もとしょんさんの映画レビュー・感想・評価

もとしょん

もとしょん

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.6

現在と過去、二人の視点を行き来する複雑なストーリー構成ながら、それを自然に繋げてしっかり感情移入させる作り込み。ルックバックと比較されてたのも分かる。

ハウンの愛も、心の中でハウンを自由にしたミソも
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.4

彼女と一緒にお前が一番ヤバいだろって言ってたキャラが本当にヤバかった。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

クリックひとつで欲しい物が買える時代。届くことが当たり前のように購入ボタンを押してしまうけど、その裏ではいろんな人が動いてるんだよな。
止まることが許されない効率主義の社会の中で、使役する側とされる側
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デジモンフロンティア オニスモン古代デジモン復活!!(2002年製作の映画)

2.5

種族を超えた対立、黒幕の存在。
幼心に面白い設定だったなと覚えていて、いま見ても楽しむことができた。

ダルクモンの声が酷すぎて、とても民衆を引っ張れる存在には見えない。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8

やっぱ『生きる』めっちゃいいなあ。黒澤明の中でも群を抜いて好きだけど、こちらも良かった。

最後本人じゃない視点から語り継がれるから良いんだよね。構成の妙だと思う。

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あらすじだけ読んだときはもう少しコミカルな展開を想像してたけど、デタラメな言語を“教える”って新しく言語を作るってことだからめちゃくちゃハードだよなと思った。

それから普通の人々として描かれる収容所
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

2.5

“言葉は人を傷つける。けど…”
伝えたいテーマはすごい分かるんだけどね。
やっぱり恋愛のもつれとドタキャンって要素が絡んで、主人公が応援したい対象からめんどくさいキャラになってしまったのが見ていてしん
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.8

史実を絡めて、労働格差とそこからの脱却というメッセージ。黒幕も意外性があって、1作目よりもエンタメとして遥かに面白い作品になってた。次作にも期待。

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

3.5

まさしく大将軍の帰還。最後サブタイトルが出る瞬間の納得感がたまらない。

来年の日本アカデミー賞で大沢たかおの受賞全然あるなあ。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

皆どこか自分本位に生きる登場人物たち。
そんな中で起きた二度目の失踪事件、本来なら落胆してもいい場面で心から「良かった」って口にする沙織里の姿に涙が止まらなかった。
相変わらずこの監督は泥と砂利の中で
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

どんな人でも「ひとりじゃないよ」って言ってもらえるような不思議な映画。好き。

カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.0

エリーに語りかけるシーンいいよね。
ありのままが一番素敵。

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.4

相手の頭を掴んでは離さない「アイアンクロー」のように、父の教えが兄弟の生き様を蝕んでいく。だからこそこのタイトルなのかと思ったり思わなかったり…。

前情報一切見ずに友人から簡単なあらすじを教えてもら
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さんかく(2010年製作の映画)

3.0

3人ともちゃんと依存気質なのよね。
あんまり過去とか脈のない相手に未練もたないタイプだから、百瀬のようにはならないと思うけど、佳代目線あの別れ方は嫌だよな〜。なんか気持ちわかっちゃう。田畑智子が車の窓
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.5

前半の姉パート、後半の妹パートとストーリー構成が大胆なのが良い。この二つが最後どう交わるかというドキドキと、ラストのまだ続いていく感じが好きだった。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.3

ギルバートは確実に“いい人間”なんだと思うけど、いついかなる時も“いい人間”であり続けなきゃって思うことが彼を悩ませてるんだなと思った。
クレイジークルーズの宮崎あおいのセリフで「いい人は当たり前にい
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.4

なんだろね。面白かったし感動もしたんだけど、ストーリーはどこか既視感が拭えず、VFX前提で画面構築しているからか画面の作り方?もレイヤーで配置してるような絵ばかり。
山崎貴は監督というよりあくまでVF
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余命10年(2022年製作の映画)

3.0

作中で3度くらい観られるカットの繋ぎがものすごい綺麗。それだけで一見の価値アリだな〜と思う。ストーリーは可もなく不可もなく。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

北海道の雄大な景色がもたらす情緒と、漫画に忠実なド派手なキャラクターアクション。この静と動のバランスが見事にハマっていて、プロローグとしても一本の映画としても期待以上の満足度だった。

ただアシㇼパが
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.4

ストーリーは勧善懲悪×家族もので普通ではあったけど、パンドラの生態系とその星に息づいている感じ、なにより今作は海の描写がめちゃくちゃ綺麗で2時間半を飽きずに楽しめた。続編も楽しみ。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.7

ロリコンのことを「大人を好きになれない人」って言うの好き。

更紗はこういう人だ、文はそういう人だ…
レッテルを貼られ、誰もちゃんと見てくれないからこそ寄り添ってしまう二人の心理がよく伝わってくる作品
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.8

観ていると文化や人種間のわだかまりが根強いことを知っていくと同時に、また過去と同じ過ちを繰り返すのかってドキドキした。愛の話だな〜。
二胡の彼が寄り添ってくれるとこ良かった。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.4

2分間の繰り返し。ストーリーは楽しめたけど、案外応用の効かない設定で、ヨーロッパ企画としてはややおとなしめの作品だなと思った。

誰にでも流れて欲しくない時間がある。そんなゆったりしたテーマと貴船がも
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

家族のいる人ならどの世代に刺さるストーリー。
親がそうなったとき自分はどうするか、パートナーが、はたまた自分が。国が変わらない限り、延々と付きまとう問題だなと思う。

それから柄本明の演技がうま過ぎて
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Gメン(2023年製作の映画)

3.7

テンポで突き進んでいく作品は元々好きじゃないけど、ドラマ1クール分のボリュームをうまーく詰め込んだようなストーリーは潔くて逆に新鮮で楽しめた。キャラクターの違いも明快で、ラストはマジでみんなカッコ良い>>続きを読む