玉葱さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

玉葱

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サンガイレ、17才の夏。(2015年製作の映画)

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ラストシーン
山空街の景色がぐるぐる回っても
それを冷静に見つめて操縦を続ける表情が
素晴らしかった。

ぐるぐる回っても
冷静に見つめる
それがサンガイレ、強さ
という感じがした。

劇中殆どが
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

5.0

普段、言葉を通じて気持ちを伝えたり、家族や友人と時間を共有するとき、嘘をついているところがある。多分誰しも。

言葉にした瞬間に、もとの自分の感覚からは、いくらか変換されている。

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

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キスシーンを繋ぎ合わせたフィルムの上演シーン、涙が止まらなかった

禁じられた愛おしい思い出たちが、情熱のままに繋がって、互いに求め合っている…
うまく言葉にできないけど、あの時に人を好きになった気持
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ラストムービー(1971年製作の映画)

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寝ながら観た。最後の唄だけ聴こえた。めっちゃいい。

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

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「自分は幸せになるためにここに引っ越してきたんだ」
「幸せになると思って、子供をつくったんだ」
「妻のことは好きではなかったが、その時はそれが最善の選択だったんだ」
「本当は別の人と結婚したかった」
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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ミヒャエル・ハネケのセブンスコンチネント(1989)とテーマが被っている気がする。この映画の方が先だったんだなぁ。

お金って金額だけじゃなくて、
どんな気持ちで稼いだお金か、ということも伝わってしま
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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理解できないことが

出産という圧倒的な事実の前にたちはだかったが

受け入れられた

好きな映画。


【消防士の父について】
不器用な人。
でも、自分の信念を貫いている人。
苦しんでいる人。
妄想
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

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沢井が殴ったのは、親戚の青年だった。
「施設に入る方が、こずえちゃんも幸せなのかもね」
あるいは、ハイジャック事件後、レイプされたどうこうの噂が立つこととか。

ハイジャック事件そのものよりも、周りの
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

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丁寧につくれば、汚くても綺麗なんだなと、感じた。

looper
なんども考える
コンセプト
テネット
タイム
マッドマックス
ドラえもん
スタンド・バイ・ミー

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

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周囲の人間は、
あなたが生きるために、
自分を犠牲にして生きているという。

本人は初めから、
そんなことわかってるのに。

自由のない人生は人生ではないと主人公は言っていたけど、周りの家族も同じ。
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害虫(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

出町座にて鑑賞。

主演の宮崎あおいを、知り合いのある女性を連想しながら観ている僕は、害虫なんだろうな。

でも、「人間の本性は悪であり、善とは、悪ではない一時的な状態にすぎない」みたいなことをいって
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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善悪を越えた、言葉を越えた、演技を越えた、好きな映画だった。