チェケさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

チェケ

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ガンヒルの決斗(1959年製作の映画)

3.5

最後までモーガンとベルデンの友情そのものは失われていないという描き方が良かった。

ウエストワールド(1973年製作の映画)

4.5

「怖いユル・ブリンナー」だけでよくもここまで引っ張れるもんだ。ただの殺人ガンマンではなくちゃんと狂ったロボットガンマンの演技をしているのが凄い。そう思って見ると、皮膚の質感も人間じゃないみたい。

華麗なるヒコーキ野郎(1975年製作の映画)

3.5

メアリー・ベスがかわいそうすぎてかなり引きずってしまったので集中できない場面もあったが、ラストシーンの美しさが見事。邦題を「飛行機」でも「ひこうき」でもなく「ヒコーキ」にしたセンスがあっぱれ。

墓石と決闘(1967年製作の映画)

4.0

「OK牧場」の後日譚ではあるが、続編ではない。ワイアット・アープとドク・ホリデイの友情はこっちの方がよりくっきりと描かれていたように思う。

OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

4.0

西部劇といえば結局これのイメージが一番強い。ドク・ホリデイを変に決闘の場で殉職させなかったのがリアリティがあって良い。シャンハイ・ピアスめっちゃ小物だった。コットンはみっともない。

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

4.0

ポケモンアニメをちゃんと見るのが10年以上ぶりなので知らないポケモンが多かった。良い話だった。サトシは副主人公。欲を言えばロケット団の活躍をもっと見たかった。

深夜の告白(1944年製作の映画)

4.0

キーズがただただ有能。嫌味な面もありつつネフとの間に深い友情があるというキャラクター描写が見事。

燃えよ!ピンポン(2007年製作の映画)

4.5

ギャグが全部しっかりと面白いのが凄い。マギーがランディに好意を抱き始めるタイミングはよく分からん。

ガン・ファイター(1961年製作の映画)

3.5

面白いが邦題から想像するような爽快なガンファイトは全くなかった。確かにオマリーとしては決着の付け方はあれしかないですね。あっさり流されてしまったが、牧場主のおっさんの南北戦争のくだりがかなり印象深い。

さらばバルデス(1973年製作の映画)

3.5

根本的な問題が何一つ解決しないってのがいい。マラルは最後を見るに、思っていたよりは物わかりが良い。

キッド(1921年製作の映画)

3.5

夢の場面での犬天使の不自然な浮き方に笑った。

ロープ(1948年製作の映画)

3.5

教授が「私の論理を殺人の正当化に利用した」とか言い出すが、そもそもあんたの論理は殺人を正当化するものではないのか。勿論、思考実験としてではあるだろうが、別に論理を捻じ曲げられたわけではなく、むしろ忠実>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

4.5

公開当時に観たはずだが内容を一切覚えていなかったので実質初見。少林寺と言っておけば何をしてもいいと思っている世界観がとても素晴らしい。「キャプテン翼」から着想を得た作品らしいが、「魁‼男塾」成分がかな>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

3.5

アラン・ドロンの表情と仕草だけで見せる説得力が凄まじい。取り調べが人権侵害しまくりでびびった。

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.0

単なる要領が良いクソガキでしかないフェリスではなくルーニーこそが主役。その他もキャメロン、スローン、ジーニー、駐車場の「プロ」、ヤク中のチャーリー・シーンなど周辺の人物の方がフェリスよりはるかに魅力的>>続きを読む

ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)

3.5

ジミーがいちいち「死んだスパンキーもパーティーを続けろと言うはず」とか言ってたが、絶対スパンキーそんなこと言わないだろ。ビーチパーティーがしょぼすぎてサメ関係なくイベントとして明らかに失敗しているのが>>続きを読む

蘇える金狼(1979年製作の映画)

4.0

小池朝雄と成田三樹夫のクズ小物コンビが面白すぎる。社長の娘役の真行寺君枝が今何してるか調べたら思想家(?)みたいになっていて圧倒された。

昼下りの決斗(1962年製作の映画)

3.5

ギルが助っ人に戻ってくるところは分かっていても泣ける。

(1963年製作の映画)

4.0

鳥が集団で暴れ始めてからはずっとそれ一本なので単調な面は否めないが、絵面が死ぬほどインパクトあるので飽きない。アニー役のスザンヌ・プレシェット、エリザベス・テイラーに似てるな。

マンイーター(2007年製作の映画)

3.5

この手の作品の中ではかなり出来は良い部類。折角、遺灰を撒くおじさんとか処方薬必携のおばさんとかやたら反抗的なカメラ男とか訳ありな感じの登場人物がたくさんいるのにほとんど深掘りせずに終盤はほとんど主人公>>続きを読む

フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)

3.0

ジョージは特に落ち度があるわけでもないのに悪者扱いして最後にはコケにする主人公一派が不快。父と伯父の入れ替わりなど面白くなりそうな点は多々あるのにことごとく不発。ダイアナのキャラクターとオチは秀逸でよ>>続きを読む

ギターを持った渡り鳥(1959年製作の映画)

4.0

主人公、弱い者いじめをしないとか言ってるくせに地上げ屋に参加するってのが矛盾しまくってて笑う。これに限らず金子信雄が黒幕の映画は主人公よりも金子の方に目が行ってしまう。作品に一切かかわっていない政治家>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

3.5

前半が死ぬほど退屈だが、後半のインパクトのためには仕方ない。

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.5

終盤20分は面白いがそれまでがだるい。猟師のオッサンの見所がもっとほしかった。画面が暗いので折角のゾンビーバー人間の顔がよく見えないのが残念。オチは秀逸。年末のガキ使ばりに名場面を振り返るエンディング>>続きを読む

嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

4.0

金子信雄の邪悪さが最高。ノンクレジットで急に出てくるフランキー堺に驚き。「テエコなんてのはバカしか叩かないんだから」は完全に楽屋落ち。

海外特派員(1940年製作の映画)

3.5

あからさまな国威発揚には辟易だが、ストーリー自体は面白い。ライバル特派員がなんだかんだでめちゃくちゃ良い奴だし、やる気なし先任者もなんだかんだで良い仕事する。

踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

4.0

クライマックスのドタバタが楽しい。踊り子、タクシー運転手は見せ場が多かったが人類学者が最初の博物館でのダンス以降あまり見所がなくて物足りず。ルーシーの扱いが雑でかわいそう。

白い恐怖(1945年製作の映画)

3.5

ダリが関わった夢シーンは期待ほど奇天烈ではなかった。グレゴリー・ペックをひたすら擁護し続けるイングリッド・バーグマンに若干イラつく。ヒッチコック特有の、緊迫の中のユーモアは控えめだったがそれだけにラス>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.0

ジュディ・ガーランドの演技の上手さは言うまでもないが、モノクロとカラーの使い分けが素晴らしい。西の魔女の十勝花子感が凄い。

サバイバル・ソルジャー(2013年製作の映画)

3.5

無人島で鬼教官に軍隊式でしごかれる地獄の研修ってのはギャグなんだろうけど、日本では管理者養成学校とかああいうのがあるからリアル。アメリカではあるんかな。ヴァンダムが弱いってのが新鮮。

汚名(1946年製作の映画)

3.5

いくらなんでもアレックス気の毒すぎるのでは。

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

5.0

ベティ・デイヴィスとジェーン・クロフォードの演技合戦だが、終盤はベティの独擅場。エドウィンは明らかにマザコンで魅力のない人物として描かれているが、自分を肯定してくれるというだけでそんなエドウィンにゾッ>>続きを読む

100万ドルの血斗(1971年製作の映画)

3.5

ジョン・ウェインは実際にタカ派保守だったが、ここまで自覚的に「時代遅れの家父長主義オヤジ」を演じているのが面白い。ラストはもうちょっとサムとワン公を気にかけてやれと思う。

マチルダ(1996年製作の映画)

3.5

ダニー・デヴィートの強欲ぶりが素晴らしい。マーラ・ウィルソンの演技が利発なマチルダにぴったりでよかった。超能力は蛇足の感が否めない。頭が良いマチルダが策をめぐらせて校長を倒す、ぐらいでよかったのでは。>>続きを読む