種族を超えた対立、黒幕の存在。
幼心に面白い設定だったなと覚えていて、いま見ても楽しむことができた。
ダルクモンの声が酷すぎて、とても民衆を引っ張れる存在には見えない。
やっぱ『生きる』めっちゃいいなあ。黒澤明の中でも群を抜いて好きだけど、こちらも良かった。
最後本人じゃない視点から語り継がれるから良いんだよね。構成の妙だと思う。
このレビューはネタバレを含みます
あらすじだけ読んだときはもう少しコミカルな展開を想像してたけど、デタラメな言語を“教える”って新しく言語を作るってことだからめちゃくちゃハードだよなと思った。
それから普通の人々として描かれる収容所>>続きを読む
“言葉は人を傷つける。けど…”
伝えたいテーマはすごい分かるんだけどね。
やっぱり恋愛のもつれとドタキャンって要素が絡んで、主人公が応援したい対象からめんどくさいキャラになってしまったのが見ていてしん>>続きを読む
史実を絡めて、労働格差とそこからの脱却というメッセージ。黒幕も意外性があって、1作目よりもエンタメとして遥かに面白い作品になってた。次作にも期待。
まさしく大将軍の帰還。最後サブタイトルが出る瞬間の納得感がたまらない。
来年の日本アカデミー賞で大沢たかおの受賞全然あるなあ。
このレビューはネタバレを含みます
皆どこか自分本位に生きる登場人物たち。
そんな中で起きた二度目の失踪事件、本来なら落胆してもいい場面で心から「良かった」って口にする沙織里の姿に涙が止まらなかった。
相変わらずこの監督は泥と砂利の中で>>続きを読む
相手の頭を掴んでは離さない「アイアンクロー」のように、父の教えが兄弟の生き様を蝕んでいく。だからこそこのタイトルなのかと思ったり思わなかったり…。
前情報一切見ずに友人から簡単なあらすじを教えてもら>>続きを読む
3人ともちゃんと依存気質なのよね。
あんまり過去とか脈のない相手に未練もたないタイプだから、百瀬のようにはならないと思うけど、佳代目線あの別れ方は嫌だよな〜。なんか気持ちわかっちゃう。田畑智子が車の窓>>続きを読む
前半の姉パート、後半の妹パートとストーリー構成が大胆なのが良い。この二つが最後どう交わるかというドキドキと、ラストのまだ続いていく感じが好きだった。
ギルバートは確実に“いい人間”なんだと思うけど、いついかなる時も“いい人間”であり続けなきゃって思うことが彼を悩ませてるんだなと思った。
クレイジークルーズの宮崎あおいのセリフで「いい人は当たり前にい>>続きを読む
なんだろね。面白かったし感動もしたんだけど、ストーリーはどこか既視感が拭えず、VFX前提で画面構築しているからか画面の作り方?もレイヤーで配置してるような絵ばかり。
山崎貴は監督というよりあくまでVF>>続きを読む
作中で3度くらい観られるカットの繋ぎがものすごい綺麗。それだけで一見の価値アリだな〜と思う。ストーリーは可もなく不可もなく。
北海道の雄大な景色がもたらす情緒と、漫画に忠実なド派手なキャラクターアクション。この静と動のバランスが見事にハマっていて、プロローグとしても一本の映画としても期待以上の満足度だった。
ただアシㇼパが>>続きを読む
ストーリーは勧善懲悪×家族もので普通ではあったけど、パンドラの生態系とその星に息づいている感じ、なにより今作は海の描写がめちゃくちゃ綺麗で2時間半を飽きずに楽しめた。続編も楽しみ。
ロリコンのことを「大人を好きになれない人」って言うの好き。
更紗はこういう人だ、文はそういう人だ…
レッテルを貼られ、誰もちゃんと見てくれないからこそ寄り添ってしまう二人の心理がよく伝わってくる作品>>続きを読む
観ていると文化や人種間のわだかまりが根強いことを知っていくと同時に、また過去と同じ過ちを繰り返すのかってドキドキした。愛の話だな〜。
二胡の彼が寄り添ってくれるとこ良かった。
2分間の繰り返し。ストーリーは楽しめたけど、案外応用の効かない設定で、ヨーロッパ企画としてはややおとなしめの作品だなと思った。
誰にでも流れて欲しくない時間がある。そんなゆったりしたテーマと貴船がも>>続きを読む
家族のいる人ならどの世代に刺さるストーリー。
親がそうなったとき自分はどうするか、パートナーが、はたまた自分が。国が変わらない限り、延々と付きまとう問題だなと思う。
それから柄本明の演技がうま過ぎて>>続きを読む
テンポで突き進んでいく作品は元々好きじゃないけど、ドラマ1クール分のボリュームをうまーく詰め込んだようなストーリーは潔くて逆に新鮮で楽しめた。キャラクターの違いも明快で、ラストはマジでみんなカッコ良い>>続きを読む
映画観たあとに原作追って読んだけど、かなり原作を忠実で好印象なのと、ここでシリーズを終わらせるため(実際どうかは不明)にストーリーの落とし所をうまく見つけたなと思った。