みひろさんの映画レビュー・感想・評価

みひろ

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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.0

仲野太賀さんを観るならこの作品。2021年は彼の年かも知れない。

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.8

不穏な結末に謎の爽快感が残る不思議な作品。オススメです。

死んでもいい(1992年製作の映画)

4.0

どこかのジメジメしたミニシアターで映画サークルの先輩と二人で観に行った記憶をひっくるめて記憶に残る映画。

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

観たい観たいと思っていたのに見逃してた作品。題材がアレなのに何故かとにかく面白くて、見終わった後の後味の良さに驚愕した。彼等の作品をもっと観たい。

あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

アイドル事情に疎いので、この作品を観るのは何処の劇場が良いのか思案した結果、秋葉原から一番近い映画館で観ることにした。何かに熱狂した経験のある人には刺さるんだと思う。推しがある人が羨ましくなる物語。そ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

三上が服役するに至った事件を起こした街まで出向き鑑賞。人間臭い三上が美点とも言える自分らしさを押し殺して上手く生きていこうとする姿に、強烈に心を揺さぶられる。良いのか?それで良いのか?完全に善なる人間>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

ごくありふれたカップルの出会いから別れまでを描いただけなのに、全く飽きさせない。身の覚えのあるエピソード満載で、とっくに治っていたと思い込んでそこに有る事すら忘れてたカサブタを容赦なく剥がして行く様な>>続きを読む

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

5.0

なにこれ傑作じゃないか❗️ #篠原ゆき子 さんの上手さは相変わらずで唸ったけど、特筆すべきダークホースは #大高洋子 さん。こんな凄い役者さん、今まで何処に隠れてたの?今年は邦画の当り年だったよ。ホン>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.0

宇野祥平さん演じる生島の佇まいが、この物語の悲哀の全てを語ると言っても過言では無い。宇野さん演じる生島が出てきた瞬間、曖昧模糊だった悲劇の形がハッキリと立ち上がる。その位、宇野さんの佇まいに説得力があ>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

4.0

白石監督作品と香取慎吾さんは物凄く相性が良いのではないか?とつい思ってしまう程、香取さんの演技が良かった。

幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

自国の恥部をしっかり描くことで「同じ過ちを抑止したい」という決意の様な物を感じる。社会問題を提起する韓国映画のクオリティーの高さを感じさせる作品。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

実話をベースとしてるのも驚きだけど、先ず映画として面白いという韓国映画のエンタメ層の厚さに驚愕。最後は胸が熱くなった。信じる物が違っていても分かり合える部分がきっと有る筈だ。世界中で分断が進む今、観る>>続きを読む

本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

4.0

「今晩を逃すともう劇場で観れる機会がない❗️」と、退勤後でくたびれてはいるが、急いで向かい何とか滑り込みセーフで上映時刻に間に合った。4時間の長尺、途中眠気に負けるのでは?はたまた尿意に負けるのでは?>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

お待ちかねの #82年生まれキムジヨン 初日に観てきた。途中で立ち上がって「ウォー‼︎」て叫び泣きしたい衝動に駆られた。叫びはしなかったけど悔しい過去の私の怨念の幾分かは成仏してった。原作本読んで無い>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

難病児一家のエピソードが最高に良かった。医療的ケア児を育ててた身としては、こういう描き方して貰えると嬉しい。嬉し泣きで嗚咽を漏らすという不思議な体験をした。好きな方の中野量太監督作品で大満足。片麻痺の>>続きを読む

ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(2019年製作の映画)

5.0

映像に映し出される伝説の人々の逸話や懐かしい写真を観るだけでも価値が有るけど、音を愉しむ映画なので映画館の良い音響で是非❗️超絶オススメです❗️
疲れた体と心に『My Foolish Heart』が沁
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

2.0

随所に光る俳優陣がいて良かったんだけど何かもやもやしながら帰って来て、こちらを読んでその正体が分かった。『人魚の眠る家』観た時に感じた違和感と同じだった。あそこまで酷いだけの作品では無かったけど、根本>>続きを読む

パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Dolby-ATMOSで鑑賞。
世界中が恋した歌声を堪能し尽くすには絶対に映画館の良い音響で観た方が良い。3大テノールの伝説の舞台は鳥肌モノ。この一場面を観るだけでも充分チケット代の元が取れる。
音楽
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.8

まるでドキュメンタリーを見てるかのよう。錯覚しそうになるくらいに生々しい。彼等の大変ではあるけれど小さな喜びに溢れた日常を追体験する事で、主人公二人と大切な何かを分かち合える。

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

丸の内ピカデリーDolby Cinemaにて鑑賞。この衝撃的な体験はまさに「事件」。こんなの観たことない。終演後に場内で拍手が起こった。

ソワレ(2020年製作の映画)

3.8

ファム・ファタール物。控え目な台詞と美しい和歌山の風景。余韻と間を楽しむ作品は非日常空間の劇場で観ないと魅力が半減する。映画館で観るのを強くオススメする。ポスターも良い。こんな風にシンプルでオシャレな>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

高校生を主役にした作品にありがちなスクールカーストもレスなのが良い