仮面の下に隠された哀しみは、
醜くなってしまった顔のように
歪んでしまったのか?
戦争は国同士の戦いでもあるが、
人間同士の戦いでもある。
敵味方関係ない戦いでもある。
戦争を正当化したり、
美化>>続きを読む
混迷と分断はいつから始まったのか?
人類の文明が起きた頃なのか?
世界は混沌としている。
バイス、ディック・チェイニー。
彼の見ている世界は
秩序をもたらしたのか?
その秩序は儚く脆い幻想のよう>>続きを読む
ヒーローは時代とともに変わる。
その時の世界の状況が、
その時のヒーローを夢みる。
何が真実で何が偽りなのか?
何を拠り所にすればいいのか?
混迷が世界を覆い始めた今、
ヒーローに何を求めたらいいの>>続きを読む
秋から冬へと移りゆく季節は、
色とりどりの詩情を抱かせる。
愛しさや、寂しさや、郷愁を想わせる。
何が人の感情を左右させてしまうのか?
無知なるものへの恐れなのか?
凝り固まった偏見なのか?
肌の>>続きを読む
夕暮れ空は炎のようだ。
暗闇を仄かに照らす炎のようだ。
人は炎の中に何を見るのだろう?
自分なのか?過去なのか?未来なのか?
暗闇と沈黙の中から
何を見いだそうとしているのか?
“要するにね、そ>>続きを読む
自由の色は何色?
優劣のある色は何色?
理不尽がある日常。
平穏に過ごしたいだけ。
ただそれだけ。
普通に恋したいだけ。
ただそれだけ。
世界は色で溢れてる。
美しさと醜さで溢れてる。>>続きを読む
すべてが女王のお気に入りなのに
すべてが女王を孤独に追いやる。
天国のような世界が、
地獄のような世界に…。
美しさと醜さは表裏一体で、
まるでゲームのように入れ替わり、
やがて混沌の世界に迷い込>>続きを読む
夜空を見上げ、
月を探す。
彼はなぜ月に向かったのか?
人類のため?
国家のため?
家族のため?
自分のため?
人は死ぬと天に昇るという。
静寂の世界。
黒と白の世界。
石と砂の世界。
生命の>>続きを読む
小さな恋の物語は、
淡く儚い夢の中で紡ぐしかなかった。
落ち葉を踏みしめる音、
樹々の香り、騒めき、木漏れ日。
追いかけ、見失い、不意に現れる。
恋の始まりは、突然落ちるように
二人の目の前に現れ>>続きを読む
嘘か真か?
本物か偽物か?
晩餐会は絵画の真贋から、
絵画の題材のように不穏な空気が漂う。
富、名声、見栄、格式、階級、
嫉妬、欲望、愛憎、孤独…。
その価値が高ければ高くなるほど、
人の様々な>>続きを読む
マリア・カラスの前にカラスはおらず、
マリア・カラスの後にカラスはいない。
唯一無二のディーバが、
マリア・カラスその人だった気がする。
カラスの人生を演じ、
カラスの人生を生き切った。
愛と憎し>>続きを読む
奥深く静かなこと。
幽霊の幽を辞書で引いてみた。
人の死とは?身体的なものなのか?
生死はどこから別れるのだろう?
心残り。
死んでもなお、心は残る…?
人の心は、生きているときでも目で見ることは>>続きを読む
考えるんじゃなく、感じること。
でも、あれこれ考えてしまうんだな、
いくつになっても。
数学の方程式は、答えがある。
これが人の心になると…
答えが見つからない。
でも、自分の好きなことや好きなも>>続きを読む
フレディ・マーキュリー…
溢れ出る創造力は、
彼の声からこの世界に放たれた。
誰も、彼すらも止める事が出来なかった。
それほど、彼の、彼らクイーンは、
運命的にロックの世界に現れたのだろう。
フレ>>続きを読む
いま、季節は晩秋。
暦でいえば、
霜降、こさめ ときどき ふる。
喫茶店の窓から、
夕日の色に染まり始めた
うろこ雲が見える。
時折、木枯らしが吹く音が聞こえる。
丁寧に煎れられたコーヒーが、
今日>>続きを読む
繋がりってなんだろう?
何が人を繋ぐのだろう?
顔には、その人の人生が刻まれる。
人それぞれに歩んで来た人生が、
自然と顔に浮かび上がる不思議。
その土地の空気感や歴史まで、
その人に刻まれるような>>続きを読む
今日は何の日?
今日は今日さ。
明日は何の日?
明日は明日さ。
何もしないをするので忙しい。
考えるのが下手だから。
感じることを忘れ。
考えることばかり。
くまのプーさんは、
詩人なのか?>>続きを読む
人間はどこに向かって行くのだろう?
同じ未来に向かっているのだろうか?
過去の呪縛からは抜け出せないのだろうか?
裁判で対峙したふたりは、優しく真面目な市民だ。人間誰しも彼らのような態度を取ってしま>>続きを読む
DNAの螺旋のように、やがてXとYの染色体となるように、運命の糸のように連鎖していく。
男と女、親と子、兄と弟、患者と医者、嘘と真実、陰と陽。ふたつは鏡のように向き合い、背中合わせのように存在する。>>続きを読む
このテニスの試合が行われていた当時、自分は子供で、おもちゃのロボットと怪獣を戦わせていた。世の中の事など何も分からず、無邪気な時を過ごしていた。
“女子”テニスプレーヤーのキング夫人を知ったのは、も>>続きを読む
スパイ映画は、映画になくてはならないものだ。わかっているのに、ハラハラドキドキさせられる。
それでも、ミッション・インポッシブル…スパイ大作戦とあえて言いたくなるのだが、やはりテイストを感じさせてく>>続きを読む
今日も、あの家族のひとりひとりは生きている。もしかしたら、自分の近くにもいるのかもしれない。
ドキュメンタリーといってもいいのではないか?この家族のような人達は、現代に現れたわけではなく、遥か昔から>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの世界観にどっぷり浸ったなぁ。いい湯だなぁ〜はははんって感じだった。
日本をリスペクトしてくれているのが本当に嬉しい。思わず声を出して笑ってしまったシーンが幾度会ったことか。>>続きを読む
探し物はなんですか?
見つけにくいものですか?
夢の中へ、夢の中へ。
森の中へ、森の中へ。
同じ夢を見て、同じ夢を語る。
戸惑いと、親しみ。
優しさと、不安。
夢と現実を浮遊しながら、
二人は>>続きを読む
上には上があるもので、スーパーヒーローが普通の人間に見えてしまう。これも多様性なのかもしれない。
スーパーパワーを持つことは、その次元の矛盾を抱え込みながら、大きな壁に立ち向かって行く。
無限に続>>続きを読む
もし今、北斎が生きていたとしたら258歳。果たしてどんな画狂になっていたのだろう?
猫を思いのままに描けるようになっていたのだろうか?
北斎は絵筆から何を生み出そうとしたのだろうか?
これほどま>>続きを読む
ジャンプ!で始まり、リアルにジャンプ出来て良かった!
80’Sをティーンエイジャーど真ん中で過ごしたから、くすぐったいやら懐かしいやらなんだけど、話は未来なんだよなぁ。
未来の話なのに、なんかリア>>続きを読む
人の真価が問われるのは、窮地に立たされた時、いやがうえでもあぶり出されてしまう。
弱さや卑しさ、臆病がせせら笑うように人の心にすり寄ってくる。
それらを振り払う勇気は、足下だったり、目の前だったり>>続きを読む
地球は人類だけのものではない。ましてや限られた人種のものでもない。
今までに、見た事が無かったと言えばそれまでなのかもしれないが、スーパーヒーローは多様なんだと思う。日本の神が八百万いるように。>>続きを読む
美女と野獣のお伽話。
二人は巡り会い、恋が芽生え、愛が生まれる。まるで雨の雫が形を変えながら、ひとつの雫になっていくように。
二人は言葉で語るのではなく、心で語る。静かに、ゆらゆらと、時に激しく、>>続きを読む
この映画はドリスの日常のほんの一部を垣間見せる物語だ。ほんの一部だが、彼が大切にしている事がわかるような気がする。気がするだけだが。彼は服だけに限らず、様々な事のディテールを大切にする。神は細部に宿る>>続きを読む
人間の心の闇はいつから生まれ、どこまで深まってしまうのか?違和感をそのままに心を閉ざしてしまえば、闇の中を彷徨い続け、恐れから逃れるために自分を見失い、人間らしさを失ってしまうのか?
デトロイト、今も>>続きを読む
バーフバリ万歳!バーフバリ万歳!頼むぞバーフバリ!あんたしかいないバーフバリ!バーフバリ、世界はバーフバリを待ち望んでる!
最初のシーンからこの映画の余韻が漂ってくる。まるで過去の余韻のような。
物語は一人の異邦人を通して今の世界を深みのある視点で描写している。目には見えないものの、そこにはハッキリとした国境という壁が立>>続きを読む
洒落てるし、皮肉が効いてるし、ジェントルマンだし、笑えるし、泣けるし、テンポがいいし、男子が大好きなガジェット満載だし、これぞエンターテイメントスパイ映画!しかし、ジュリアン・ムーアがサイコパスになっ>>続きを読む
ターナーの絵画で印象に残るのは、空の青だ。雲の晴れ間から見える青。夕暮れの空に消え行く青。嵐の後の雲の隙間から見える青。ほんのわずかな時を絵の中に描くという事は、常に過去を見つめている事になる。ターナ>>続きを読む