みやもとさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

緊張の連続の90分。観客も「音をたてまい」とする一体感も面白かった。笑

ライフラインが生きてるのは何故?等々疑問点は残りますが、細かいことは二の次!!
クリーチャーの襲来の連続で息をするのも忘れます
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

最初から最後までボリュームたっぷり。
敏腕ロビイストの豪快な戦いの仕掛け方に引き込まれると同時に「銃社会アメリカ」を考えさせられます。
最後、ここにきて情に訴えかけるのか……?とがっかりさせられるのか
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

クイズの問題にそって人生を振り返っていくストーリーは斬新で面白かった!
生きてきたことが全て無駄ではなかった、まさに"運命"です。
最終問題の正解が、兄の最期と引き換えになったのも運命かと思うと切ない
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28日後...(2002年製作の映画)

3.5

「28DAYS LATER……」の字幕後に映し出される無人の病院、無人のロンドンの絶望感たるや。
徹底的に不安をあおるカメラワークや全体的な映像の暗さがじわじわと精神的にきます。ゾンビもパワータイプ系
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

プレデターシリーズはプレデターズしか観ていないんですが、それに比べると今作は大分コメディに寄っていて気楽に観られました。
下品でやばい奴らだけど情に厚くて良い奴ら。しかも地球を救ってる。最高にかっこい
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

もう何度目かのおかわり。
やっぱりこういう怪獣系が大好き。わかりやすい善と悪。気持ち悪い造形の怪物。豪快な戦闘シーン!
そしてグンペイ役のMIYAVIの美しさも最高。
エンドロール後の映像も最後の最後
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

事実としてこんな現実があった事を考えると言葉に詰まります。
未来が見える終わり方だったのが救い。

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.3

あまりこういう系統の映画を観ないので最後まで楽しめました。
集中して観てなかったせいもあるけど、自分の中で「なんかよくわかんないけど」だったところが「なるほどそういう事か」に変わる瞬間はすっきり。
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DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOW(2018年製作の映画)

3.5

「喧嘩0笑い80感動20」の謳い文句通り笑いとまさかの感動にHiGH&LOWの新たな可能性を感じました。思いっきりギャグによりきったストーリーと思いきや、ラストには自然に涙が…
今までのシリーズを追い
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

2.8

じわじわとくる不気味さが精神的にきます。造形の独特さと美しさには始終目を奪われました。
灯台のシーンで産まれた"モノ"との邂逅にたっぷり時間を取っていたので大事なシーンなんだろうと思いつつもストーリー
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.8

MARVELと比較してしまうけど、この全体の暗さと重たい雰囲気がDCの持ち味じゃないでしょうか。
そこに投入されるフラッシュのお調子者キャラがよかった。ギャグと笑いのテンポでいうと「もう一声!」という
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.3

映画の中に流れる空気が大好き。
登場人物の心情が変化していくのをゆっくり丁寧に描いている映画。ゆっくりですが散りばめられた笑いのバランスも絶妙で、飽きずに2時間があっという間にすぎていきます。

冒頭
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探偵ミタライの事件簿 星籠の海(2016年製作の映画)

3.2

様々な事件が点から線へ繋がっていくのはなるほどすっきり!でしたが、とくに盛り上がる場面がなかったのがちょっと残念。淡々と事件解決にむけてストーリーが進んでいくので退屈に感じる人もいるかも。
個人的には
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

監禁されていた部屋から出られてハッピーエンドではない。犯罪被害の"その後"の生活にも焦点をきっちりあてて問題を投げかけている作品。
重いテーマながら、子どもの「お母さんとずっと一緒に生きていたい」とい
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クーデター(2015年製作の映画)

3.5

自分が異国の地でクーデターに巻き込まれたら、と変に感情移入してしまってめちゃくちゃ怖くなってしまった…
降り立ったばかりで右も左も分からない。言語もわからない。さらにアジア特有の雑多な街並みが観ていて
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.3

アナベル人形のはじまりの物語。
引き起こされる現象は全て、日本人にはあまり馴染みのない"悪魔"によるものだと分かって観てたのでそんなに怖くなかったです。
ただ、随所に音によるびっくりポイントが多々あっ
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ウォーキング・ゾンビランド(2015年製作の映画)

2.5

パロディギャグゾンビ映画。
冒頭からTWDのパロディ全開で笑いました。倫理観もめちゃくちゃでなんでもあり。笑
ゆるゆるっとした笑いが続いていくので軽い気持ちで再生できるのがいいです。
ゾンビランド観て
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.6

ようやく観れましたバーフバリ!
インド映画ならではの演出に始終楽しませてもらいました。
アクションもダイナミックで面白いしそれぞれのキャラクターの個性もたってる。
続編も早く観なくては。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.5

劇場では字幕で観たので今回は吹き替えで。
コメディ色強めでさっくり観られるので好き。でも決めるところはちゃんときめてくれるので話にメリハリがついてます。
ソーとロキの兄弟ならではのやり取りがかわいい。
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プレデターズ(2010年製作の映画)

2.8

新作公開前に観ておこうと思ったので。今作がプレデター初見。
がっつりプレデターと戦うのかと思いきや人間同人のいざこざが多かった印象。
未知の惑星と気味の悪いジャングルという絶望感にじわじわストレスが溜
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.3

ゾンビ映画特有の「なんか知らんけどヒステリック起こすやつ」がいなかったおかげで苛々がなく観られて、ゾンビ映画にしては珍しくストレスの少ない映画でした。
ゾンビの動きの速さやパワーの強さ、そして閉所で増
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魍魎の匣(2007年製作の映画)

3.5

原作未読が功を奏して?楽しく観られました。
好きな役者がいるからというのも理由のひとつですが、ふとした時に「あ、あれまた観たいな」と思う作品のひとつです。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.3

過去回想のザラザラした映像や不気味な声、薄暗いライティング。ミステリー?ホラー?と思いながらもしっかりとこわさが胸に広がっていく。
ジャパニーズホラーは苦手だけど、残穢は気軽に何度も観られるくらい好き
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.6

期待を裏切らないマーベル映画!
的のインパクトは少し弱い気もしたけど、総合的に楽しかったので全く問題なし!

それぞれが抱えていた問題も解決され、大団円のハッピーエンドだと気を抜いたところでIWのアレ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.0

ザ邦画なストーリー展開で、単調にストーリーが進んでいきます。
が、4姉妹の個性豊かな表情や仕草に目が離せず、気付いたら映画に引き込まれました。

鎌倉の美しさとそこで暮らす人たちのひたむきさが素敵でし
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

物語が進むにつれ善と悪がどんどん色濃くなっていくのが分かって苦しかった。
主演ふたりの「正義」がそれぞれ理解できるからこそ、どちらにもハッピーエンドであって欲しいという気持ちに…

松倉を追い詰めるシ
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アントマン(2015年製作の映画)

3.5

アントマン&ワスプ上映前に予習を。
さすが安定のマーベル作品!面白くないわけがない。
笑いと絶妙なシリアスさとアクションで退屈する間は皆無。主人公の娘がまた素直でかわいくて…。
次回作ではアクションは
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.0

色彩の鮮やかさと非現実的な夢の中の世界観にどんどん引き込まれる。
テーマや作品の色がとてもよかったし、ストーリー展開ももたつくことなく進んでくれるので良い。「また観たい」映画に出会えてよかった。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

不気味で心がざわざわする話なのに観終わった後は「美しかった」という気持ちが残る不思議な映画。
街を覆う雪と同じように、「きれい。だけど息が詰まる。」ような感覚があった。

実際本国で上映されたものには
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ファウンド(2012年製作の映画)

2.6

作品の空気感が好きです。主人公の男の子のナレーションで進んでいくのも心にくる。
あえて色々明かさない事で兄の狂気を考える余地があるのがいい。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

所々ツッコミどころはあったけど総評して面白かった!
面白いくらいに回収されていく死亡フラグは切ない…

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

前半30分で「期待してたほどしゃないかも」と思った自分が間違いでした。
途中「えぇ?」となったところは後半でばっちり回収してくれた上に、そうなるに至った面白い理由まできっちり作り込まれている。
映画館
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

黒人差別映画かと思いきや………
感想を綴ろうとストーリーを反芻してると益々こわさが増幅していく。人間ってこわい。
主人公の同僚のおかげで話に緩急が出来てて安心しながら観れたかな。救いがあってよかった…

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

最高すぎる。
VOGUEとか「I love my job」とか、意図してかは分からないけどアン・ハサウェイからちょいちょいプラダを着た悪魔連想させてきてるところも個人的にぐっときた。。
キュートでゴー
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

特撮好きじゃなくても楽しめるゴジラ映画。
何万回も評されてると思いますが、最高です。