ごまさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ごま

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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

面白かったーー!!

子供は確かに社会的には弱者で、世間体を気にしたり大人の望み通りコントロールしてしまいがちだけど、本人の気持ちや意志を尊重することが大人の大切な役割だなーと思わされた。
特別な才能
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

面白かったー!!

南部でのシーンは、「黒人差別やばー!!」と思ったけど、この時代これが「普通」で「当たり前」だったんでしょ。
やっぱり人間はその時々の社会に影響されるものなんだと考えさせられた。
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.9

すごい映画を、、というか、すごい音楽を聴いた。
魂が揺さぶられるとはこういうことなのか!!
ゴスペルってすごい👏
映画館で観られて良かった!!

歌の中に「信仰があって良かった」という一節があったけど
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.8

女性、シングルマザー、貧困であるということを切り口とした「社会的弱者」にスポットライトを当てた作品。

面白かったのは、息子に「これだけは守って」とルールを課す主人公があっさりそのルールを破っていく所
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

見終わって、数時間が経過しますが、まだ全然立ち直れない。
子供たちの弱みにつけこんだ大人からの性的搾取が横行している、これが現実かと思うと恐ろしい。
コロナ禍で、ネットが生活から切り離せなくなったのは
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台風家族(2019年製作の映画)

3.2

茶番感がすごいけど、やっぱり新井浩文と尾野真千子の演技は秀逸!!

表面化している出来事の背景には、色々あるんだよ〜っていうメッセージが込められた作品。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

ずっと観たいと思っていたけど、170分もあるからなかなか手が出なかった作品。

インド映画には勝手に苦手意識があったけど、、
この映画はサイコー!!

教育のあり方や生き方を再考できて、ラストはスカッ
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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

4.2

発達障害のある方と関わる全ての人への解説書のような作品。

途上国では、未だに「悪魔つき」と理解されているのには驚きだった。

発達障害の方にも表現出来るツールがあるとコミュニケーションがとれるという
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

映画館で観たかったー!!
とにかく音楽がサイコー!!
ラスト涙が止まりませんでした。

人生は、きらめきとか意味づけするのではなくて、日常に意味やきらめきがあると教えてくれた作品。

尊厳はそもそもそ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

柄本佑目当てで観たけど、石橋静河が可愛すぎる!!
そりゃそーなるわ。

柄本佑は、最後まで感情見えずなのかと思いきや、ラストシーンすんごい良かった、、

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.6

大好きで何度も観ている作品です。

家族の規範とかルールは大切かもしれないけど、抑圧に抗って自分の好きなことややりたいことを主張することの大切さを教えてくれる作品。

劇中の音楽はどれも最高だけど、特
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.3

アメリカ社会について不勉強過ぎるので、理解しきれないシーンが多かった。

しかし、人生には正解も不正解もない、みんな精神的には「ノマド」で、その時その時出会う人との間で親密な関係が結べることが大切だと
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.0

まず印象的だったのは、音楽。
劇中は終始不穏な旋律が流れるけど、エンドロールでは転調して安心する。
この音楽、ドラゴン・タトゥーの女っぽいなと思ったら、同じ監督でした。

ダニエルのシリアに入った動悸
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心の傷を癒すということ《劇場版》(2021年製作の映画)

3.8

日本でまだPTSDという病名が普及していなかった1995年。
先駆者は大変だけど、安克昌先生の確信を持った取り組みは偉大だと思えた作品でした。

「弱いことは恥ずかしいことじゃない」

本当にみんなが
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ひとくず(2019年製作の映画)

3.2

編集やストーリーは、うーんだったけど、
被害が加害になることがリアルに描かれている作品。
何よりすごいのは、子役の演技。
まり役の小南希良梨さん、カネマサの子供時代を演じた中山むつきさんの演技には心打
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痛くない死に方(2019年製作の映画)

4.0

支援者の、人の物語(人生)をみる姿勢を再確認できた作品。

食べることは生きること、
上手く枯れること、
たくさんのことを考えさせられた。

そして、上から目線の柄本佑が患者さんから学ぶ姿勢に変わって
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

現代に蔓延るジェンダー規範がリアルに描かれたThe是枝作品。
料理のシーンが美味しそうなのが良かった!

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

ケン・ローチ作品からはイギリス社会のことを学べる。
申請主義社会がいかに障壁となるか、考えさせられた。
必要な人に届かない制度とは如何なものか。

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなに丁寧な暮らしがあるのか。
秀一さんがこまめに書くお礼状は、常に英子さんが名前を先に書いたり、英子さんが作る日々の食事も秀一さんの好きなメニューが並んでいたりとお互いを尊重している風景がとても素
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

萩上直子×飯島奈美の組み合わせがやっぱりサイコー!
本作もご飯が美味しそうなのがとてもいい。
女性性を意識するあまり、洋服がPTAみたいになっちゃうリンコがとても可愛かった。
そして、今まで桐谷健太あ
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.5

まったりとシュールに進んでいくストーリーもサイコーだし、劇中の食べ物がとにかく美味しそう。
飯島奈美さんにはいつも心掴まれます。

それぞれ個性的なメンバーが、そのままの自分の姿でいられる場所はかけが
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