スズキさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

スズキ

スズキ

映画(803)
ドラマ(51)
アニメ(0)

ドリーム(2016年製作の映画)

-

宇宙開発でソ連に遅れをとるNASAの中で、差別されていた黒人女性たちが活躍して要職につくまで。

人種差別をするりと(決して過剰にならずに)差し込み主人公たちを追い込みながら、問題が解決していく様で観
>>続きを読む

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

-

私の2017年下半期ベストムービー『新感線』の前日譚『ソウル・ステーション パンデミック』。

ソウル駅を中心にゾンビが増殖する中、離れ離れになった女性と男性(+父親)が不幸な再会をするまで。

当然
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

-

バス運転手で詩人志望の夫と、何かになりたいが何者にもなれていない妻のありふれた1週間。あらすじをまとめるとそんな感じ。

何気ない日常賛歌映画だと聞いていて、しかも登場人物が詩人、これは確実に平日の仕
>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ある日突然地球にやってきた3人の宇宙人は、それぞれ違う場所で地球人に乗り移り、人々から「概念」を奪いながら人間を考察していく。宇宙人たちが人間を把握したその時、大量の宇宙人が地球を侵略する日がやってく>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

強盗殺人事件の弁護士は、ころころと変わる容疑者の自白に振り回されるが、そこから司法制度の問題点が浮かび上がってくる、というストーリー。

元々消化不良になるように作られている映画に対してこういう感想は
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

-

IMAXにて鑑賞。
音の迫力はすごいし、タイムサスペンス要素もひきつけられるし、映画としての面白さは文句ないんだけど、なんで今ダンケルクなのかがずっと気になった。ただパニックシーンを撮りたいがため?
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

ハイパーマックス面白かった!!!

『コクソン』もだけど韓国映画のこのレベルの高さ何なんだろうと考えてしまう。多分「容赦のなさ」なんだろうな。そして子役の演技のうまさ。普通に泣いてしまった。もしゾンビ
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

-

天才ドライバーが犯罪組織から足を洗おうとするも失敗する話。

ストーリーは幼稚極まりないのに、大音量の音楽と映像とのシンクロ、逃亡のみでここまで面白い映画が作れることに衝撃。

というかストーリーのダ
>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

世界的に大ヒットしたということでかなり期待していたんだけど、何を面白がれば良いのかよくわからなかった。

恋愛要素もうるさいし、母娘問題に切り込むのかと思うとそうでもないし、戦闘シーンまでが長すぎだし
>>続きを読む

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

-

過干渉な親に嫌気がさした子供たちが、森の中での自立生活を目指す物語。

全然悪い映画だとは思わないんだけど、『キングコング』のあの圧倒的なエンタメ感、観客の見たいものを見せてくれる感じを期待していた分
>>続きを読む

海底47m(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ケージの中でサメ見物をする予定が、トラブルで無線の届かない海底47mに落ちてしまう。巨大なサメが行き交う海の中で果たして脱出できるのか、という物語。

設定を絞ったことが大成功している。面白い物語の条
>>続きを読む

自虐の詩(2007年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

不幸な家庭環境で育った自己肯定感の低い女性が、どうしようもないヒモの元ヤクザと共依存生活する様を描いた映画。

ちょっとしたことに我慢できず料理の乗ったちゃぶ台を頻繁に夫がひっくり返すのは、言い逃れよ
>>続きを読む

ジュラシック・レイク(2007年製作の映画)

-

こういうB級映画に期待するのは、予算のなさをどう武器にするかなんだけど、ストーリーも、見せ場であるはずの恐竜の見せ方も工夫がなくてがっかり。

ラストの仲間が死んでるかもしれないのに安否確認せずに笑い
>>続きを読む

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

-

金曜の夜に見る映画って楽しいよね、特に何も考えずに見れるバカ映画がいいよね、ということで『トランスフォーマー最後の騎士王』。ちなみにこのシリーズ見るの初めて。

なんだけど、いざみて見ると不必要にスト
>>続きを読む

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

-

両親の離婚をきっかけに言葉を失った少女が、クラスメイトとのミュージカル製作を経て言葉を取り戻すまで。

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

-

人家の地下に隠れて暮らす小人が、人間との禁断の交流を経て別れるまで。

カーズ2(2011年製作の映画)

-

足手まといのメーターが、代替エネルギーを巡る陰謀からマックイーンを救うまで。

お嬢さん(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

詐欺師が泥棒に、ある貴族の家に潜り込み、娘をたぶらかして財産を奪う計画を持ちかける。
計画は順調に進むかに思えたが、実は詐欺師と娘が結託しており、泥棒がはめられてしまう。
と思いきや実は泥棒と恋に落ち
>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

戦場に行くまではお荷物と思われていた決して銃を持たない良心的兵役拒否者が戦場で負傷した兵士を多数救いヒーローになるまでを描く。


戦争をテーマに映画を作る時、その愚かしさについてはこれまで散々描かれ
>>続きを読む

舐める女(2016年製作の映画)

-

超素晴らしかった!なんだあれ!

ピンク映画の姿を借りつつも、そこで描かれるのは社会への不適応や不器用さで、それをあんなやり方で描くなんて…もうこれは感動するしかないでしょう!

笑いとエロと切なさが
>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

-

新文芸坐にて。
正直なんでこんなスピった話を撮ろうと思ったのかよくわからなかった。

最初の津波の映像が凄くて、これはヤバい映画なのではと一気に期待が高まったけど、それを超えることはなく。ストーリーも
>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

-

アメリカン航空の機内で鑑賞。

やりとりは面白いんだけど、芸人で見たかったなっていう。映画である必然性がよくわからなかった。

レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

-

とてもよく出来てる作品で素晴らしいんだけど、イマイチ乗り切れないのは、家族を持つことが無条件に肯定されているからなのかな。それ以外の要素が本当によく出来ているだけに、作品の根幹をなすはずの家族観の単純>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

-

めちゃくちゃ面白かった。

ヒーローそれぞれ弱点は少なくて、お互いの長所を出しながら戦う。

ヒーローが子供も含めた家族というところが新しいところかな。男の子が足が速すぎて水上ですら走れてしまうという
>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

機内で見た。

人を樹脂で固めてしまうという殺人方法は面白いのだけど…。何なんだろう。韓国映画みたいなものをやりたかったんだろうけど、小栗旬のダサいところを描かないために、人間としての厚みが出てこず、
>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

-

粗野でぎこちなくて、そこが良かった。

タバコはますます社会不適合の記号になっていくのだな。

そういえば昔はよく変と言われてたけど最近は言われなくなったなとか記憶が刺激される映画。石橋静河さんとても
>>続きを読む