このレビューはネタバレを含みます
数年ぶり二度目の太陽、すでに話の筋は知っているので、細かな所に注意を向けつつ鑑賞。
まずイッセー尾形が演じる天皇の身体に、終始興味が尽きない。言葉を発さないで動く口、咀嚼音や呻きのような音もよくよく>>続きを読む
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現代モスクワでの撮影部分を見るに、犬同士の間合いの取り方はなかなか予想がつかなくて、人間達の生活と並走して犬社会という別世界があるんだろうなと妙な所で感心しながら見た。
しかし横断歩道を通りゆく人間>>続きを読む
同監督の「ラブゴーゴー」がとても好きだったので映画館へいそいそと出かけた。
もう恋愛を軸とする映画の一切について、登場人物の行動や考えの理由が憶測できず(そういうものなんだろうけど)、話の面白さとか>>続きを読む
私は登場人物の(顔の)造形が好きすぎるので、ほぼ静止画のシーンさえいつまでも見ていられると思う。
白い髪の毛の波打つ動き、色遣いで表現される光の強さ弱さ、少ない線で描き分ける微妙な表情の変化などセルア>>続きを読む
人は年をとるごとに電気グルーヴの「N.O.」が身に沁みてくるものだと思っている。その感覚は思ったより万国共通なのかもしれない。
リアルなしんどさがありつつ、謎の登場人物のファニーさで中和されている感>>続きを読む
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虚実織り交ぜた絶妙なトーキョーの描写と音楽が楽しい。カウボーイハット被った女子、あの頃の東京には本当にいたのかな？
下町、パチンコ、電車は分かるがホットスナック(自販機の)をわざわざ登場させる謎のこだ>>続きを読む
