sayakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.6

タランティーノ作品の中だと、かなり好きな方かも。映画好きの彼だからこそできる作品だなと。

一瞬だとしても目を惹くレアセドゥの美しさたるや

ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

3.2

展開は読めてしまうがそれでも最後まで楽しめるのは、ギリアムの世界観とユーモア故。ただのわらしべ長者物語かと思いきや、政治や、風習、宗教的な視点など意外と奥行きがある。

黒の騎士と怪物が闘うシーン、そ
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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

2.8

生を突き詰めると死に行き着く。らしい

タルナゴス(カタカナ弱いので合っているか怪しい)探しごっこを、チームラボとかでやりたいね😹

「パーティーで女の子に話しかけるには」「天使のたまご」あたりを思い
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.8

骨の髄まで慈しみ愛しつくす。

これは今年ベスト入りそう。
優しい記憶色をした映像に、少し残酷に見える描写。とはいえそこに怖さを感じないのは(遣る瀬なさを伴いつつも)彼/彼女らにとっては生活だから。
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.1

してやられたり。

こういう派手な映画、エンターテイメントとして楽しいから時々無性に欲してしまう。

僅かな既視感はゾンビランドでした。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

2.1

今っぽい映画だなと思ったが、個人的にはあまりハマらなかった。

アスペクト比に遊び心があって楽しかった。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

2.8

子どもの目を通して大人の心を映すのが上手だな、と。このお話はお母さんのものだった。

原題がややネタバレ気味だったけど、ダブルミーニング含め、穏やかに静かに時間が流れていてよかった。

秘密は隠すから
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.7

第3者の視点で進む物語に、自然と自己と身体の乖離が重なった。

ジャンヌの無垢故の屈託のない優しさ(或いは寛容さ)と、愛故の悪気のない苦しさとの対比がもどかしいけれど、いずれもまた事実なわけで。自分の
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

2.5

例に漏れず五ヱ門も小さい時からの推しなのでとても満足。
これまで時系列バラバラ、観たことあるものないものもバラバラにみていたので本作で「そうだったのか」となることも多々あった。この機にずらっと観ようと
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

1.8

ポスターから「(500)日のサマー」とか「シングストリート」みたいなの期待して観たら、全然違ってびっくり。

進化のイメージをパンクに重ね、具現化/具体化するのは純粋に面白いと思ったが、どこか間延びす
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

後半の突然のSF化、意味不明すぎて面白かった。こういうの大好き。映画に出たくなっちゃうタランティーノがいつも最後残念な感じなのも好き。

派手なアクションにナイスなおっぱいと音楽、好きにやりたい放題で
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

2.6

そんな軽装備で大丈夫なのか?
ゾンビにはホームセンター、氷河期には図書館。

世界/地球規模の問題って、これくらい自分ごとにならないと先送りで大きく解決へ動かないんだろうな、という盛大な皮肉。

税法
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“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

1.0

重たい映画ばっかり観てたから気軽にみれそうなもの〜と思ったら全然そんなことなった。

何故そこまで他人に依存/期待するのか。森山未来がいなかったら最後まで観れなかったかもしれない。 

キャラクターが
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ユー・アー・ノット・アイ(1980年製作の映画)

3.9

“You are not I. No one but me could possible be.”

これは本当に私の哲学というか主義(当事者以外当事者になり得ない)をそのまま表していて、そりゃ嫌いな
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

個人的にダンサーインザダークくらい鬱映画の印象だったため観るのに中々覚悟が必要で後回しになっていた本作。

クローズショットが多くて嫌でも自分を突きつけられる。
自分の道を塞ぐのは自分自身。

ステー
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.3

「この世をすべてを君にあげる」って何もないのと同じだな

タイトルの秀逸さ

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

地下で生まれ育ったヨヴァンに、クロが色々と教えるシーン切ない気持ちになる。
そして、ラスト水中に潜ってからの展開は少し泣きそうになった。

船上結婚式のシーン、既視感があるんだけど『黒猫白猫』?

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.8

予告編を見た私「オテサーネクじゃん」
映画鑑賞後の私「なんてこった…」

マリアの元にきた、神の子羊だとかもろにキリスト教ベースのお話。
『くるみ割りのケイト(イギリスの昔話)』だとか、羊の頭=醜さと
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生きる(1952年製作の映画)

4.1

生きることに貪欲に。おじいちゃんが倒れて救急車を呼んだ年末故、生きるということをより考えさせられた。
ピアノ弾きがビール飲まされる様が天井に映るカット格好良い。

死ぬことより老いることのほうが怖いな
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

オープニングでビートルズ使うあたりからかなりブラックユーモア効いてて良かった。そしてめちゃ泣いた。見逃してそのままにしてたけどもっと早く観ておくべきだった。

目に見えない愛は靴紐に。

図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.4

ハンバーグのせカレーオムライス、エビフライと唐揚げ添え、的な映画。
私が自主制作映画とかするなら(そんな時は来ないと思うけど)これぐらいぶっ飛んで楽しいやつ作りたいな。

「人生の方向って意外と小さな
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夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.8

ボニーとクライド的逃避行な前編と、一気にSF味を帯びる後半。
留守電で自分と会話するのは苦手だけど、鏡越しで顔を見ると素直になる演出が好きだった。searching bearも🐻

「これは薬草だ…」
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

2.2

クリスマスイブなので。デジタルな感じの鈴、私にも聞こえないかな〜
挫・人間の念力が欲しいが脳内フラッシュバックした。

零一恋愛.exe(2015年製作の映画)

2.7

「「「愛などという感情はぁ!完璧になどならぬぅぅうううう!」」」
暴力的な展開の速さにウケてしまった

マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最後の5分で全てが分かる。
血が流れないミステリーは心穏やかで(穏やかで?)いいね。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

漸く観た!なんなんだこの映画は!やりたい放題詰め込んで只々楽しい映画!ちとグロいが!
展開が急降下急上昇するし、私のデスプルーフが低かったので若干映像酔いしたけど仕事の疲れは吹っ飛んだ。

アビーの携
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グリーン・ホーネット(2010年製作の映画)

2.9

くだらない事でゲラゲラ笑える関係が一番。エンドロールが楽しい映画大好き!

恐るべきは死ではなく、人生を存分に生きないことだ。

ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.2

テリーギリアムらしい、よく分からないけど至って真面目に、だからこそ本当にそういう世界があると引き込まれる作品。
抽象化されすぎててぼんやりとしかわからなかったし途中宇宙ねこの顔になりながら見てしまった
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.6

"chicks who love guns"、かなり性癖みあってよかった、笑 これのオープニングで自由の女神に銃撃たせてるのも◎🗽

銃を引き出しから取り出してイメトレするシーン、ジャッキーの色々な気
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.8

重ための映画ばっかりだったから気分転換に。質感が限りなく「フラニーとゾーイー」。テンポ感と各キャラクターの憎めなさがやっぱりウディアレンだな、という感じ。お洋服可愛い

ニキータ(1990年製作の映画)

2.8

薬打たれて起きたら白い部屋なの、クワイエットルームで見覚えあるやつ!となった。ベッド下からの足のショットがかなり好き。マルコ………涙

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

カメラワークが不穏すぎて冒頭から緊張した。

confessionという行為が如何に人間的であるかをまざまざと感じた。
神父の「神に挑戦しようとした」という言葉、箱の中の無数の蛇、から悪魔的象徴なのだ
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ステインボーイ(2000年製作の映画)

3.4

絵本を古本屋で見つけ、そしたらこのショートムービーも見つけた。
キャラクターは絵本と同じだけど、ストーリーは別のもので、両方でひとつになるような作品?

特段"嬉しい"も"悲しい"もなく、淡々と取り巻
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

時間があっという間だった。
淡々と出来事が並んでいるのに、否、並んでいるからこそ、観る個々人の気持ちが乗って奥行きが広がるような。

ブラックアウトの間で語る感じが新鮮で面白かった。

その日何あった
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