naoshiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

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自シリーズ含めた過去の作品を参照しつつも、その先を目指す。
007か、ノーラン味か、磁力はフォースだろうか、Furiosaという曲が使われいるのは偶然ではないだろう。
運動の快楽を徹底的に目指す、その
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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初っ端なからラストまで手数の多さと的確さは、ナイツの漫才のよう。
また面構えの良さ。韓国映画の豊かさ。

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭の潜入シーンから必要な画が足りておらず、せっかくのアクションが生きない。
結果だけならべた2時間半。
ジャングルに潜水艦のアイデアは最高なんだけれども。このシーンは良いところもあったんだけれども。
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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踊りだしたくなる映像。投票行こうよ絶対、ってこんなにカッコよく言えてしまう。松尾スズキ味感じるロマンスグレーの変てこな動きに親しみを覚える。一方、リズムの熱狂とマスゲームの陶酔は、危険な気がする。
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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ド迫力で全力で肩を入れるのをみるにつけ、ほんとコングの造形どうなってるのかと。もう爆笑。

マングラー(1995年製作の映画)

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boidsound映画祭にて。初っ端から身体にくる音のつぶ。
整合性とか、論理的にとか、オチをつけるとか、そんなことは二の次にすごいもの、面白いものを作ろうとするとこんなものになってしまうという。
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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IMAX鑑賞。
ヒーローがインフレして飽き飽きしてドラマチックが日常になって、派手で退屈なアクションを延々と見続けて、なおかつ目を離せず浮き彫りになる人間そのものの魅力。

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

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否応ない重力の運動っぷりを見せつけられているからこその痛快な磁力。

影裏(2020年製作の映画)

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闇から照らし出される事物をこれでもかと映し出す。
火の水の自然の、そして人の紛れもない他者性。だから隣人が丁寧に描かれている。
これは全体的にどこをとっても優れた作品だな、と思う。
キスへの導線のあま
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逃げた女(2019年製作の映画)

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ホン・サンスがバトルを描くとこうなる。
戦闘に備えて身なりを整え、食べて、準備して、食べて、練習。
はたしてフェアな戦いになっているのか。
真正面から挑んできたのは、猫だけだったような。

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

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すごい殺陣シーンをダイジェストですっ飛ばす贅沢さ。
武井咲でていないとここまで暗くなるのかと。
ラストは上がる。

狂猿(2021年製作の映画)

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マグマのような肉体。ここまでやるのかと。
倒錯している。見ているだけで痛くなる。
音楽でなんとか中和されているような。
物質として徹底して拡張、拡大されたプロレスの魅力。
神々しく羨望すら覚える。

くれなずめ(2021年製作の映画)

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もう少し整理できたのでは、記憶と夢の話だとしても。
スローモーションのタイミングはよかった。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

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世界、とか言われるとぽーっとしてしまうが、実際それに見合う充実ぶり。

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

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前後編の尺あっての描き込みで物語が太く感じる。
二ノ宮隆太郎の話まで丁寧に描けている。どのシーンも活気だっていた。
柄本明が立ち上がったときの驚き。
ボクシングシーンのリズムが快感原則に沿っている。気
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二重のまち/交代地のうたを編む(2019年製作の映画)

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たゆたう映像と物語でしか語れない未来・現在、揺るがない過去、下が在る上にいる。一挙に押し寄せる。営みが(世界が)ポリフォニーとして顕れる豊かさ。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

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弧の幅の長さにリングス田村を越える回転体の極みをみた。ぎりぎり目で追える切っ先のすさまじい運動、速さ、リズム。
土屋太鳳にびびる。
MVPはもちろん歳を重ねなお美しい武井咲ということになるだろう。
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

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ラストバトルは素晴らしい。余計なものが混ざる過剰さ。
カンフー銃については最期まで特に触れず。
武井咲がMVPだろう。

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

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再見。
土屋太鳳は正しいインフレ。
あと、武井咲の声よ。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

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再見。俳優陣のアンサンブルの妙。
目が覚めるアクション。
武井咲の声よ。

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

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この人を見よの映画。
それにしても東出君。圧倒的だわ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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見終わったら酒が飲みたくなった。
飲むべきだろう。飲んだ。

マンディンゴ(1975年製作の映画)

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知性丸出しかと思えば、あの部屋にあの光。全体不穏すぎる家。
バキバキ冴えまくってるショット。
参った。弛緩したところがまるでない。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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経済の話でもあるし友情の話でもあるし、ひっくるめて日本の話しで、そのレンジの広さと垂直と水平を意識した画作りで良質なドラマを堪能できた。
ひとりひとりがそれぞれしっかり地に足がついているように見えた。
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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役所広司見たさに鑑賞。堪能したが、自転車のくだりをみるにつけ、EUREKAを観てこれなんですか、と。

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

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物語を宙吊らない。そのときに光景と音楽が記憶と別け隔てなく現れる。
だからもう作品時間全部の記憶を持ってして、今目の前のルーニー・マーラを浴び続ける至福の時間にもなる。

空に聞く(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラジオブースの手さばきが、盛り付けの熟練した仕事故だとわかったときの驚き。人間すごい。双子もすごい。
ラジオからの声が波紋のように広がるその印象が、新しい営みが食堂を中心に広がっていく風景と重なり、そ
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

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こうなって欲しい、のところまで行ってくれたので痛快ではある。
分かれた画面はしれっと元に収まってしまう。相反するものが共存する環境。映画がそれを止揚するなら極めてロマンチックだなと思ってしまう。
ほの
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

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変わったように見えない家、替えても変わらない車に、変わり果てた玄関。ゾッとする。
ふとすると過去と現在が重なる。
埼玉に雪が積もっている。
バスでも電車でもお年寄りの話には西武なのだろうか。西武バスに
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

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速い。速すぎる。視認できているのかわからない。それでいて重心をしっかりと感じる。上品さも感じる。電車アクションはこうでないといけない。たぶん、もう一回観ても面白いだろう。
ギャグセンス(キャラクターの
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

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充実している。
前半と後半のトーンが違う。
橋のジャンプ。
250ml缶(サイダーとバヤリース)。どこからでてきた。
鏡のショット(途方もない美しさ)からのダッシュ(見おろされている)。
空は広いが
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