実話ベースということですが、終盤の手に汗握る展開の連続は、だいぶ脚色しているのではないかと思われます。
しかしながら、娯楽作品としては佳作だと思いますねえ。
よくもまあ、こんな台詞回しを考えつくものだなあと感心してしまいましたねえ。
こんな会話ができる相手と付き合いたいなんて思いましたが、もちろん出会えていませんねえ。
リュック・ベッソンって、こんな素敵な映画を撮れるんだなあ。なかなかやるじゃないか。と、謎の上から目線で感心してしまった映画でしたねえ。
人間社会、殊にアメリカ社会の病理が、軽妙になり過ぎない絶妙のバランスでもって描かれているんですねえ。
ケビン・スペイシーが最も輝いている映画、僕はそのように思んですねえ。
観終わった後、非常に疲れてしまったんです。何故ならば、終始尋常ではない緊張感が漂っていたからなんですねえ。
世界で起きている戦争というものに、いかに自分は関心を持たずに過ごしてきたのか。そういったこ>>続きを読む
これは青春映画の傑作であり、そして音楽映画の名作なんですねえ。
邦題が原題より優れている、稀有な例の一つですねえ。
暴力や性描写の排斥、過剰なまでの言葉狩り。謂わばアレルギーのような拒否反応が起きやすくなっている現代社会において、この作品が持つ意義は大きいと思いますねえ。
月並みではありますが、劇中のファッション>>続きを読む
史上最も芸術的美しさでもって宇宙を描写している映画ではないでしょうかねえ。
この時代のSF映画は、どうしても映像に古臭さのあるものが多いですけれど、この映画は例外。実際に宇宙で撮影しているかのような>>続きを読む
ソロモンやパッツィーに対する、不条理極まりない仕打ちの数々に、本当に胸が苦しくなりましたねえ。
ソロモンは読み書きができ、長い年月を経て地位も回復したために、伝記という形で自らに起こった事の顛末を後>>続きを読む