緯でこの映像をワイは見てるんや…と
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

主人公がろう者ではなく、唯一の健常者という設定がまず面白かった。私と同じ健常者なのに、私とは全く違う生活に、私とは全く違う悩み。実際に主人公のような生活をしているかもしれないヤングケアラーの現状を考え>>続きを読む

リトル・ガール(2020年製作の映画)

4.1

しっとりと流れる美しい映像に、思わずフィクションだろうと思いたくなるような現実。それらが絶妙なバランスで最初から最後まで続く映画だった。ポリコレだなんだと騒ぐ前に、実際の世界の現実を知り、私たちが生き>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「みんなどうやって折り合いつけるんだろうな」

この言葉通りの映画。この映画の中の苦しんでいる人たちも、そんな彼らを見守った私たち視聴者も、その言葉通りの感情に見舞われた。
奏音が轢かれるシーンは本当
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「やれることをやる」という言葉が好きすぎる!!!戦争ってそもそも「やれることをやる」と決めた結果起きることなんだけど、その戦争の中でも色んな人達が自分の信念のために「やれることをやっている」のを忘れた>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.5

比べるのはナンセンスだけど、ジョンウィックよりもやっぱコンスタンティンなんだよ〜何度観ても楽しくなっちゃう!
初めて見た頃はタバコなんて吸うわけないよと思ってたのに今じゃあスパスパ喫煙しててあちゃー!
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初というか設定はすごく面白くて雰囲気も演技もとっても良かったんだけど、途中からなんだなんだ?と言う感じになってきて、最終的にも「え、終わり?」ってなっちゃう感じだった。ハリガンのような孤独な金持ち老>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

ずっと見ようと思っていてやっと視聴。英国の雰囲気をビシビシ感じながらのコリン・ファースはあまりにも良い。ジェフェリーラッシュの演技や表情の変化もとてもよかった。私も何度か吃音の方と関わったことがあるけ>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

生まれたその瞬間から今までがずっと偽物だったことに気づいて絶望しながらも失ったものを求めて奮闘するお話。 多分これはコメディに見せ掛けたSF映画。
「会えない時のため、こんにちは、こんばんは、おやすみ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

ジェームズ・マカヴォイが好きなので視聴。とんでもない役を任されたな〜と思いながら見たけど、完璧にこなしていて最高だった!でもなんか設定が強すぎて逆に内容をど忘れしました՞ ̳o̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

3.5

幼い頃に見て結構トラウマになった映画🥺ホラー映画よりも、実話に基づいた事故の映画の方が怖い。でもやっぱりレオ様がかっこよすぎたな〜!あの某有名シーンの音楽は今も聞くくらい大好きです。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

当時劇場で視聴。
前作が面白すぎたのでどうなっちゃうの〜!と思いながら見たけど、相変わらずアンダーグラウンドな事やえぐいことをノリとテンポの良さで軽く扱うから面白い!
マーリンのあのシーン、大好きだ〜
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人工知能、アンドロイドを扱ったストーリーで言えばかなり在り来りなものだなと思った。後味悪いし「なんやねん…」ってなるんだけど、だからこそ彼女が「アンドロイド」なのだろうなと。物語の中盤までは主人公に対>>続きを読む

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

4.2

タイトルに釣られて見たんだけど、よくある「隕石が落ちてきて〜/地球外生命体が攻めてきて〜」のなんやかんやをぶっ飛ばし、かなりその後の世界から始まるのがまず面白い。絶望的な世界設定で絶望的な演技、シナリ>>続きを読む

ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

3.0

原作未読の一介の映画好きとしての感想は、シナリオはかなり在り来りな少女漫画映画。
いじめられていた主人公とそれを助けたイケメンのラブストーリー…なんだけど、この映画は恐らく"ラブストーリー"と言うより
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.3

アクアマンは映画館向きかつ、4DX向きのサイコー映画なので是非もう一度上映してください…(╥﹏╥)

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.6

ヒーロー映画シリーズとは思えない絶望感が最高です。作中音楽が好きすぎる。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

友人と見に行ったのですが、映画慣れしている人じゃないと「つまらない」と思ってしまうくらいストーリーが手の込んだ作品でした。なんの説明もないまま始まり進んでいくため、ストーリーを必死に理解しようと、より>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

在り来りな構図なのに唯一無二の雰囲気があるポスターが気になって見た作品。
ストーリーも在り来りなようでこの作品にしか出すことの出来ない空気感がずっと漂っていて、人種差別を描いた映画の中でも見終わったあ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.4

アカペラ版glee
こういうノリの映画は好きです。
男の子があんまりイケメンじゃない

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

4.8

私がファンタジーを好きになったきっかけの映画です。小さい頃は私もタンスの中には異世界に通じる何かがあると思っていたので、祖母の家にある大きなタンスに夢見てました。
兄弟みんなで異世界に行って、王様と出
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

こういうマイノリティ映画はもっと未来に期待を持たせるために明るくすべきだ、なんて思ってたんですが、この映画を見ると現実的な問題とどう向き合うかを考えるべきだな、と思いました。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

学校の授業で少し見て、気になったのでアマプラで続きを見ました。ちなみに旧アニーは見た事ありません。
良く言って王道、悪く言ってありきたり。何より、もっと来い!って内容が薄くて残念でした。例えば里子保護
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.1

露米の関係が好きだったのでかなり興奮しました。英の乱入は予想してなかったのでよりワクワクしましたね!
でもなんというか、あまりキャラを深く掘り下げている気がしなかったので、続いてなんぼの気もします。と
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

頭は良くても心がまだきちんと成熟し切ってないような感じがして、すごく不思議な気持ちになった。
ノンフィクションじゃないなんて、ほんとにビックリです。
こういう二人の関係も、悪くないですね!

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

非愛。
手の届かない人に、やっと手が届いた。それなのに、もう二度と触れられない。単調な映画は得意ではないですが、この作品には何故か酷く魅せられました。
監督やキャストが続編を望んでいるらしいですが、こ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

惜しい〜〜〜!!
原作が好きなので、余計に惜しい!
何よりもっと二人の関係を掘り下げて欲しかったです。あまりにも何もして無さすぎる。バディなんだから、もっとバディ力を高めていくシーンが欲しかった。
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