mgmnさんの映画レビュー・感想・評価

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そして父になる(2013年製作の映画)

3.4

そりゃ周りはいろいろ好き勝手言うよ。
血の繋がりがあるのは事実。
だけど、家族として過ごしてきた月日もまた事実で。
突然今日から違う人をパパママと呼びなさいなんて、到底無理な話だよ。
「あなたは生まれ
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花腐し(2023年製作の映画)

3.0

原作、実は読みかけで。
3分の2くらいまでは読んでたんだけどなんか難しくって。
聞いたこともない言葉。
読めない漢字。
芥川賞って疲れるんだな〜笑って思って、3ヶ月以上床の上に置きっぱなしにしちゃって
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

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きたきたきたきたきたきたきたきた


公開嬉しすぎるけど、シリーズとしても″最後″なのかなあ……
伊澤彩織ちゃんに会いたい。
舞台挨拶のために有給全消化する覚悟はできているか─────

みなさん。
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春画先生(2023年製作の映画)

3.2

高校生の頃から浮世絵や春画好きのわたしですが、やっとこさ観れました。

どいつもこいつも女をあんまりナメるなよ!と観ながら思ったけれど、気が強い主人公のおかげでなんとか持ち堪えた。
あのセクハラハゲだ
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.9

女の子って本当にかわいい。
彩度が高くて。
まつげが長くて。
髪の毛がサラサラで。

どこを切り取ってもかわいい映像と、画面のアクセントになるタイポグラフィーがとにかく気になって、あとから調べてみたら
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波紋(2023年製作の映画)

3.3

新興宗教ものって好き。
たぶん、怖いもの見たさで惹かれるんだと思う。

原発とか地震とか言っていたし、福島とかその辺りが実は舞台だったりするのだろうか。
そう思うと、この物語に出てくる人達の行動や背景
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.5

とりわけこの世界は、年齢差がある夫婦を非難したがる傾向にあるけれど。
近松家なら、このお父ちゃんなら、家族になりたいと思う気持ちもわからんでもない。

知らないところで、町も家族も、ちゃんと守られてい
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ミッシング(2024年製作の映画)

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試写で!(言ってみたかったやつ)
ありがとうございました。


上映前のキャスト登壇で、舞台に現れるや否や声を震わせながら涙を堪えていた石原さとみちゃんの姿が目に焼きついて離れない。
沙織里とどれだけ
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自殺サークル(2002年製作の映画)

2.0

?????????(^o^)??????

園子温の映画って意味わかんないのが良さだったりする???
「地獄でなぜ悪い」はめちゃくちゃおもしろいのに?


赤信号 みんなで渡ればこわくない
ってか。

ビート・パー・MIZU(2019年製作の映画)

3.3

揺れるブランコ。
サラリーマンの貧乏ゆすり。
なんとなく付き合った男の子とのキス。
全部の音やリズムの″BPM″がわかってしまう女の子が、一目惚れした男の子の水(みず)くんのあとをつけながらこっそり書
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.6

5月のミッシング公開を心待ちにしている一人なので、吉田監督の作品で一番好きな本作を再鑑賞。
ミッシングは試写会も応募済みo(^o^)o当たれ〜



90分でとてもよくできた脚本だと思います。
前半は
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

2.8

アボカドの食べ頃って判断むずいし、熟すの待ってたらあっという間に食べ頃通り越してやわやわなるし、人それぞれそろそろかなって思うタイミング違うよね。


どうやら恋人同士もそうらしい。

Ribbon(2021年製作の映画)

3.3

誰もがコロナ禍で苦しんだ2020年。
多くの卒業制作展が中止になったことを目の当たりにしたのんが、自身で企画・監督・脚本・主演までこなし作り上げたそうです。

1秒も逃すことなく画面のすみずみまでかわ
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.0

トクとイブキの兄妹愛だけが光ってた。
それ以外はもう。

一人で喚き泣いているか、テツにいびられているかしかないトク。
終盤で明かされる真実を知った時、これまでトクが一人で抱えてきた壮絶な重さがこちら
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.4

一見、夢をちゃんと持ってて全力で立ち向かっていて明るくていつも楽しそうな女の子に見えたホリガイだったけど、終盤では見え方が全くもって変わった。
わたしも彼女の表面だけしか見れていなかったんだな。

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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.0

藤原季節の顔面が見たくなる時、ありますよね。
今日がそれでした。


優実も直哉もどっちもどっち。
おとななら、責任を負いなさい。
タイトルが″大人″ではなく『おとな』としてるのは、大人になりきれない
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恋は光(2022年製作の映画)

3.6

とってもきれいな映画観ちゃったなあ。
今日は天気も良くて、窓からの光がキラッキラしてて、あったかくて、そんな日に観れてよかった。

きれいな言葉
きれいな感情
きれいな風景

「自分が好きって思ったら
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

仕事終わりに観てきました。
一生タイトル覚えられないとわたしの中で話題のやつ。

「おやすみプンプン」や「ソラニン」を読んではエモい…とつぶやいていたそんな19歳だったけど、浅野いにおはこんな壮大な漫
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黒い家(1999年製作の映画)

2.5

じつは先週こっそり観てた。

ボウリングの球は投げちゃだめです。
黄色い服の人恐怖症になりそ。

おと・な・り(2009年製作の映画)

4.3

アパートの″おとなり″同士のふたりを繋ぐのは『音、鳴り』

コーヒー豆を挽く音。
フランス語の勉強をする声。
ご機嫌なときの鼻歌。
癖のあるくしゃみ。
鍵がじゃらじゃら鳴る音。
帰ってきたときのドアの
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.0

バカすぎて途中で難しい言葉出てきた途端に脳が処理しきれなくなった自分に絶望しちゃった。
理解できなかったから1分戻ってくる!(だめ)

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.8

みんなの声で賑やかな教室。

その賑やかさが遠くに感じるひんやりとした廊下。

音を無くしたように人のいない図書室。

全部が懐かしくて、切なくて、尊くて、羨ましいと思った。
パチパチ弾けるそそぎたて
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.8

人魚ってピンクや青の尾ひれにキラキラのうろこがついてて、虹がかかるきれいな海で優雅に泳いでるものじゃないんですか泣
あんなクソデカヌメヌメ尾ひれは解釈違いですよ。
わたしの中にいる幼女が泣いちゃう。
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

\\チーム阪元揃い踏み//
といった感じで安定の爽快感。
福士誠治くん、アクションのイメージが全くなかったからあんなに動けることに驚き。
伊澤彩織ちゃんが見たくて鑑賞したけど、やっぱりこの人、凄すぎる
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

今回は敵にもよりフォーカスが当てられていた分、最後はちょっと切なかった。

3ベイビーの公開まだですか?
まひろのキレッキレアクション、大きなスクリーンで観たかった。
これをスクリーンで観れなかったの
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.4

若葉くんずっラブなので初日に。
吉祥寺あたりでしか公開なさそうな雰囲気なのに近場の映画館で観れるのありがたい。
このビジュアルポスター超好き。


観た感想は、、、
本人も言ってるしいいよね。
変な映
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

いやはや度肝を抜かれました。
度肝オブザイヤー。
ベストオブ無理。参りました。
アクションすごすぎ。
まひろちゃん、スタント使ってないしあんた何者!?!?と思って調べたら、ガチのスタントパフォーマーの
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

芸人のラランドのニシダが、YouTubeの動画の中で「多様性って気にしないことだから」と言っていたのを聞いて心底感心したし、同時にハッとしたというのが最近あった。
『他人を受け入れること』ではなく、気
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.4

2度目の鑑賞。
初めて観たのはたしか、ネイルサロンで席に備えつけてあったiPadで映画が観れたので、これをチョイスした記憶。(え…?ネイルサロンで?こんな映画を…?)

ご丁寧にレインコートを着てから
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.6

10代で、まだ恋愛の良さも悪さもさほどわかっていなかった時期に一度観たことがあったけど、大人になった今になって観たらとてもいい映画だった。

いくつになっても、男でも女でも、何回目でも、失恋って痛い。
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楽園(2019年製作の映画)

3.3

限界集落に住む人々の気持ち悪さに耐えられなかった。
あんなにも仲間内で依存し合い、余所者を犠牲にして生きているものか?

この話のどこにも、楽園なんてなかった。


これは余談ですが、【かわいそうな綾
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.3

半世紀以上前の作品だなんて痺れちゃう。
サイコーに暴力的で、容赦なくドツき回された気分。
まったくイカレたシニーだった。
好きな映画を聞かれてこれを挙げる人とは、たぶん、まあ、仲良くはなれないかな。笑
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.8

頭はキレるけど将来が心配になるくらい根っこから終わっているクソガキVS大人達。
岡田将生の役も芯から狂ってる人間だったけど、彼がかわいく感じるほど。
まぁ〜〜〜相当なクソガキ度合いでした。
映画であり
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.7

なんてこった。
こんなにおもしろくてグッとくるなんて。
《怪物だーれだ》の世界がここにもあった。

何事も双方の状況を聞いてから判断することの重要性とSNSの恐ろしさ。
わかっているつもりだけど、この
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花に嵐(2015年製作の映画)

3.3

気になってmarkしている『聖なるもの』と同じ監督だし先にこちらを観てみたけど、ビビりなのでモキュメンタリーってなんだか怖くて、画面小さくしないと観れなかった。


タイトルの出し方然り、監督の名前の
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もうひとつのことば(2021年製作の映画)

3.0

アマプラを徘徊していたらたまたま見つけたので観てみた。

マスク必須で生きていた我々、どう考えてもえらかったよね。
ほんの数年前の話なのに懐かしい気持ちになってしまうのは、今が幸せな証だ。


あらす
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