みぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

みぶ

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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.5

戦争の恐ろしいところは国のために亡くなった人たちを英雄化してショービジネスとして利用するところにもあって、日本だけでなくアメリカでも同じようなことが行われていたのが悲しくなりました。戦争の裏側の社会の>>続きを読む

聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.4

改めて日本の良さが感じられると言うと大げさかもしれないが、仲良し二人のゆるく過ぎていく日常が少しだけ明るい気持ちにさせてくれる。キャストたちの声がはまり役。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.9

あの二人がきちんと大人になって再開した姿を見られるだけで幸せな気持ちになれました。あの頃と違って話す内容も少し難しくなったように感じるけれど、二人の関係性はあの頃となんら変わっていなくてとても心地よい>>続きを読む

アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.6

人生の終わりに向けて生きる時に感じてしまいがちな喪失感と懸命に向き合うシュミットの姿は不安定で切ないけれど、誰もが迎えるいつかのための心構えとして、今を大切に生きようと思いました。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

たった一夜の出来事だけれど、永遠のように美しい時間を目の当たりにした。お互いの言葉で感じたことや気持ちを伝え合う姿は、友達のようで、恋人のようで、その距離感がとても良い。映画のようなロマンスではなくど>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

3.7

観ながら以前に観たことある気がしてきたけれど、前回と違って思ったのは、エイリアンが途中から人間に見えてきたことでした。とても気持ち悪いけれどそれがまたすごい。あのエイリアンたちは実はヴィカスと同じよう>>続きを読む

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.7

目には見えないものを想像し続けることはとても大変だけれど、自分の人生はいつだって自分のものだと気づかせてくれる。初めてのことは何も大人が子どもに教えるだけではなくてその逆もありえることで、ひとりの老人>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.6

子どもにとっては今が今でしかなくて、今を精一杯生きている。そんな大切なことを大人になるにつれて忘れてしまいがちですね。終始ドタバタしていて子どもと一緒に観たら楽しそうだと思いました。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.8

三部作ついに完結!時を経て3人が対峙する時、衝撃の過去が明かされる…!という感じの展開でテンション上がる。前作2つとも観ていて本当に良かったと思いました。力の無い者が自己存在を肯定するために力ある者を>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.6

どんな事故に巻き込まれても怪我ひとつしない自分を信じられない主人公の葛藤がメインで、そんな主人公の特異性を羨むミスターガラスの狂気じみた真相が判明するラストは恐怖さえ感じる。続編があるとわかって観てい>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.7

とっても怖い映画かと思っていましたが、とっても悲しい映画でした。解離性同一障害による23の人格を演じ分けるジェームズ・マカヴォイの演技力に脱帽。何気なしに映画館で気になっていたミスターガラスが続編だと>>続きを読む

ロッキー3(1982年製作の映画)

3.8

栄光を勝ち取ったロッキーが敗北や悲しみを経て再び立ち上がる姿は観ている人に勇気を与える。ロッキーのテーマが流れ出すシーンはいつ観てもテンションが上がりますね。また、ロッキーの映画はどこか教訓となるシー>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.9

いきなり新キャラから始まってやっぱり加地さんはいちいちカッコいい。使徒の美しさとエヴァの挙動に見惚れていたら大事な人達がどんどん追い込まれていってハラハラする展開に。アニメ版でも上手く理解出来なかった>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.7

コンパクトになりテンポよく進むストーリーと相変わらずのシンジ君の葛藤がエヴァを観てるという気持ちにさせてくれる。ミサトさんはやはりかっこいい。まだ出ぬ主要キャラクターたちに期待して次回もサービスサービ>>続きを読む

ロッキー2(1979年製作の映画)

3.8

愛する人を得たロッキーの弱さと優しさが見所の2。ランニングシーンや試合の効果音など随所にツッコミたくなりましたがやっぱりアポロとの決戦は熱くなれます。ロッキーのために煽り役を引き受けながら大事な時には>>続きを読む

ロッキー(1976年製作の映画)

3.9

『これは人生、するかしないかというその分かれ道で「する」のほうを選んだ勇気ある人々の物語』という話を聞いて納得&感動。自分自身を最後まで信じる姿はとても格好いい。パッとしないエイドリアンを健気に誘い続>>続きを読む

グリンチ(2018年製作の映画)

3.5

可愛らしいキャラクターたちとツンデレグリンチが見所。飛び出すお家や5階建?バスなどワクワクするギミックもりだくさんな街とグリンチの発明品やドナの育児力が観ていて楽しかった。よく見ると人間みたいな外見だ>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

責任と友と希望があってこそ人は人らしく生きていける。無実の罪を着せられてもなお真面目に生きようとする囚人アンディーと自由の身でありながら裏金を作って独裁者の地位を築きあげていく所長との対比が面白かった>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.0

断片的な映像が少しずつ過去に遡っていくことで、まるで記憶が10分しか持たない主人公と同じ境遇に立たされたような感覚になってとても心が落ち着かない。だけどそれがいい。結局最後までとても難解な映画でしたが>>続きを読む

ビーン(1997年製作の映画)

3.6

ずいぶん昔に観たことあるだけなのに内容をしっかりと覚えていて、よほど当時楽しかったんだろうなあと懐かしさに浸れました。不器用でもまっすぐ生きよう。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

人類が移り住むための星を探すという壮大なスケールで描かれる物語は難解なのに観やすくてフラグ回収がお見事。まさにSF映画を観た実感。随所に2001年宇宙の旅を感じさせるけれど、この映画はただただ愛が深い>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

ただただ隙のないおじさんが格好いい映画。時々見せる笑顔がまた良い。完璧に仇を討つ姿も爽快。007やM:Iとはまた違ったエージェントの魅力があります。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.9

有名で誰もがおすすめする映画ですが今更ながら初めて観ました。30年以上も前の作品とは思えないくらい画期的で未来に希望が持てる物語でとても面白かったです。次作も期待!

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

前向きになりたい人やこれから新しい何かを始めようとしている人に観て欲しい映画。大人の問題なんて子どもには関係なくて、目の前の自分の信じる道を突き進むのみ。劇中曲がどれも素敵。若さ×夢=無限大!

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

大切な人をまっすぐ想う心に惹かれる。頑固で不器用だけど憎めないラクシュミと、途中から出てきてたまたま最初の顧客になっただけなのに大事な役割を果たしたパリーのコンビは観ていてワクワクして素敵なサクセスス>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

3.6

ジオン軍の中でも様々な意思が渦巻いていて、改めてよくできた世界観だと思いました。本編が観たくなる終わり方が良かったです。

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.7

強い意思を持った人はとてもかっこいい。客観的に見れば悪い男に引っかかって紆余曲折な人生を歩んだメアリーに同情するだけの映画かもしれませんが、パーシーとの暮らしの中で彼女が感じてきたことの集大成としてフ>>続きを読む

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.8

とても古くて白黒の映画だけど色褪せない脚本と圧巻の演技力がとても記憶に残る映画でした。素直な気持ちで観始めたのに終わる頃にはイヴの笑顔が全く違う意味に見えたのは本当にすごい。とても皮肉な終わり方がまた>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

なんて明るい気持ちになれる映画でしょう!職業人としてのプライドをかけて檻から飛び出し始めた屋台では本当に生き生きと描かれていて、かつての職場の仲間にも慕われつつ息子に自分の弱さをさらけ出せる父としても>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

現状に満足していないのに流されて生きているような人は沢山いるだろうけれど、変わろうとする為には自分でその事を自覚しなければならない。劇中のファイトクラブのようでなくても、違った形で自分の捌け口を上手く>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.5

ファーストを知らなくてもシャアが天才でハモンさんはかっこいいということ、そしてとてもよく作り込まれた物語だということがよくわかりました。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.0

これぞ青春映画!ガリ勉と不思議ちゃんとスポーツ馬鹿とお姫様とチンピラが図書室に押し込められて「自分とは何か」について作文を書くことを強要される。それぞれが抱く親との軋轢や自己の不確定さ、性への関心とこ>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

愛すべきエグジーの成長物語。先にゴールデンサークルを観ていたので、ハリーの過去や再登場で湧き立つ理由がわかってスッキリしました。カーチェイスや教会での戦闘シーンは見応えがあり戦う紳士の身だしなみに釘付>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

クイーンのことを知らない自分でも最後のライヴシーンで鳥肌が凄かった。才能ある人が陥りがちな人間関係の悩みや問題、フレディ自身のセクシャリティに関することについても、メンバーや家族が優しく包み込んでいて>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

全体的に暗くて怖いイメージとは裏腹にヴェノムのやんちゃっぷりとトム・ハーディの情けない演技が可愛くてほんわかしました。アクションシーンもしっかりと見応えあって、最後のスローになるシーンはとてもかっこい>>続きを読む