4onthefloorさんの映画レビュー・感想・評価

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ブルーサンダー(1983年製作の映画)

3.1

ZAZENをきっかけに視聴。
架空の新型武装ヘリ、ブルーサンダーで軍の陰謀に立ち向かうロス市警のパイロットを描くアクションサスペンス。

CGなしのヘリアクションはなかなか、ブルーサンダーはガゼルベー
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高地戦(2011年製作の映画)

2.9

朝鮮戦争末期、最前線で領地の奪い合いを繰り返す韓国軍の部隊を描く。
韓国映画らしくドラマティックな展開の連続、どこかで見たことのあるような展開、感情の起伏が激しすぎてまさにドラマ。
インパクト与えて感
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.8

約30年近くフィリピンで作戦を続けた陸軍少尉が日本に帰還するまで、実話を基にした作品。

元々興味があったこの件は記事を読んでいたのである程度の流れを知っている上で見ると、脚色が多く事実とは異なるスト
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.1

前2作は割と好きだったが、今作は評価があまり芳しくないので後回しにし続けようやく鑑賞。

直球のSF設定は嫌いではなく、ストーリーもそんなに悪くはなかった
のだが、演出と前作との関係性はかなり微妙。
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長沙里9.15(2019年製作の映画)

3.2

朝鮮戦争の長沙上陸作戦を描いた作品。
学生兵を中心とした作戦の顛末を描いていくのだが、感情を揺さぶろうと誘導してくる過度な脚色や演出が目立ちすぎたために戦争映画としてはリアリティに欠ける。

後半は若
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.8

ウクライナのマイダン革命のドキュメンタリー。
後のロシアによるウクライナ侵攻のきっかけの一つにもなる騒乱を辿っていく。
一般市民の反政府デモ活動の規模と武装した警官隊との衝突は衝撃的。
90分ほどの短
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スヘルデの戦い(2020年製作の映画)

3.4

第二次世界大戦末期、オランダを占領するナチスドイツと連合国軍の戦い、44年のスヘルデの戦いを題材とする作品。

ナチスの兵士、オランダのレジスタンス、連合国軍パイロットそれぞれの視点から、3者が交差し
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.6

ウルグアイ空軍機571便遭難事故が題材の実話に基づく作品。
これまで様々擦られたネタらしいが、今作で初めて知った。

2時間半となかなかの長尺なのだが、描かれる期間もかなり長い事もあり最後までだれるこ
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(2023年製作の映画)

3.6

本能寺の変が題材の作品。
北野映画というよりはたけし映画といった感じ。

暴力的で品がない、媚びたりすることもないから清々しい。
歴史云々というよりはダークユーモアを楽しむような映画。

音楽はやっぱ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

開始時刻の都合上、あまり得意でない4DXで鑑賞。
公開前から今作の設定を知って以来、必ず劇場で観ようと決めていた自分の嗅覚を褒めてやりたいくらい、満足度が高かった。

終戦直後という設定も登場人物を絞
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.4

第二次世界大戦、真珠湾攻撃からミッドウェー海戦までを描いた作品。主にアメリカ視点だが日本からの視点も多く、珍しくアメリカの焦りや恐怖も描いている。

2時間少しの尺で、テンポよくバランスよく細かいこと
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6日間(2017年製作の映画)

3.1

1980年の駐英イラン大使館占拠事件を描いた作品。
実話ベースのためか冒頭以降終盤に入るまで展開が少なくかなりグダつく。
また、犯人・交渉人・SAS隊員の3視点で進んでいくのだが、それぞれをフラットに
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.3

時代の裏で活躍してきたヒーロー的な不死者の活躍を描く。
アメコミ原作だそうな。
設定だけみると原作通りティーン向け感があるが、見始めてみるとなかなかアクションも過激でキャラクターもクール。
という側面
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.1

2015年実際に起きたパリ行きの列車テロ事件を扱った作品。

事件の当事者を演じるのはなんと本人らしい。知らずに見ていたが素人のはずなのに演技に違和感を感じない。

作品のほとんどを占めるのが当事者達
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

クリントイーストウッド、老人の運び屋を描いた実話に基づくフィクション。

ストーリーは本当にシンプル、展開も読めれば、序盤の段階でオチが予想でき、実際にその通りになるほど捻り的な要素はほとんどない。
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.1

公開後あまり盛り上がりを感じられなかったので後回し後回しでやっと鑑賞。
マトリックスはシリーズを通して世界感など好みなのだが、今作はどうしても過去3部作の蛇足に思えてしまう。

内容はしっかり過去作に
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

地球滅亡クラスの彗星衝突がテーマのブラックコメディ。

豪華な俳優陣、スマートなはしゃぎ過ぎない演出と、かなり尖ったストーリーはしっかりとしたバランス感覚でシュールなコメディを作り上げ、独特な演出も自
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.0

災害系パニック物かと思いきや、SF陰謀暴く系ハートフルアクション。

災害はあくまで設定くらい、ワーナーの無駄遣いなので映像はなかなか。
とにかく要素の詰め放題状態で展開が早すぎるストーリーはお察しの
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

2.1

前二作の設定と伏線を大慌てで回収し、細かいことはオカルトパワーでねじ伏せる話。

とにかく前半部は回収作業が過ぎてみてられない。
回収が終わるとたちまち、これまで大活躍だった主人公達のもつ未来のテクノ
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.0

ゴジラを倒したと思ったらただの亜種、直後に出てきたさらにでかいゴジラにズタボロにされ、謎の原住民との邂逅に、どうしてもメカゴジラと呼びたい驚異的な金属を捜し当て今度こそゴジラ討伐の回。

一作目同様戦
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.3

地球をゴジラに乗っ取られ、地球脱出から20年ほど、1万年後の地球でゴジラから地球を取り戻す戦い。
設定はSFど真ん中でとても好き。
雰囲気も少し暗めで割と好きな一方で、シュールにやるならやるで突き詰め
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.1

隕石飛来系。設定はとても好き。

ストーリーはしっかりB級、映像は割と見れる。
登場人物は各人それぞれイライラする行動と態度のタイプで、散らかるストーリーも相まって久々に離脱ギリギリながらこちらもどう
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.4

ジャケが好みでずっと気になっていた。
いろいろ影響を与えた作品らしい。
作画や造形、デザインはジャケ同様センスの塊。

時間も短めでサクッと見れる反面、とにかく展開が早い。
ストーリーは淡々と進むシュ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

重々しいながらゴタゴタしない明瞭なストーリーと映像のクオリティは評判通り。
主人公を取り巻く環境とそれに影響されていく心情の変化など丁寧に描いているので感情移入がしやすく、映画のもつメッセージが明確に
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

アマプラの配信終了間際を期にやっと鑑賞。
もっと早く観ておけばと少し後悔するほど良かった。

スタイリッシュさとテンポ感は最高。
ラストでの少しの物足りなさと、前半と後半の演出の偏りは少々残念ながら、
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

偶然公開日に休みだったので鑑賞。

事前購入時にはユナイテッドシネマの「3歳未満入場可」の表記に一抹の不安を感じていたものの、内容は間違いなく3歳未満に2時間の鑑賞を耐えさせられるものではなく、鑑賞し
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

もうファーストの記憶も点々としてしまって、第15話の記憶もなかったが、前から気になっていたククルス・ドアン。

安彦良和らしさながら今の時代的な解釈やデザインもハマっていた。特に高機動型ザクの動きは素
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.5

2009年アフガニスタンに展開する米軍の重要拠点とされるキーティング前哨基地での戦いを描いた実話ベースの作品。

前半は少しグダりながら後半はほとんど戦闘。後半の戦闘はなかなか見もの。ただし前半での人
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