もとしょんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

2.5

ひとつ前に観たディープブルーとはホントに正反対。
表現としてのホームビデオ感はややしんどいけど、現実と地続きの怖さを味わえた。最後の静寂も好き。

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

2.5

サメに襲われるというよりサメに殺される感覚で、特に最初の犠牲者なんかは良い意味でかなりショックを受けた。

ジョーズ×エイリアン×ポセイドンアドベンチャー

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.4

いよいよ戦が始まり、映画ならではのスケール感がしっかり活きてきて楽しい。ただ原作通りの勢いまかせのアクションは、映像だとより不自然に思えてしまうのが勿体無いなと感じた。

縛虎申は渋川清彦のイメージで
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

(自分の嫌いな)もっと画に物言わせたバイオレンスな復讐劇を想像してたんだけど、ひとつひとつの復讐がそれぞれ意味を持っていて、それがなんとも小気味良い。
なんならキャシーは冒頭の時点で誰ひとり殺してなか
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モービウス(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

・マイロの味方だった先生が殺される理由
・最愛の人の死、二連チャン
・あれだけのことをしておいて「悪かった」って…
・二本目の血清は??
どれも合点がいかなくて、とりあえずキャラ付けやドラマ性を持たせ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.5

この作品自体が初見ということもあってミステリー部分を大いに楽しめた。
何より犯人のラストが美しい。

事情聴取のシーンはやや退屈だったかな。その段階でのホワイダニットは大方犯人には結びつかないこじ付け
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.7

失敗に責任を感じて身をひいたり、挽回に固執したり、チャラに出来たらと思ったり…。
失敗を恐れ、回避しようとするのは誰しもあることだと思う。

ただ失敗したからこそ生まれる可能性や関係性があること。
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

ロマンチックだけど、その実かなりリアリズムというか。
見てて妙にグサグサ来た。

「急いでくれる?雨が降ってきたわ」ってセリフが決定的すぎて好き。

目先のロマンって人を盲目にさせるなって思う。

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.1

万年青コーナー(挑戦者側)の主人公だからタイトルが『BLUE』か。いいな。

自分自身も負けっぱなしの生き方をしてるなって思ってるので、小川の成功が瓜田の存在を否定してくることも、親友に「お前が負けれ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

ピークを超えてなお、見せ場をガンガンガンと積み上げてくる用意周到さに歓喜。
恐らく前作みてたら重なる部分なんかも見えてきて、もう少し点数あげてたかもしれない。

たしかに「考える」って行為は、先のこと
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

「捨てるなら産むなよ」って正論だと思うけど、事が起こった後に投げる言葉としてはすごく無責任で矛盾してるんだよな。そうせざるを得なかった事情や、すでにある命の存在を完全に無視しているような。

そうした
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

サイコアート的映画はあまり得意ではないけど、しっかりラストに展開が収束していって良かった。
主人公の決断と歩み寄りを賞賛したい。

エドガーライト版「お嬢さん」って意見にすごい納得。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.8

「刀で斬る」=「縁を切る」ことだってわっかりやすいくらいに見せてくる。
そして繋ぐために切るっていうメッセージ。哀しいけど関係性を断つ行為って往々にして望む未来に繋げるためなんだよな。

恋愛描写が一
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空白(2021年製作の映画)

4.1

「誰なんだお前は」ってセリフがめちゃくちゃ印象的。関係のない人が振りかざす正義感って、本当にこの一言に集約されるんだろうな。
草加部はメディアやネット上の第三者を見事に体現したキャラだった。

娘との
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

護ることの限界。
もしも何かの事情や感情が邪魔をして護ることができなかったとき、その人間は悪なのか。殺された三雲や城之内は決して悪人としては描かれてなくて、そうせざるを得なかった背景や悪と割り切れない
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

2.5

最初の事件で、またお前か!!って不覚にも笑っちゃった。
ただの別世界線のもしもストーリーじゃなく、登場人物たちが独自に調べた情報によって、ドラマの結末よりも一個先の展開で話が進んでくのは良かった。そし
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.7

みんな温かくて、そんな温かい愛情に包まれた作品。
いろんな苗字があるのも、いろんな親がいるのもたくさん愛されて育った証だなと感じた。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

相反してるようで同じで、互いに信頼しあってるのが伝わってくる新田と山岸の関係性。そこに能勢演じる小日向が入ると、HEROとコンフィデンスマンの影響かめちゃくちゃしっくり来るんだよな。

全員が容疑者。
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.8

ドックハドソンが亡くなってから2作目。生前の彼がどんな想いでいたかを時間を経てなお知れて、そのことがマックウィーンの新しい価値観を生み出す。
登場人物は車なんだけど、再起と次世代を見据えた人生の物語だ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

3人のピーターが抱えてきた苦悩。それを初めて口に出し、分かち合うシーンはもう涙無しには見られず…
特にガーフィールドスパイダーマンはやり切れない終わり方になってしまっていたから、MJを救うところでは作
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映画 真・三國無双(2021年製作の映画)

2.0

もっとざっくりした作りかと思いきや、虎牢関の戦いまでの時系列を2時間濃厚に使ってて楽しめた。
もちろん無双シリーズらしいバッサバッサとした戦闘シーン。

ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

3.7

テストジャンプいつまでやってんの?
たしかに同じ状況ならそう思ってしまうかも。
テレビで放映されない裏に、こうして支えてる人達のドラマがあるんだと知れて良かった。

あと北京五輪で混合団体があったけど
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