MonsieurMachin

それでも夜は明けるのMonsieurMachinのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.6
ソロモンやパッツィーに対する、不条理極まりない仕打ちの数々に、本当に胸が苦しくなりましたねえ。

ソロモンは読み書きができ、長い年月を経て地位も回復したために、伝記という形で自らに起こった事の顛末を後世に伝えることが出来たわけですけれども、本作で描かれている以上の残虐な行為でもって虐げられた黒人奴隷達が、歴史の陰には数え切れないほど存在したのだという事実が重く胸にのしかかってきて、酷く悲しい心持ちになりましたねえ。
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