pluviaさんの映画レビュー・感想・評価

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危険な関係(2012年製作の映画)

4.0

1930年代の上海というだけでワクワク。建築、調度品など。好み系であることも相まって楽しみました。

上流階級の素直になれない駆け引き恋愛。ストーリーに珍しさはないものの、ドレスの伏線にハッとします。
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シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

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とくに退職後の男性には、こういった作品を見る機会があったら良さそうと思います。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

Jazz映画。いい音響、静かな環境、推奨。
公開時の好評が伝わってきて観ることに。観てみて良かったです。

少年漫画っぽい絵とスポ根の泥臭い感じが第一印象からしばらくは苦手で…。それでもアニメーション
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

4.2

SFアニメーション、ときどき実写ミックス。ファンタジー。

デジタルデータ化された俳優が映画出演する時代を迎えた、未来型の設定。

マトリックス的要素がある二つの分離した世界は…合理的でないとは言いき
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

気になっていた小説の映画化。
"出会えない"謎はなんとなく予想できてしまって、早く気付いて…気付いてくれたらもっと別な策が練れるのに…と思って見ていたのですが、なにはともあれ
"オオカミさま"が良き。
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

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良かった数箇所と、その他のつたなさ。色々と感想を書かない代わりに、
映画公開時に掲載されたという著名人コメントで、共感したものを転記します(https://moviewalker.jp/news/ar
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パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

4.3

アラン・ドロン主演。
ユダヤ人であると間違われリストに登録された恐怖に苛まれ、同姓同名の謎の男の影を探す…。パリでの"その日"は迫っていた。

不条理、混沌、無意識と認識、ミステリー。

ヒマラヤ杉に降る雪(1999年製作の映画)

4.8

『アラバマ物語』に匹敵か超える名作だと個人的には思います。
(IMDbでは⭐︎7が最も多く、次いで⭐︎8⭐︎6⭐︎9⭐︎10の順で分布。現時点で)

1954年、戦後の人種偏見が強く残るアメリカで、日
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テンプル・グランディン~自閉症とともに(2010年製作の映画)

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いずれにしても牛の虐待だよね?と思ったのは私だけ?ハードな虐待からソフトな虐待になったって…。物語の軸がそこではないのは承知の上で。(個人の感想です)

声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

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ミンスク生まれのエフゲニー・ルーマン監督(Wikipedia参照)が、
監督自身も1990年に家族とイスラエルに移住している体験をもとに、リアルな姿を描き出す。

1990年、ソ連からイスラエルへ移民
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

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監督のロングインタビュー→https://www.banger.jp/movie/51487/ からの一部↓

(インタビュアー)メッセージという言葉を使ってしまうのは、ジャーナリストの悪い習慣で
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マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

4.9

監督・脚本・母親役を務めたノエミ・ルヴォウスキーが、自身の幼少期をもとにした自伝的作品とのことです。
初演技で主役というリュス・ロドリゲス、演技も歌も上手く引き込まれました。
予告編→https://
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トラック(1977年製作の映画)

4.5

登場人物はマルグリット・デュラスとジェラール・ドパルデューのみ。

機知のある対話をじっくりと楽しみたいときに見るのが合っていると思います。フランス映画らしい(?)言い回しや空気感が◎

(デュラス3
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ヴェネツィア時代の彼女の名前(1976年製作の映画)

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廃墟マニアも必見(?)

マルグリット・デュラスが自らの原作を映画化した『インディア・ソング』の続編とのことです。
人物は登場せず、声と廃墟を移動するカメラによって構成されています。

前作『インディ
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雨のしのび逢い(1960年製作の映画)

3.7

(デュラス3本立て鑑賞中)
マルグリット・デュラス原作脚本。

ラストの、ヘッドライトが当たってからの、彼女の動きがネコ系美しさでした。
この仕草に表れているものが、"デュラス的"のような気がするので
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