冬越さんの映画レビュー・感想・評価

冬越

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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

スタイリッシュでかっこよくて好きだが、ストーリーの面白みはあまりなかった。
何となくこいつが裏切ってるんだろうなぁと思ったやつが裏切っていたし何だか色々と物足りなかった。

i ai(2022年製作の映画)

4.0

想像以上に食らった。
マヒトやGEZANのイメージカラーの赤が沢山。鑑賞後に赤い服が欲しくなった。
メッセージ性に関してはいつもGEZANで歌っているような内容で割とスっと入って来た。
そしてセリフ一
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

変わらず面白くて安心した。
なんなら1作目よりシュールでアクションはキレキレで最高。
男二人のコンビもよかったけどやっぱりあの二人が好き。

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

伝説の始まり。ゴジラ1作目。
1954年にこの映画が作られていたとは衝撃。
とても着ぐるみがミニチュアを壊しているようには見えない演出のうまさ。そしてやはりあの音楽はゴジラのテーマとして完璧である。怪
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青い春(2001年製作の映画)

3.5

理解できないけどなんか良いなとなる映画。
普通に考えてどんなヤンキーでもあんなことはしないと思うし、ぶっ飛んでいるけどそこがまた面白い所。
屋上で一晩明かすシーンは1体どうやって撮ったのだろう。本当に
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

人生初ゴジラ。
なぜ今まで観てこなかったのだろうか。そう思う程に面白く、ゴジラのかっこよさに痺れた。
話は単純でだいたい想像できる展開である。だか、こういった怪獣映画はそれでいいと私は思う。視聴者が求
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姿三四郎(1943年製作の映画)

3.5

こんなよくある話でこんなに面白く描けるのか。黒澤明デビュー作。
本当に王道の展開だが熱くなれる。
何気に志村喬の柔道は貴重。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

初インド映画。規模が凄い。
みんな顔が似ている上に名前が取っ付き難いから誰が誰か混乱してしまう。
所々「いやいや笑」と笑ってしまうような演出があったが、それはそれで良かった。
あと、他の国の映画では無
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公式長編記録映画 日本万国博(1971年製作の映画)

4.0

「もし一度だけタイムマシーンが使えるならどこに行くか。」と聞かれたら私は迷わず1970年大阪万博と言う。それほど、当時まだ生まれてすらなかった私はこのイベントに惹かれているのである。

ここまで惹かれ
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

美しい海や独特な絵、そしていつものスタイリッシュな暴力。北野武監督の芸術性が詰まった作品だった。
銀行強盗のシーンを暴力一切無しで静かに終える所や、ラストに海を映して銃声を2発響かせて観てる側に察させ
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切腹(1962年製作の映画)

3.5

観ているこちらも緊張してくるような張り詰めた空気感に美しい画。
他の時代劇には見られないようなテーマ性に綿密な脚本で面白かった。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これが北野武監督デビュー作なのが信じられないほど面白い。
やはり彼の作品は静と動の使い分けが非常に上手く、暴力の痛々しさや恐ろしさを増幅させている。本作の最後の銃撃戦のシーンもそれが現れていた。何発も
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

予告などを見て期待しすぎた感がある。
しかし、つまらなかった訳では無い。
なんでもない日常をこんなに美しく映せるのかと驚いた。特に高速道路を上から撮った画が印象に残っている。
そして、お金やパートナー
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

2.5

昔の作品にこれを言うのは野暮かもしれないが、様々な技術が発達して表現の幅が広がった今観るとやはり目新しさがない。
「各地で銀行強盗をしながら警察から逃げる人々」という設定の作品は大量にあるからどうして
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

2.0

セリフが詩的で難しくて内容を理解するのが困難。その上盛り上がりもあまりなく淡々と進んでいくので眠くなってしまう。
だが、荒廃した街の画や時々画面を白黒にするのは好きだった。
自分にはまだ早かったと思う
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太陽の塔(2018年製作の映画)

3.5

小学生の時に太陽の塔の内部が再度公開されることになり、ニュースなど様々な媒体でその事が取り上げられていた。
そこで流れていた内部の映像を見た時、自分は岡本太郎という人間も1970年の大阪万博のことも殆
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

ベイマックスは小学生ぶりに観たが「こんなにいい話だったのか。」と驚いた。
やっぱり何度観てもワクワクするし、様々な愛の形に感動。悪い人間が居ないのが良い。
あと何よりもベイマックスが可愛すぎる。

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

この時代の映像は最早映像資料。
普通なら眠くなるような、特に盛り上がりの無い内容なのに眠くならずに観ていられる。
これはきっと小津安次郎ならではの写真のような徹底したローアングルでの撮影法が理由だろう
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソン全開。
毎回あまり理解できないけど世界観とシュールな笑いが良くて好き。
ウェス・アンダーソン作品が1番感想書くの難しい。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソン作品は大体ちゃんと理解できないけど独特な世界観に引き込まれて観たあとはなんか良かったなぁってなる。
この作品もそう。
なんかよくわかんないけどほっこりするし好きだなと思った。
こう
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

大好きな宮崎駿の新作を映画館で観られたということだけで5点満点になる。

まず、この作品を観ていて「あぁ宮崎駿はもう映画の制作はしないのかな。」と思った。
それくらい宮崎駿のこれまでの制作の集大成とい
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.0

こういう刹那的に生きる若者達を描いた作品は大好き。
でも、観ていてかっこいいとかファッションを真似したいとかは思うけれどこんな人間になりたいとは決して思わない。
この作品はとにかくモッズファッションが
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

とんでもない映画を観た。
この感情を上手く言語化出来ないが、間違いなくここ最近の新作映画でダントツ。
予告編や公開されてから出る観た人達のレビューを見ていて、自分の中でのこの作品に対するハードルはかな
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

少し前に観ていたがレビューをするのを忘れていた。
いまいち記憶に残ってないので内容は普通だったんだと思う。
林原めぐみの声と平沢進の音楽は良かった印象。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

2.5

可もなく不可もなく、普通。
大きな盛り上がりも大してないから途中で眠くなってしまった。
建物の無機質な感じは好き。

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソン作品はやっぱり彼にしか出せない唯一無二な雰囲気がある。
今作は個人的にそこまで面白くは無かったが、彼ならではのポップな色彩がかわいくてずっと見ていられるし自分は小さい頃から魚が好き
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

めちゃ今っぽい映画。
公開当初から評価が高かったが予想以上に面白かった。
クスッと笑えるゆるい日常とかっこいいガチのアクションの緩急がいい。
全体的に自分のツボにハマって面白かったが特に極道×メイドカ
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

原作とのそこまで大きな変更も無くいい感じにリメイクされていたが、今作の主人公は原作のような冴えない感じがあまりなく、かっこいい英国紳士だったりしてやっぱり原作の方が好きだなと思った。
あと原作にあるク
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.5

他の方々のレビューでCGのクオリティが低いと聞いてはいたが、言ってもそこまでだろうと思って観てみたら予想を上回るクソCG。
感動して涙が出そうになってもあのCGが来た瞬間涙が引く。冷める。
原作が好き
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.5

個人的に黒澤作品の中ではそこまでだったけれども面白かった。
太平と又七が可愛い。姫がまあ美人。なんか今回の三船敏郎かっこいい。
三船敏郎の決闘のシーンの時「決闘で勝って相手殺さないのはダメじゃなかった
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生きる(1952年製作の映画)

4.0

物語自体そこまで盛り上がりは無いが飽きて眠くなることも無く見入ってしまう。
この作品はとにかく志村喬の演技力に圧倒される。
他の黒澤作品を観た時も思っていたがやはり彼の演技は凄い。沢山の黒澤作品に出て
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