こうちむさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

回路(2000年製作の映画)

4.0

確かにインターネットで顔は一番怖いし特別だよね。コンテンポラリーダンス幽霊が怖かったし、終盤出てきた幽霊は平沢進っぽくて面白かった。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.8

音楽の使い方が最悪だった。脇役の演技と台詞回しが安っぽすぎる。

菅田将暉のビジュアルと小松菜奈の馬鹿っぽさ、いい奴役の人の普通っぽさ…役者は良かった。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

小松菜奈がほんとに足速そうでよかった。あと清野菜名の引きつった顔が面白かった。

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.8

激アツ。中止しろよって思ったけど、濡れた車はステキ。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

4.7

循環の話。幸と不幸、50/50…とはならず誰かが割りを食う…、ゴミはどこから来てどこで忘れられるのか。ゴミを運ぶ役所広司は忘れられていくモノを記憶する特異点。「なんだか元気そう」ニュースで父の無事を確>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.0

縦列駐車はウケたけどそれ以外はあまり惹かれなかった。男女間の関係の一類型としてはまあまあ面白かった。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.7

ジェンダー批判的な話ともただの神話ともとれる。なによりエロくてよかった。

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀(1986年製作の映画)

3.8

かべをぶち抜いていくアニメ的なバカバカしさをそのままやってて気に入った。何気に観客の中で低い位置からヒロインを見てるシーンがぐっとくる。後半はストーリーのための下手なドタバタが続いてそれまでの小ネタが>>続きを読む

不滅の女(1963年製作の映画)

3.7

反復する、層になっている写真としての映画で、動きが足りない。何枚も同じ女の写真をめくる場面は閉じ込められた男の象徴で動きがないのは当然か。あそこは時間サスペンス的に中々ホラーだった。意味が生まれ始める>>続きを読む

仁義の墓場(1975年製作の映画)

4.2

またまた怪物ドキュメンタリー映画。
屋上に立ってるシーンとその後のシーン、田中邦衛登場シーン、、、
意外と深作欣二ってイメージを撮る監督なんすね。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.3

あんな不恰好でリアルなセックスシーンある?シュールすぎる。大真面目すぎて思わず笑っちゃうシーンが多いのだけど、あんな風に映画館で笑いの起きる作品てあまりない。

狂ってる世界に対するアンサー系作品が連
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.2

馬の足!躍動感!
屋内でも構図が不気味だったり単調になってない。画面外から伸びる拳銃を持つ手だったり、ドラマも面白い。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.8

間をシームレスにまたぐ横移動が良い。接写も良いんだけどちょっとくどい。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

おしゃれなものを見たという気はするけど、何を見たのかよくわかってない。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

グズグズした青春。「オリビアを聴きながら」を聴いてるときの染谷の顔が怪しく照らされるシーンが印象的。配役が良い。特に柄本佑がほんとにそれっぽかった。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

技術的なことは詳しく知らないけど、新しさは感じた。おっさんスパイダーマンとの関係が王道なアツさでいい。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

アニメは仕草の再構築・再発見みたいなところに特権があるっていうのは聞いたことはあるけど、都市とかの風景も同じだな。リアルだけど現実じゃない風景が記憶と接続しきれずに異様な原風景として定着する、みたいな>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.8

アニメの落下シーン好き。
「ライ麦畑」を絡めた感想を見てなるほどなーって思った。ジョーカーといい狂った世界に応答する話が続くなー。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

ホアキンフェニックスの身体には抗えない魅力がある。ジョーカーとして堂々と歩き始めた時の体格の良さはスターの風格だったけど、身長が173cm程度らしくそれほど高くなくて驚き。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

フィクションをフィクションとして増し増しで見せてきた後のあのオチ。諦念と開き直りと、今までにない哀愁を感じた。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

除雪機わろた。いじめのせいで狂っちゃった人たちとの対比で山田杏奈が正気のまま復讐してるアンチヒーローとして映えてよかった。B級感が中途半端だし除雪機で山田杏奈が村を平らにするくらいでよかったのに。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.0

ババアの皮引き伸ばしとか靴型の帽子かぶってるマダムとかアイディアの思い切りがいい…けど意味わからん

リュミエール!(2016年製作の映画)

3.7

フィクス。技術決定論。
1人カメラ目線で見つめてくる男っていうのがサスペンス始まりそうで良かった。