eichanさんの映画レビュー・感想・評価

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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.0

華やかな芸能界の歪さを鮮明に描いた作品。
沢尻エリカが主人公のトップスターを演じているが、作中でも沢尻の映像がしばらく流れるシーンが多くPVを見ているようだった。
この映画で沢尻の魅力を売り出したいの
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

万引きされた商品のように、よろしくない形で寄せ集まった家族が平穏な生活をしていこうとする話。
おばあちゃんの年金が主な収入源で貧しい暮らしだが、治の指導があってか実際に万引きしながら生計を保たせている
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

70歳のベンが若者ばかりのベンチャー企業に混ざることで生じる化学反応が爽快。
ベンの落ち着きとお茶目さを兼ね備えた人柄に惚れ惚れするし、ジュールズがストレスから時々毒舌になるところも共感。
誤送信した
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告白(2010年製作の映画)

3.5

胸糞悪さを存分に味わえる映画。誤解を防ぐため補足をすると、登場人物もストーリーも構成も音楽も、視聴者をハッピーな気分にしないように緻密に練り上げられている映画だと私は感じた。

サブリミナルのようなテ
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母性(2022年製作の映画)

3.7

ある母と娘の不自然な関係性を取り上げ、「母性」とは何かを問いかける映画。

今この文章を書いていて思ったことだが、主人公の母娘を中心に登場人物の名前が作中でほとんど呼ばれなかった気がする。映画のテーマ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

プーさんと仲間達が可愛らしい。ラビットやオウルがだいぶリアル寄りだが違和感はない。
子ども向けかと思いきや、忙しい大人には「何もしない」ことの大切さといった道教的思想も教えてくれる。
行き詰まった時は
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.2

ミュージカル映画の真髄ともいうべき作品。登場人物は最初から最後まで歌っている。これが2時間半続くので集中力が必要だがどこを切り取っても名場面なのがすごい。

理不尽で不条理な仕打ちを受けたジャンが、神
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

今作でも大暴れのイーサン。橋の上での悲劇や列車での立ち回りはシリーズ1作品目のオマージュに見える。

かわいらしい車を乗りこなすと言うより振り回されるシーンや列車から落ちそうになるシーン、バイクでジャ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

今作も相変わらず面白い。特に良かったと思うのはこの映画お決まりの「騙し」の場面。冒頭で偽のニュースを見せて油断させる駆け引きや、謎の人物ジョン・ラークを炙り出す場面はスカッとするしワクワクする。
これ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.2

無気力無関心で何事にも「ノー」と言って生きてきた男が、どんなことにも「イエス」と言う誓いを立てることで人生を好転させる物語。

ストーリーの分かりやすさは◎。タイトル通り。コメディなのでご都合主義も多
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.7

超高層タワーで火災テロが発生し、建物内に取り残された家族を助けるために大男が奮闘する話。少しダイ・ハードと似ている。

最先端の技術を盛り込んだタワーが舞台で、ハイテク装置が所々登場する。中でも最上階
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

四姉妹がそれぞれの課題に向き合い成長していく様子を至極穏やかに描いた作品。
テーマとしては割と暗く、作品もいくらでもドラマティックに描けるのに、退屈に感じるほどほのぼの進む。明確な悪人を作らない是枝監
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

推理ものとして見るべきではない。最初から犯人は明かされている。この映画はタイトル通り愛の一種であり、愛をも超越した「献身」の物語である。

石神は隣に引っ越してきた母娘に命を救われる。それだけでなく、
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

6年間育ててきた子供は実の子ではなく、本当の子は別の家庭にいる。さてどうする?

ずるい。こんな問いに一切迷わない親なんていない。私も親の立場として映画を見ながら自分ならどうするか考えさせられた。
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

シリーズ5作目も潜入作戦、カーチェイス、銃撃戦がふんだんに盛り込まれ、飽きない作りになっている。ここまで来るとさまざまな「お約束」も仕上がってきていて、ハラハラもするが安心感のようなものも芽生えてくる>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一人の悪鬼に、善良な人たちが振り回されて最終的に凶行に至るストーリー。

湯川先生は相変わらずのキャラで、刑事とのやりとりもお約束感があって良い。
推理ものはたまに見るが、この作品も多くの人の思惑が絡
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

前作も好きだが、まさか前作を超える評価になるとは思わなかった。ここまで白熱した映像が見られるなんて驚きだ。

今作は海軍のエリート戦闘機部隊「トップガン」でかつて活躍した主人公マーヴェリックが、今度は
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.2

このシリーズはどの作品も好きだが、個人的にはこの作品が一番気に入っている。
まず舞台がいい。モスクワ、ドバイ、ムンバイと大きく3つの都市が舞台となるのだが、それぞれの描写がよくできている。現地の人々や
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.9

シリーズ三作目の今作は、1と2のいいところをうまく取ってきたような作品となっている。銃撃戦やカーチェイスは2より少なく1より多い。一方で、潜入シーンもカットされている場面があるものの2よりは多い。
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.9

無作為に選ばれた若者が最後の一人になるまで殺し合わなければならない、そんな無慈悲な戦いを描いたバトルロワイヤルのような映画。

この設定は個人的に好きだ。死の恐怖や殺さなければ生き残れないという心理描
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

神の祝福を得るために悪魔と戦うエクソシストの物語。主人公のコンスタンティンを演じるキアヌ・リーブスがかっこいい。

この映画は世界観で見る人を引き込んでいく。人間界の裏に天界と地獄があり、人間界にもそ
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.8

雰囲気が少し変わり前作より男前になったイーサンが、今度はロマンス要素も絡めながら奮闘する映画。冒頭、ロッククライミングからの指令受け取りにはワクワクせざるを得ない。

今度の相手はイーサンと同じくプロ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

趣味や価値観が近い男女の恋愛を描いた映画。二人の家族や友人がストーリーにあまり絡んでこない点が珍しいところ。二人の恋愛に焦点をあてて作られているため、そういう意味で雑味がなく分かりやすい。

映画のス
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

スパイ映画といえばこのシリーズを挙げる人も多いかもしれない。アメリカ製ジェームズ・ボンドともいうべきだろうか。007にお馴染みの改造車はないが、こちらの映画にもワクワクするようなスパイ要素がふんだんに>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

重度身体障害者のウィルとその介護を任されたルーの恋愛物語。若い二人がお互いを信頼しあって愛を深めていく様子には感動を覚える。
しかしこの映画においては、二人の愛に「生きることの意味」「介護におけるジレ
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

4.0

香港警察のリーとFBIの黒人ラスの凸凹コンビが誘拐事件解決のためにタッグを組むお話。ジャッキー・チェンとクリス・タッカーのコンビは実に安心感のある笑いを提供してくれる。
コメディとアクションが混ざり合
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

楽しい映画、というよりはきれいな映画といった感じ。映像や演出はかなり凝っている。1930年代の中央ヨーロッパ文化の味がしっかり出ていて雰囲気はとてもいい。

例えばホテルの外観は現代の視点で見るととて
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.6

二人の主人公ドリスとフィリップは全く違う性質の人間だ。住む場所、所得、肌の色、教養、芸術の好み、人との付き合い方。作中では、二人がそんな性質の違いを物ともせず「最強のふたり」になっていく過程が綺麗に描>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

正直言ってストーリーはくだらない。バカバカしくて意味不明。だが埼玉愛に溢れた映画だ。
作中で埼玉はすごくバカにされる。埼玉県としても、市町村、地方単位でも容赦なくバカにされる。そして巻き添えを喰らう千
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.2

【聖夜に世界一不幸になる男の物語】
前作と構図がほとんど同じ。
登場人物としては、無能な声だけ大きい味方サイドのお偉いさん。立場は強くないが主人公マクレーンと馬が合う奴。人質サイドだがじっとできず奇行
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

【夢を追い続けることは大事なことなのか】
この映画はまず音楽が最高。リズミカルな音楽やセンチメンタルな音楽はどれも素晴らしく、劇中でも効果的に心を揺さぶってくれる。
個人的には出だしの渋滞した道路でみ
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.8

ハリソン・フォード演じる大統領が魅力的。仕事もできるし、かといって家族を蔑ろにしない男前さが良い。戦闘力も高いし、リアルで大統領だったらきっとすごく人気出ることだろう。
副大統領もよく頑張ったと思う。
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.2

アクション映画のお約束が詰まったバイブル的映画。80年台の映画でところどころレトロ感が強いが現代のアクション映画にも負けないエンターテイメントとして在り続けている。

まずタイトルにもある「ダイ・ハー
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

3.5

主人公が訳ありの少女を守る、割とよくあるストーリー。アクションスターのジェイソン・ステイサムが主役を演じるのでアクションシーンに見応えはある。中盤以降はマフィア同士の対立や、汚職警察官の狡さを利用しな>>続きを読む

キンダガートン・コップ(1990年製作の映画)

4.0

シュワちゃんがちびっ子の先生を演じているギャップだけで面白い。
マフィアのボスとのアクション要素もあるがおまけ程度、正直その辺のストーリーが分からなくても楽しめる。
シュワちゃんの軍隊的な指導は正直教
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

性格も考え方も愛の形も人それぞれ。だからこそすれ違うし、うまくいかない。そんなテーマが割とリアルに伝わってくる映画。
誰かが悪いわけではない、が皆が自分を通すと誰も幸せになれない。そんな蟻地獄のような
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