3さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

使ってるフィルムカメラ一緒だった。細野晴臣のラジオで初めて知ったサチコカネノブの挿入歌、かっこよかったなあ。
見ている間感じた違和感は、外国人から見た日本的な感覚みたいなものが正体のような気もした。だ
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あのときすぐ父に着いていけば両親は助かったのかもしれない。間接的にも自分が両親をころしたんだという意識によって生じる弟を守り育てる責任感。ほやが良く獲れても、食べることはできない。両親が死んだのは、ほ>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

5.0

とてつもなく良い。全てが心地よく回収され、感動的。フランス語はわからないけど、字幕のセリフに魅了される。
洋服や建築、空間、光の入り方、生活の様子も全て絶品。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

こちょこちょされたように笑ってしまう。
音も映像も斬新なところがあって面白い

青い春(2001年製作の映画)

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静けさを感じる不良青春映画。静かだけど熱はあって、間延びもない。これが結構独特。映像めちゃくちゃカッコよくて、音楽もマッチしてた。音楽はミッシェルガンエレファント→梅ヶ丘の洋服の並木で仕立てたモッズコ>>続きを読む

メドゥーサ デラックス(2022年製作の映画)

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髪が美しい
髪に魂がのりうつる
髪への愛

ずっと音が気持ち良い
エンディング抜群にカッコ良い

ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇(2018年製作の映画)

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装うことは偽ること、そして愛。
美しいと思うこと、それに執着する意味。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

見るのに勇気がいる。
村人が徐々に前のめりになっていって、止まらなくなる。鳥肌が立ちっぱなしだった。

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ルフトハンザに行く前の場面、愛と怒りが交互に出てきて境界がなくなっていく感じが良かった。あのような人たらしを愛してしまったペトラは不運なのだが、正直そこじゃない気もした。最後のカーリンからの電話はあっ>>続きを読む

ヴォイツェック(1979年製作の映画)

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武器屋で調達したナイフで刺し殺すシーンがカッコよかった。クラウス・キンスキー、魅力的な俳優。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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エヴァがかっこいい。
強いオフビート感にも関わらず退屈しない。マヌケで洒落てる。

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

4.5

気品があって強気なおばあちゃん大好きすぎる。ドイツ語の先生視点でショートフィルム見たい。最高に気持ち良い映画。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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過激さが良かったけれども、終わりは案外平和。ジェフリー、戻って来れてよかったね。音楽が繰り返し効果的に使用されていて、ただのジェフリーがボコられるリンチシーン(ややこしい)にも幻想的で美しい何か芸術的>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

4.0

コミカルで見やすい。
アンナカリーナが終始美しい。差し色に赤が多い、そのほか青も黄色も鮮やか。「口を利かないぞ」→本の表紙で会話の流れが素敵だった。照明の遊びも綺麗でかっこよかった。男の方もかなり面白
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

視覚で圧倒してきた。クスッと笑える感じも好き。爆音とともにシーンを急に切り替えるの好き。ひたすら泥酔する美しい主人公(イタリア人?)セリフがほとんど無い。螺旋階段で歌い出すシーンのかっこよさはピカイチ>>続きを読む