motoさんの映画レビュー・感想・評価

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

臭いものに蓋をしても

臭いは消せない

染み付いた臭いは

なかなか消せない


パラサイトは

満たされない心に

パラサイトは

知られたくない本心に

パラサイトは

パラサイトに寄生する
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.8

アメリカとソビエトが

冷たい戦争を繰り広げていた頃

スターウォーズの物語は始まった


自由を求めた宇宙市民は

とてつもなく巨大な敵に

無謀な戦いに挑んだ


フォースの力を信じ

フォースの
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読まれなかった小説(2018年製作の映画)

2.8

井戸を掘る父

小説を書く息子

誰もが無理だと言い

誰もが現実を見ろと言う


井戸を掘るのも

小説を書くのも

深掘りすることによって

水が湧き出し

物語が生まれる


人生の虚しさを競馬
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.1

If you just smile

もし君が笑えたなら


チャップリンは映画の中から

機械化され管理された時代を

喜劇という形で風刺した


モダンタイムスから

まだ百年も経たずに

機械化
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

3.2

愛情が深まるには

一方的では深まらない


お互いを考え

お互いに伝え

お互いを思う


時に糸が絡まるように

もつれることもある愛情

信じる心が試される


北へ向かう旅は

信じる心の強
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真実(2019年製作の映画)

3.0

嘘でもいいから

本当のことを言ってほしい


毒舌は真実を隠す

毒の苦さの中に優しさを隠す

ウィットに富んだ毒舌は良薬



嘘は真実を隠し

真実は自分の弱さをさらけ出す


強くなるには嘘も
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

不協和音

調律なのか

一音が足りないのか

何かがずれてしまう

必死に元に戻そうとしても

逆にまた一音を無くしてしまう

不協和音が増すばかりで

何を聴かせたかったのか

何を聴きたかったの
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ジョアン・ジルベルトを探して(2018年製作の映画)

3.0

もし無人島に

音楽のアルバムを

一枚だけ持っていくとしたら

それはGETZ/GILBERTO

ジョアン・ジルベルト

彼がまだ生きているような気がする

さっきの街角で

すれ違ったような
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.5

遊園地から見る夕焼けの海

彼の瞳に映る世界と

私たちの瞳に映る世界は

違う世界が映っている

日常の中にある非日常が

見えているのに見えていない

遠い海の向こうにある国の日常を

物語を通し
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.7

天使は無邪気だ

天使は誰のものでもない

ダンス ダンス ダンス

淡々と過ごす地上で

淡々と犯す罪の数々

ダンス ダンス ダンス

淡々と食事をするように

淡々と人間を殺める

ダンス ダン
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

2.8

ふたりを引き寄せるものは?

ふたりを引き離すものは?

歌がふたりを引き寄せ

歌がふたりを引き離す

純粋さがふたりを引き寄せ

純粋さがふたりを引き離す

自由がふたりを引き寄せ

自由がふたり
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

2.8

未来のためのアーカイブ
自由のためのライブラリー

叡智とは?
多様とは?
文学とは?
芸術とは?
音楽とは?

学ぶということ
それは疑問
それは想像

学ぶということ
それは好奇心
それは創造
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

3.0

美しさと

儚さと

哀しさと…



何を思い

誰を思い……

うつむきながら弾く

ピアニスト…



足もとの向こうに

何が見えていたのか…


JAZZ

真実のピアノマン


Bill
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.0

事実は映画より奇なり

客観的な記憶を辿ってみるが
誰もが真実を知りたがっている
犯罪を犯した本人達さえも
答えを探しているようだ
なぜ犯罪が起きてしまったのかを

幼稚な考え
止まらない暴走
まるで
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.0

ゴジラ
なぜこれほどまでに
追い求めてしまうのか

どれほどゴジラが
街を破壊しまくっても
ゴジラはヒーローだった

ゴジラがゴジラである限り
これからもゴジラを
追い求めると思う
my old fr
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

ブラシで掃除する音
小さな水の流れが
洗剤の泡と共に海の波のように
寄せては引き返す

誰かが喋っている
鳥のさえずり
柔らかな陽射し
こどもの無邪気な会話

家族団欒の時間は儚く
倦怠から来る渇愛
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.0

無垢
それはラザロ
ラザロ
それは無垢

真実
それはラザロ
ラザロ
それは真実

純真
それはラザロ
ラザロ
それは純真

畏敬
それはラザロ
ラザロ
それは畏敬

悲哀
それはラザロ
ラザロ
それ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

2.8

あの時に戻れたら…
自分は何をするのだろうか?

今とは違う自分がいるのだろうか?
想像した通りの世界になるのだろうか?

過去からのメッセージは
時間を超えて勇気や希望を抱かせる

遥か彼方に見える
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.3

灰色の曇り空から吹き付ける潮風を
彼方を凛と見据える彼女の瞳には
何が映っていたのだろう?

木箱の中から取り出した本を開き
紙の匂いを嗅ぐ彼女の喜びは
どれほどだったのだろう?

窓から差し込む木漏
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

2.7

仮面の下に隠された哀しみは、
醜くなってしまった顔のように
歪んでしまったのか?

戦争は国同士の戦いでもあるが、
人間同士の戦いでもある。
敵味方関係ない戦いでもある。

戦争を正当化したり、
美化
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バイス(2018年製作の映画)

3.0

混迷と分断はいつから始まったのか?
人類の文明が起きた頃なのか?

世界は混沌としている。

バイス、ディック・チェイニー。
彼の見ている世界は
秩序をもたらしたのか?

その秩序は儚く脆い幻想のよう
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

2.7

ヒーローは時代とともに変わる。
その時の世界の状況が、
その時のヒーローを夢みる。

何が真実で何が偽りなのか?
何を拠り所にすればいいのか?
混迷が世界を覆い始めた今、
ヒーローに何を求めたらいいの
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

秋から冬へと移りゆく季節は、
色とりどりの詩情を抱かせる。
愛しさや、寂しさや、郷愁を想わせる。

何が人の感情を左右させてしまうのか?
無知なるものへの恐れなのか?
凝り固まった偏見なのか?

肌の
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.7

夕暮れ空は炎のようだ。
暗闇を仄かに照らす炎のようだ。

人は炎の中に何を見るのだろう?
自分なのか?過去なのか?未来なのか?

暗闇と沈黙の中から
何を見いだそうとしているのか?

“要するにね、そ
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.0

自由の色は何色?

優劣のある色は何色?

理不尽がある日常。

平穏に過ごしたいだけ。

ただそれだけ。

普通に恋したいだけ。

ただそれだけ。

世界は色で溢れてる。

美しさと醜さで溢れてる。
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

すべてが女王のお気に入りなのに
すべてが女王を孤独に追いやる。

天国のような世界が、
地獄のような世界に…。

美しさと醜さは表裏一体で、
まるでゲームのように入れ替わり、
やがて混沌の世界に迷い込
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.1

夜空を見上げ、
月を探す。

彼はなぜ月に向かったのか?

人類のため?
国家のため?
家族のため?
自分のため?

人は死ぬと天に昇るという。

静寂の世界。
黒と白の世界。
石と砂の世界。
生命の
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

小さな恋の物語は、
淡く儚い夢の中で紡ぐしかなかった。

落ち葉を踏みしめる音、
樹々の香り、騒めき、木漏れ日。

追いかけ、見失い、不意に現れる。
恋の始まりは、突然落ちるように
二人の目の前に現れ
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

2.7

嘘か真か?
本物か偽物か?

晩餐会は絵画の真贋から、
絵画の題材のように不穏な空気が漂う。

富、名声、見栄、格式、階級、
嫉妬、欲望、愛憎、孤独…。

その価値が高ければ高くなるほど、
人の様々な
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私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)

3.0

マリア・カラスの前にカラスはおらず、
マリア・カラスの後にカラスはいない。

唯一無二のディーバが、
マリア・カラスその人だった気がする。

カラスの人生を演じ、
カラスの人生を生き切った。
愛と憎し
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.7

奥深く静かなこと。
幽霊の幽を辞書で引いてみた。

人の死とは?身体的なものなのか?
生死はどこから別れるのだろう?
心残り。
死んでもなお、心は残る…?

人の心は、生きているときでも目で見ることは
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.1

考えるんじゃなく、感じること。
でも、あれこれ考えてしまうんだな、
いくつになっても。

数学の方程式は、答えがある。
これが人の心になると…
答えが見つからない。

でも、自分の好きなことや好きなも
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.7

フレディ・マーキュリー…
溢れ出る創造力は、
彼の声からこの世界に放たれた。

誰も、彼すらも止める事が出来なかった。
それほど、彼の、彼らクイーンは、
運命的にロックの世界に現れたのだろう。

フレ
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.2

いま、季節は晩秋。
暦でいえば、
霜降、こさめ ときどき ふる。

喫茶店の窓から、
夕日の色に染まり始めた
うろこ雲が見える。
時折、木枯らしが吹く音が聞こえる。
丁寧に煎れられたコーヒーが、
今日
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.5

繋がりってなんだろう?
何が人を繋ぐのだろう?

顔には、その人の人生が刻まれる。
人それぞれに歩んで来た人生が、
自然と顔に浮かび上がる不思議。
その土地の空気感や歴史まで、
その人に刻まれるような
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