mitchel1218さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

mitchel1218

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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

『TENET』は、カルヴァンの予定説を思わせた。予定説では、救済される者は予め決まっている。現世をいかに生きようが、救われる者は救われるし、救われない者は救われない。そう、「ピストルの弾がどこに当たる>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.1

90年代。日本がまだ世界の中でも裕福な国だった故に、社会のひずみみたいなものを芸術的に描く余裕があったのだと感じる。

古谷実とかの作品みたいに意味深な不安感を煽ってくる。萩原聖人が若く美しく不気味。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

リチャード・カーティスはイギリスのあだち充説。

ご都合主義っぽい展開ではあるけど、それはそういうものとねじ伏せてしまう謎。

ビートルズ題材なのもずるいわー。

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

4.0

アンハサウェイがかわいいだけで観てられる。後半のドンデン返しはインパクトあったけど、傑作になるにはご都合主義的過ぎたか。

アメリカの航空機ものは宗教的なオチになっていうのは何故なんだろう。

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.2

これはすごい!完璧なラスト。

主人公としてのマックィーンに華を持たせつつ、世代交代を描く。

自分が親である故に、子供との世代交代のことを考えるし、仕事の上では自分より若い世代のことを考える。

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カーズ2(2011年製作の映画)

3.8

メーターが主役で物語の幅は広がった感じがしたけど、パンチは弱い。

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.9

第1作に比べるとCGの細やかさが格段に上がっている。

やはり第1作に続いて子供にいつか捨てられるかもしれないという不安感がベースにある。

子供はおもちゃの気持ちを想像して見るだろう。一方、大人はい
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.8

今見るとCGとかぺらっとしてるけど、当時はびっくりしたなあ。

子供に捨てられるかもしれないというのが常につきまとうおもちゃたち。その辺の疎外感を描かせたらピクサーはピカイチ。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.8

日本の漫画をここまでやってくれたか!という嬉しさもある一方、映画そのものとしてはB級だよね?という感じもある。

そういえば、日本にも上川隆也がやったシティーハンターの実写ドラマがあった。冴子役(高島
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心をつむいで(2018年製作の映画)

3.8

ピクサーのリベラル感が強く感じられる作品。

ほんとのほんとのほんとに、男女が調和して共存する組織がユートピア的な組織になるかは疑問だけど、物語としては美しい。

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.0

邦画のリメイク見てから見たけど、ほんとにそのまんまリメイクしたんだな。

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

4.0

前半少しダレた入りだけど、ムゲが本音を吐露して猫化する後半から物語が動いてひきこまれる。

猫の面は大人になることの象徴。完全に猫化すると人間の声、すなわち子供の声は聞こえなくなる。

ぼくくらいのお
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.6

意外とよかった。

オリジナルの方見てないけど、オリジナルもよいんだろうなというエッセンスも感じられた。

長澤まさみはいい女優だなあ。しかし邦画の外国人俳優の安っぽさどうにかならんか。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.1

クリス・ヘムズワースは、マッチョ過ぎないアクションヒーローとしての地位を確立しつつある。

それにしてもつくづくヒーローには弾が当たらないな!(最後当たるけど)。

あと、ダッカの麻薬王かっこよかった
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

大きなストーリーはないけど、心に残る作品。田舎の苦しさは洋の東西を問わず同じか。

この映画では、手紙とメールで心が近いていくけど、言葉のやりとりには性別は絡まない。もし相手の性別を知らないで言葉のや
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.3

アニメが楽しかったから怖々見たけど、予想通りの出来。

最近は若手女優は脱ぐのが一人前の登竜門ではなく、変顔できるかが一人前の登竜門になってると思った。

映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.5

新しいドラえもんの映画初めて見たけど、感動ポルノ化していてビビる。キャラも簡単に泣きすぎ。

子供に同行する大人の目線を気にした結果、こんな感動ポルノ路線に走ってるんだろう。

絵はうねうね動くし、ス
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.1

シリーズが進むに連れてどんどんよくなってる。ハリーサイドに死者が出るのはこの作品が最初か。

前作から出演者がティーンになったことの葛藤が描かれてるけど、この作品はさらにその点を強調している。なんなら
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

出演者がティーンになったことに合わせて、本人たちの内面の葛藤が作品にも表れて来ていてよい。

恥ずかしながら、ハリーポッターシリーズを見るのが初めてで、少年少女の魔法使いがきゃっきゃっするだけのファン
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

一作目よりも予算もついて映像が豪華になった。

ハリー・ポッターの魅力は空間と時間を移動するところではないか。場面、場面で時間・空間が異なるから、スピード感のある物語展開になっている。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.1

序盤はよく意味がわからなかったけど、ストーリーが進むに連れて徐々に体にしっくりしてくるストーリー。

お互いに最初の気持ちを忘れて別れたという記憶をなくしても、忘れられずまた愛し合うようになった結末は
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.2

これはアカンやつ。犬好きじゃないけど、かわいすぎる。

輪廻転生的な感性ってアメリカにあまり馴染まないのかと思ったから、その辺のも意外だった。


亡くなった瞬間に元彼の元に行かれるハンナの元夫がほん
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.8

魔法使いの男の子が活躍する映画。とてもおもしろいので世界的に大ヒットすると思う!

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.5

よくこれで打ち切りにならなかったな!と思う出来だった。

高校生が授業でパソコンを使っていたり、この頃はまだ日本が最先端テクノロジーの国だと思われていたんだなあということが感慨深い。

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.8

クラシック。

90年代映画ってあまりリアリティを追求してなくて、映画らしさのある映画という感じがする。

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

4.0

ナタリーポートマンもラブコメやるのかあ。結末は見えてるけど、ヤキモキしながら見れてよかった。当て馬みたいにされたプロデューサーがなんかかわいそうな気がする。

白竜 シノギの報酬(2006年製作の映画)

3.0

ワイルドスピード見てたらおすすめに上がってきたから、間違って見た。何をどう思っていいのやら。ガリガリの画像に、本気なのかネタなのかわからない編集。どういう層が見るのか。

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.6

4作目から面白くなると聞いてがんばって観てる。

一作目より全体の整合性取れてる感じだけど、演技もストーリーもVシネマみたい。車!やくざ!おんな!!!!

あたま使わないでみられるのでジムで運動してる
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.8

クルマとケンカと女。少年チャンピオンと同じ要素で構成されている。

警官なのに正義感もクソもないし、目利きが甘すぎるし、事態悪化させるだけだし、仲間生きてるか死んでるかわからないし、殺すほどのことじゃ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

これ系の映画だと、デニーロ側が一回何かやらかすけど、それ以上に価値ある行動をして挽回するパターンかと思ったけど、デニーロは最初から最後まで神だった。こんな爺さんならモテるやろ!

アンハサウェイの唯一
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.1

アメリカンのキムタクことトム・クルーズがかっこいい。こういうドキュメンタリータッチの映画でも、カットをかっこよく繋いで行くとテンポよく見れて楽しい。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

ウイルス感染ものだけど、静かにことは進んで行きリアルな感じ。

最後のシーンはネタバラシであると同時に今後も起こりうるパンデミックの暗示。

しかし、これ見ちゃうと人に触れたくなくなるんだけど…。

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.8

トランスフォーマーが、日本のおもちゃ由来ということは、レッドツェッペリンがアメリカのバンドと思われてるくらいに忘れられてそう。アメリカに行った時はストーンズでさえアメリカのバンドという認識の人がいてび>>続きを読む

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.6

個人撮影の映像をつないで物語に見せる構成は面白い。なんやかんやで「辞めたい」って言ったのに炎の竜巻にまきこまれたカメラマンのアシスタントが一番かわいそうな気がする。

レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

3.0

まぎれもないクソ映画。

最初の30分で人間関係描いて、弟が消えた瞬間には、おおっ!と思ったけど、繰り返し繰り返しキリスト教の話が出てきて、おお…となり、何の伏線も回収しないまましょぼいCGのラストシ
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