演者は全て上手いし、大森監督の問題意識も鋭く描かれている。でもいかんせん胸糞悪い。そこに愛はあるのか?と思ってしまう。
ドランがどんどん脆くなってきた。
人は歳を取ると美意識より、感情を素直に発露する方を取るのかもしれない。
所々ぐっとくるシーンがあったものの、やや冗長。
蛮行や暴力を阻止したからといって、いきなり全てが解決する訳ではない。出口の見えない、長い長い戦いになるかも知れないし、それが正しいかどうかも分からない。理性的でいるのは覚悟と勇気が必要だ。
所謂腐女子向けの映画と思ったら虚をつかれた。
主人公が基本的には最後までヘテロなんだと私は受け止めた。性的嗜好を超えて人を好きになる、しかもちゃんとエロティックな意味でも好きになる話であって、ヘテロか>>続きを読む
前編と比べると余韻がなく、全てが説明されるのがやや煩かった。ただしラストのボクシングシーンは圧巻。
面白いけれど、これが歴代興行収入1位?という驚きはあった。
普段見ないジャンルゆえ「最後は気合であそこまでいけるもの…?」という気持ちにもなった。
アニメにそんなイチャモンつけるなよ、という感じだろう>>続きを読む
Sorrow is nothing but worn out joy.
このセリフ覚えておこう。
「ブラックパンサー」とても楽しめる良い作品だったと同時にワガンダというハイパーテクノロジー先進国は今のところ発見されてない(そして…多分ない)という事に絶望して泣いた作品でもあった。
だって、欧米に引>>続きを読む
間違いなく今の時代を象徴する作品として残っていくと思う。
ただ、ややセンスに頼り過ぎてる印象もあり、評価は伸びず。監督としての「上手さ」は『クリシャ』が一枚上の印象。
普通に楽しいが物足りず…。
色んな映画で、良い感じの役やってるクリス・メッシーナ、なぜこの役で使われた。
ものすごくバランス良くまとまった邦画エンタメ!イケメン目当てで見たけれど、どのキャラもハマり役で、うまくまとめ上げた製作陣すごーい!と思って見ていた。永野芽郁ちゃんもかわゆい。
若尾文子映画祭で観たけれど、高峰秀子の美しさよ!
あまり(男だから女だから」とは言いたくないけれど、原作に描かれている女性同士の心の機微を、増村保造はよく撮ったなぁと後から思ってしまった。
山崎まどかが2010年代を象徴する作品という事推薦していたのと、オーブリー・プラザが大好きなので鑑賞。面白いけれど、あまりに倫理観が低くて普通に引いてしまった…。
アイス・キューブの息子はほんと感じ良>>続きを読む
姉弟が近親相姦の関係であることさえも美しく愛情に満ちていて、大自然の営みの一部と思わせる。でも、最終的に運命はは二人を許さない。大自然を神に準えた、極めて宗教的な作品だと感じた。
鏡や光の使い方全てが>>続きを読む
メーガンが過去にセクハラを受けたと仲間の男性に告白するところ、男性が悪気なくことの重大さを理解してなくて無神経な発言するの、リアルだったなぁ。