もはや信じるに値するものは人間以外のものしかないという、この深い諦念と絶望。分かるよ……分かる……でも、それでも…それでも…オレたちは……という気持ち…。
はっきりとした起承転結がある訳でもなく「あの頃は良かった」と素直にノスタルジーに浸る風でもなく……リンクレイターという人は不思議な映画を作るなぁ、としみじみ思う(だからこそ、興味深いし面白いのだけど)>>続きを読む
もっと深い闇に潜っていくかと思いきや、意外に浅かった印象。驚かせ方も似たようなパターンが多い。
後半のいい感じで枯れたおっちゃんたちが出てくる場面はけっこう楽しめた。
現代においても、アメリカのみならず各国で人種差別や排外主義は跋扈しているし、この闘いは全く終わっていない。Fuck KKK
こりゃ面白い。あの手この手で厄介払いしようとするがどうしても振り払うことができない、この構図は『大災難P.T.A』を思い出させる。
最初はスマートだったリチャード・ドレイファス扮するレオが、怒りのあま>>続きを読む
じわじわと怖い。マイラには一体何が見え、何が聴こえているのか…?彼女を通して、仄かに見え隠れする“あちら側”に身が竦む。
パトリックとアランのコンビ、可愛過ぎる。そして、話のくだらなさと彼らの友情の深さに泣……。
昔観た時になんかイマイチだった気がして、でもこのメンツだしそんなに悪いはずないのでは…?と、観直してみたが、やはりなんかイマイチだった…。
会話のテンポもテンションもしっくりこず、このテのコメディをミ>>続きを読む
清々しいほどに溌剌とした暴力と狂気、そして、そこに意味も動機も教訓めいた何かもない、という衝撃。ロブ・ゾンビ全然観てこなかったけど、やべーな。
この設定、面白くなりそうなんだけどな。冒頭の犠牲者の女子大生以上のシーンがないのが、なんとも残念である。
以前見て、下書きに入れたままになっていたので投稿。内容はあまり覚えてません。
ちょいちょい挿入される登場人物自身のナレーションやベタな回想シーンなどあまりうまい作りじゃないなぁ…と思うが、良き瞬間もある。この主人公をロビン・ウィリアムズがやってるのも沁みる。
ベタなものをしっかり作ったという感じでそれは別に全然悪いことじゃないけど、なんか物足りない。
なかなかにグロいゴア描写としょうもない気の毒な死に様につい笑ってしまうこの感じ、『グリーン・インフェルノ』を思い出した。
エンディング曲はやっぱり「White Lines」。アガる。
実写で見るとかなりぶっ飛んだ世界だが、描いてるものは普遍的な、石器時代においても現代においても大事なものであった。秀作。
前作『オリエント〜』があんまりだったんで期待してなかったけど、これは思ったよりいいな。暗くて。
娘のビーの存在がさまざまなものを結びつけ、繋ぎ止め、導いていた。まさに“16回分の奇跡”。
それはそうと、これなんでこんなに公開遅れたんだろうか?
凄かった……ジョニー(ジョン・カサヴェテス)の死に様の意味を知った時、チャーリー(リー・マーヴィン)の胸中にどんな感情が湧き上がっただろうか。本当のところそれは彼にしか分からないけど……でも、“分かる>>続きを読む
デヴィッド・ハーパー、憎たらしいぐらい良い役してやがるな〜。飲み過ぎてトイレでゲロ吐くぐらいの場面入れた方がいい!良過ぎる!
レイ・リオッタファンにはたまらない一作。舞台設定がめちゃくちゃ面白い。孤独な保安官が悪人たちと闘うっていう構図も西部劇を想起させ、グッとくる。マンゴールド、さすがだわ。
いろいろ言いたいことあるが、なによりヴェラ・ファーミガのキャラクター造形がひどい。何なのこの役、必要か?
笑ったわ。『ギャラクシー・クエスト』をさらにバカバカしくした感じだ。最後の闘い方も意表をつかれたなー、くだらね〜。好き。
再会の感動で咽び泣くバートとアントンに笑い泣き。王道リベンジ・ストーリーでグッときたけど、ラストのマジックはヒドい。笑
ノーラ・エフロンの間違いないロマンスとニコール・キッドマンのこれでもかというキュートさ(とはいえ、可愛いだけじゃなくちゃんと大物俳優に意見する強さも持ち合わせている)、そしてウィル・フェレルのちょっと>>続きを読む
ちょっと期待を下回ったなぁ。マングラーの重厚なビジュアルやテンション高い惨殺シーンはいいんだけど、ミステリっぽい聞き込み&推理的なシーンがけっこう多くタルかった。