りなさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.4

主な登場人物の3人の演技が上手い。ジョン・デュポンが最初から奇妙で、見ていてずっと心がざわざわした。多少の脚色があってもこれは事実を基に作られただけあってか、人が殺人を侵すまでがリアルに描かれていて納>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

松嶋菜々子の迫力が凄い。安定の東野圭吾。疲れたという相手にそれでも生きて欲しいとは言えない…

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.7

見終わった後ズシッと心に重くのしかかる作品だった。どこを切り取ってもリアルでどうしてこんなに上手く撮れるんだと感嘆した。

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.1

アメリカだな〜。トムハンクスの目つきが良いから何かやってくれるのでは期待してしまう。

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人種差別が東アジア人としては見てて辛かった。「『神の御心でなかったら方程式など何の意味もない』それこそ我々が純粋数学の根拠とするものでは? 我々は絶対的完璧さを求める無限の探求者にすぎない。公式は創る>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

2.8

最後らへんの雑さが打ち切り並みに酷いがエンドロールの「Running For So Long」が良い。

かくも長き不在(1960年製作の映画)

3.5

テレーズの元にかつて愛した夫は2度と戻ってこないのにそれでも追い求めてしまうのがBIG愛だなぁ。分かる。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最後の海辺の「ありがとうございます」がなかったら良かったのに…と思うけどそれ以外が全部素晴らしかった。

蛇のひと(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

西島秀俊に釣られて見たけどこれは最高にかっこいい西島さんだった。関西弁とか方言って標準語にはない力があると思うし、それをなしにしても何故か言葉に説得力がある話者、この世に点々と存在するんだろうな。子供>>続きを読む

461個のおべんとう(2020年製作の映画)

2.5

ファンのための作品。イノッチの演技に入り込めなかった…

溺れる魚(2000年製作の映画)

3.1

「堤幸彦」がつまってる。途中の銃撃戦はめちゃくちゃだけど撮り方も俳優陣も相変わらず好きだな。ストーリーにもう少し深みがあればよかったのに勿体ない。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

その両親もまたかつては子どもで、負の連鎖が起きている。映画の完成度がもの凄く高い。

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ベッドの上で飛び跳ねて喜ぶ2人が真実。スピーチで触れないでと言われたのにがっつり話してしまうジョセフの無神経さ。最後の喧嘩が最後の別れとなってしまわないようにしたい。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.2

願いを叶えたいと思ったらどんどん不幸に近づいていく。魔法少女になりたいと願ったアリシア、魔女になってしまったバルバラ。「魔法少女まどか☆マギカ」からインスピレーションを受けたのがよくわかる。日本のカル>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.3

もう少し奇妙なことが起きたらもっと面白かったけど全体的に好き。心がざわざわする。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

純粋に楽しめる。こんな主人公他ではなかなか見れないし演技にハラハラしないし凄く自然体で良い。挿入される音楽も良かった。今までの邦画と全然違う。低予算短期間、この映画監督のデビュー作ということで次回作の>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

3.9

これは大杉漣さんが適役。大杉漣さんが良かった。教誨師なのに聖職者らしくなくて、教えを説くのではなく一緒に心の穴を見つめて寄り添う。穴を見つめるという表現がとても良い。神父ではなく牧師を選んだのも良かっ>>続きを読む

0.5ミリ(2014年製作の映画)

1.5

安藤サクラが運転するシーンは格好良かったけど他が全部気持ち悪すぎて…(お爺さんたちが悪いのではない) 俳優たちの無駄遣い。安藤サクラと柄本明のリアルの関係からしてこれは勘弁してほしい。これは小説ならい>>続きを読む

ともしび(2017年製作の映画)

3.3

もう少し長めにしてもっと概要を見せてほしかったけどそれだと意味ないのかな。主人公の表情の変化が意外と分かりやすくて良かった。シャーロット・ランプリングが凄すぎる。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.5

これだけだと良さがない気がする。最後屋上で寧子が津奈木に捲し立てる言葉が何も響かなかった。これがラブストーリー??薄い。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

2.5

総じて格好良くないが不快感もない。過去の脱獄の回想編のところはロバートレッドフォードの過去の作品とリンクしてると言われても見たことがないから分からなかった。

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.7

ニコラスホルトの身長が高くてクリステンスチュワートの背が低く見えるバグ。設定も世界観も良かった。安藤忠雄の建築を映画の中で見るとこんなに格好良く見えるのかとびっくり。

おやすみなさいを言いたくて(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二兎追うことはできない。最後1枚も撮れなかったことが答えだと思う。

「抑えきれない何かが自分の中にあるのが分かる。」「終わらせ方を探さないと」

こんな風にパッションで生きている人の方が辛いのかもし
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オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

白黒の意味が誤魔化しにしか思えない。負け試合の日が人生で最も幸せな日なら解放されて良かったねとしか言いようがない。私なら勝って終わりたいが。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

まるでホラー映画のよう。毎朝カーテンを開け、腕時計を確かめ…記憶の歯車が噛み合わなくて辛い。アンソニーホプキンスの演技に脱帽。途中ポール役のルーファス・シーウェルが出てきてテンションが上がってしまった>>続きを読む

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

4.0

「生きることを選んでくれてありがとう。」
この言葉でしかない。今の当たり前を先人たちが作ってくれたことに感謝。