酒を片手に西へ向かうさんの映画レビュー・感想・評価

酒を片手に西へ向かう

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映画(366)
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ジャッカス クソジジイのアメリカ横断チン道中(2013年製作の映画)

4.6

日々クソ映画をとうもろこしをかじるみたいに鑑賞して結局何の為にやってんだろうって思う矢先にやはりクソジジイの五文字に釣られて今日もということだがやっぱりこういうことがある。
前情報も何も無く無機質な気
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

1.2

どうしたのだろうか、ダイハードというのは
もっと馬鹿げたシナリオや物理はないのか

いや、あったけど何やらマクレーンの独り言が恋しくなってくるのだ

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.8

一応ダイハードのシリーズとしてはある意味集大成というのか、ひとつテンプレートが完成したと言えるブルースウィルスの独特な面白さがある。
何にもヘタレ風なのにかっこいい。情けなさがたまらなく好きと言う女性
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

一風変わった男を描き出すっていうのはなかなか骨のいることで、いろんな角度からこの映画ではこの男を眺めることができる。
それよりもイギリスの国会って今と昔が全然変わってなくてそのままみたいに見えたけど、
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.7

ほんとにラストになるまでにまるでボロボロのゾンビ状態になるのが好きなんだよな。

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.0

アンチヒーローの出現というのは、私は歴史を変えた言わばハードボイルドと映画の特別な化学反応だと思っている。
ブレードランナーに続いて、このダイハードでは飛行機に酔いながらパッとしなかったハズのジョンが
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

1.5

世界一許せんことの中に
フィクションやコメディなのに
エンディングで彼らがどうなったか
説明することが解せない

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.5

裏切り、金、殺し
映像的には見せ方は良かったけど、枠組み自体がずっと浮いてる印象があってなんでだろうと思ったのだが、
多分きっとこういう映画の美味しいスポットというものがあるんだろうけど、私にとってそ
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バビロン(2021年製作の映画)

4.7

観てる時に、何を観てるんだろうと思って例えるなら何かなと考えたら、俗に言えばずっと映画の予告編を見てるような楽しさがある。
逆に言えば、大衆文化をことごとく表現するものとして、多少大げさであっても誇張
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

2.6

噂ほど鬱は感じなかった。
それよりもミュージカル音楽的にはかなりポップな感じでキャッチーだなという方が驚きを感じた。
映像のドキュメンタリー的な小刻みな揺れが私は本当に嫌いなので見えにくかったし、ビョ
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.6

なかなか見応えはある映画だった。
ディカプリオとかブラピやらトムクルーズやらそんなわんさかな時代でディカプリオはなにかやっぱ追求して表現してた気もする。
それくらい不思議な浸透加減で心の情動を我々に伝
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.0

陳腐なストーリーと演技にプロフェッショナルな画と映像効果アクションシーンをお届けするのにいっぱし定評のあるジョンウィックであるが、ところどころは凄くワクワクしたし没入感のあるものもあった。
ただし前半
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

久しぶりに繊細な映画にやっと出会えた。
叶うならヴィクトルエリセが監督をしたフィルムだと思わずに観たかった。
それにしても、シネマで感じる柔らかな光、耳心地のいい音、キュートでスマートな略称的なシーン
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

4.4

映画というものはほとんど人が映し出されて、その人の人生のパネルを眺めるようなものに大抵は私は感じている。
だけども、この映画はわかっている。素朴な俳優で素朴な演技だったりするものに生きている脈動が感じ
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海上48hours ―悪夢のバカンス―(2022年製作の映画)

1.2

いかがわしいアングルでお送りする、無駄なシーンだけで構成された高校生が作ったような映画、B級なのにベッドシーンもない

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.7

改めて見てみると、意外にストーリー性も薄く妙な演技も多いが、危なさが桁違いにあるのでその危なさに免じて高く評価してしまう本能的な気持ちがどうしてもある。
ラストで怒りの蓄積が溜まりに溜まってモンスター
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クリフハンガー フォールアウト(2022年製作の映画)

1.1

最初の女を崖から落としたとこのリアリティだけ瞬間風速がちょっとあったがそれ以降はなんの迫力も感じないです

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.7

なんじゃパルパティーンきさま生きとったんかわれぇ。パワーーーーー!!!無限のパワーーーーーーでウィンドゥ倒すやつ思い出して笑ってしまった。とは言っても、最後のジェダイからセットと映像効果がすごいよね。>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

ルークの気持ちもよーくわかる、正直ジェダイとは思えない卑怯な部分や可愛らし過ぎる一面があるのだけど、これは人としてなかなか自分に見覚えがあるキャラなんじゃないだろうか。
レイは聖人すぎるし、レンは猪武
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.3

比べものにならないくらい完成度が変わってる、明らかなのは俳優陣の表情に豊かさが出過ぎてより密接にスターウォーズを観ることができる。
今までは、なんというか、二次元的な動きが多いというか、カメラワークと
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.7

2で気づいたけど、オビワンってしっかりしてて腕も立つ魅力的なキャラだけど変なところで楽観的というか、お茶目なとこあってそこが普通に謎すぎて面白いのよな。
アナキンの内面で少しずつ不均衡というか、自分の
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

息が切れるほど何故か苦しい映画
そういったなんとも言い難い苦痛の違和感、その正体に近づけば近づくほど腹に鉛を抱えたように重くなる。
不思議な音楽がどんどん大きく聞こえる錯覚のようなものを起こし、不気味
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

4.6

3よりも更に特定的で、個人的な映画だなと思った印象。ただかなりラブーフとの絡みはベタなので感想は控える。
正直な話、率直に映画監督がそれぞれ映像による原爆の表現にかなり興味があって、今作で映し出された
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.6

やっと作りたいように作る余裕ができたのか、前作たちからのアクというか甘ったるいしつこさが抜けて感じる。
インディアナのクールな印象が活かされてきてて、リバーフェニックスも久しぶりに見た。
ちなみに私は
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

2.7

序盤ほぼジャッキーチェンの映画だったが、その雰囲気がそのまま保たれ、ドタワチャ大衆アクションを本能のそのまま作ってるように感じた。
確かにネプリーグ部分もここまで洞窟を作っててすげーなーとはなるけど、
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

2.0

このシリーズは見なきゃと思って、やっと見たのだが。
スピルバーグのちょっと嫌いなところを言ってしまうと、「こうなりまっせやばいっしょ」的な音楽が強くなり過ぎるし意図的であるのをモロに感じるので浮いて聞
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.9

4〜6は観てて放置してたので久しぶりにこのシリーズと対面したのだけども。
アツいですね、ライトセーバーの戦いが。
アナキンを見てこんな子供はおらんと宮崎駿の作品並みに感じながら観てたけど、それ以外だと
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怪談(1965年製作の映画)

3.8

そのまた昔に見たけど、題名も監督もどうしても思い出せなくて、ふと武満徹の完全律平均律の話を聞いたときに頭のシナプスがハジけて、そういえばそうだと思いめちゃくちゃ調べてやっと見つけた。
これです、こいつ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.7

今年最後に見た映画になるだろう。
当てずっぽうで選んだ割にとんでもない異色の作品で頭にタライが落ちてきそうだった。

少しの背景も知識もなかった私が率直に言うと、実質体感4時間おじさんが金切り声を上げ
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ハードエイト(1996年製作の映画)

4.6

人の顔をアップするときに、
その人の人生や希望や分別が伝わってくるとき、映画の古典的な部分となおかつ強烈なインパクトのあるもの感じるが、この映画ではそれが狂気を帯びた完成を物語っている。
あまりにシャ
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.2

皮肉にも映画を、映像を研究しすぎた映画というものがあるな。
刷り込まれたシーンに略称してもらって筋を、境遇を伝えるのはオシャレにもほどがあるし、火事のシーンだってハンパじゃなく綺麗に美しく映ってる。
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