覚悟していたよりは見れた映画。
兄妹、障害、貧困、売春。自分の嫌な過去の経験や記憶がつまびらかにされるような映画。ずっと暗い映画という訳ではなく、主人公と妹が無知で馬鹿だからこそ明るく見れるところが多い。
2人で生きるのだから2人が納得していたらそれでいいと私は思う。2人もそう思っていた。それでもふとした時に自分をマジョリティだと理解してない自称普通の人たちから｢世の正論｣をあびせられ、無知の世界に大きな暗雲を産む。それが幸せを阻害する。
最後のシーンは化粧をしていた？
だとすれば、彼女は自分を呼ぶ電話の音にだけはしっかりと反応はする一人前の｢コールガール｣だなと、笑ってしまった。
