魔球ですさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.3

日常系の顔を覗かせつつ、非日常的な顔も覗かせるメリハリの効いた演出、観てる側に任せる話しの持って行き方など、話しとしては単純だけど全体的にバランスが良くて最後まで惹きつけられるモノがあった。

それに
>>続きを読む

タグ(2018年製作の映画)

3.6

‪鬼ごっこはお互いから逃げるためじゃなく、顔を合わせるためにある‬。

90sヒップホップフォーエバーのサグくない選曲が作品のユルい雰囲気とマッチしていたし、ラストのファーサイドの使い方が卑怯!グッと
>>続きを読む

バスキア(1996年製作の映画)

3.7

タク代とかタバコ代の代わりにサインを描いて金として使ってたって下りがデュシャンの"泉"とリンクした。

やっぱ芸術とビジネスはいつの時代も芸術家を苦しめるんだなと。そこを巧く利用したのがデュシャンやア
>>続きを読む

バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)

3.3

映画にしろ、音楽にしろ、ファッションにしろ、アートにしろ、この時代は尖ってて魅力的、格好良いよなぁ〜。現代がダサく感じてしまったよ。

この時代背景あってこそバスキアの破天荒な言動も愛されてんだろうな
>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

2.8

闇深き歴史を淡々と描くものだから、前半は睡魔に襲われそうになる。しかし後半からはピタゴラスイッチが発動したかのように嫌味な展開で見入ってしまったし、誰かと語りたくなるようなラストも良い。

これは魔女
>>続きを読む

シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

3.6

シャークネードマラソン完走!

シリーズに登場したキャラがアッセンブルする内容は前作がインフィニティウォーだとすれば、今作はエンドゲーム。ちょっとだけエモくてグッとくるのが腹立つw

シャークネードシ
>>続きを読む

シャークネード5 ワールド・タイフーン(2017年製作の映画)

3.5

制作資金の大半がカメオ出演のギャランティーに使われていそうな気がするほど出演者が素晴らしい。豪華ぁあああ!

日本にはシャークジラ、エジプトはサファリネードなどなど、ワールドワイドな内容にはなってはい
>>続きを読む

シャークネード4(2016年製作の映画)

3.5

アベンジャーズにテキサスチェーンソー、ワイルドスピード、SW、もしかしたらプレデター2とかオマージュがB級映画じゃ考えられないレベル。これは本当に許可的なものを得てるのか心配になる。

そんな心配をよ
>>続きを読む

シャークネード エクストリーム・ミッション(2015年製作の映画)

3.5

今作はSWで遊んでるなぁ〜!相変わらず好き放題やってて楽しいけど、もうシリーズの折り返し地点か。今作でここまで派手にやって残り3作どうするんだろうかw

ラストはシリーズを追いかけてる身としてはグっと
>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.7

こういう体験はないけど、どの人物描写も丁寧に描かれていてリアルに感じられるから見入ってしまった。

中でも、まだ諦めきれてない母親の心情を描いたような夢のシーンは狂気を感じたり、愛を感じたり、なかなか
>>続きを読む

シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

3.5

前作より制作資金が増えてもクオリティは変わらない、その代わりにバカさは増していて、もう笑うしかないっていう。

超人化する民間人の主人公に、片腕をカスタマイズする嫁、宙を舞うサメ、豪華キャストの使い方
>>続きを読む

春待つ僕ら(2018年製作の映画)

2.8

バスケの練習してないくせに勝ちたいとか優勝したいとか、いや練習してるかもしれないけど、練習シーンがないのが……ってツッコミはナンセンスだろう。

それはそうと土屋太鳳が、いきなりド派手に転ぶシーンが凄
>>続きを読む

シャークネード(2013年製作の映画)

3.5

ツッコミ所があり過ぎてツッコミするのが面倒くさいというツッコミ所の封じ方、サメとトルネードの融合、チェンソーの使い方。これはアイデアの完全勝利!

エンドロールも潔いし、歌も良くて、最後まで視聴者を楽
>>続きを読む

ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)

2.9

噂には聞いてたけど想像以上のクセの凄さにジェイソンXを思い出した。

エンドロールで英雄故事が流れた以外はポリスストーリーである必要性を感じないんですよねーって。

ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

幽霊とか悪魔よりも、人間が1番怖いんだって!

ママを庇う息子ジュリアンと自分を庇うママ、エスカレートする父親の狂気。いつも犠牲になるのは弱者の子供なんだよな。ママを、家庭を、非力ながら守ろうとするジ
>>続きを読む

ダマスカス(2018年製作の映画)

3.0

イスラム国の組織力の無さがリアル。

やっぱ宗教って都合がいいよなと再確認させられる。映画としては製作国がイランだけにガチっぽさがあり、ただのパニック映画で終わってないとこが良い。この感じは他の国が製
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.7

今年観た中では1番映画を観た気にさせられた1本。大満足!観終わった後の余韻が心地よくて、映画って最高だろ!?っていうタランティーノのドヤ顔が脳裏を過るんです。

控えめに言って凄惨極まりないシャロンテ
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

音を出したら最期って言う設定だけにサントラが気になる、邪魔だ。こういった演出は同じスタンスのドントブリーズを見習うべきかも。

他にも、この音がダメでこの音はOKみたいな曖昧さとか音出したらダメなのに
>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.0

キャリーというよりヘレディタリー。家族なんてキモい集合体でしかないぞ!と言わんばかりの演出は良かったけど、全体的に説明不足で消化不良感は否めない。

それでも不穏な雰囲気という得体の知れない物に手を引
>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

2.7

死霊館シリーズにしては展開や演出がスタンダード。ホラー映画としてはなかなか面白いけど、死霊館というタイトルを付けるからには、もっとサスペンス要素が欲しかった。

このシリーズもバイオハザードみたいに何
>>続きを読む

ハード・ターゲット(1993年製作の映画)

3.7

ヴァンダムもウーも一番油がのってる時期だけに火薬もスローモーションも回し蹴りも鳩も二丁拳銃もヴァンダミングアクションも盛りだくさんで大体オーバーキルしちゃってる最高な後半に比べて前半のダルさたる事か〜>>続きを読む

ワイルドリング 変身する少女(2018年製作の映画)

2.5

中盤くらいまで調子が良かったのに、なんで青春ホラー映画にしなかったのか?勿体無いなぁ〜。

森林を舞台にしたゲリラ戦も盛り上がりそうで盛り上がらない。そこはプレデターとかランボーみたいしようよ〜。
>>続きを読む

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

3.7

幽霊はいるのか?いないのか?

暴き屋の教授がリスペクトする幽霊否定論者の教授を訪ねたら、やっぱ幽霊はいると思うぞ!なんていう冒頭のやりとりに掴まされる。

エピソード形式で話しは進んでいき、その数々
>>続きを読む

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.0

こんな馬鹿げた話しあるか〜!?増築しないと呪われるだと〜!?ってこれ実話だったの、マ…ジ…か…!?

無計画に増築するもんだから間取りがだいぶイカれてるし、屋敷がデカい。変なとこに窓や通路や階段や部屋
>>続きを読む

カッターヘッド 真夜中の切断魔(2018年製作の映画)

2.8

13金のサンプリング映画。パクりちゃうでサンプリングやで〜。

ドアの隙間から覗いたり、ベッド下の攻防とか、志村後ろ〜!みたいな王道ホラー演出が用意されてはいるが、基本的には主人公達が別荘をキャーキャ
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

負のピタゴラスイッチ。

ジャンプスケアに頼らずに、研ぎ澄まされた唯一無二な演出で不穏や気味悪さを煽ってくるスタイルは、あの頃のJホラー的な節があってワクワクするし、誰しもが持つ家族という呪縛に焦点を
>>続きを読む

純平、考え直せ(2018年製作の映画)

3.6

青春街道馬鹿真っしぐら!みたいなストーリーを想定していたが、SNSを通して色々な人生を見せたり、純平の些細な決断が周囲の人間の生活に影響したりと、色々トリッキーな仕掛けがされてあり面白かった。

自分
>>続きを読む

漂流街 THE HAZARD CITY(2000年製作の映画)

3.3

当時劇場で観た時は子供だった事もあってさっぱり内容が理解できなかった。大人になった今もう一度観てみたら、やっぱり理解できなかった…夏。

ビーマイ吉川と王子ミッチーの卓球対決とマトリックス闘鶏は当時
>>続きを読む

ひろしま(1953年製作の映画)

-

ワイスピ、スーパーコンボをレイトで観終わった後に鑑賞したからか、あまりにもハードで容赦ない内容に絶句。

ただただトラウマ級のストレートな映像からは戦争って本当に酷い行為なんだなと言う安易な感想くらい
>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.2

80sムービーで量産されたような2人、ホブス&ショウが最新テクノロジーなんかクソ喰らえ!というスタンスで、筋肉密度1000パーセントの己の肉体を武器に破茶滅茶に暴れ回る姿は安心感と爽快感があり、さらに>>続きを読む

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.0

最初こそ淡々とした話し運びに退屈するのだが、気が付けば作品の世界観にグイグイと引き釣り込まれていた。流石アカデミー脚本賞だ。納得。

特に終盤の畳み掛けるような、あーでもない、こーでもない、の連続は観
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.3

韓国版を先に観てるから感動の押し売り感とエンタメの盛り込み具合がけっこう観ていてキツいなぁ〜って思った。

90sネタの数々は良かったけど、それらがストーリーよりも目立っていて90sネタ映画みたいにな
>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.5

音でビビらせてくる演出につい警戒してしまってストーリーが入ってこないんだけど前の席にポップコーンが吹っ飛ぶほど楽しませてもらいました。

エクソシストがダメだぁーって言いながら退場するシーンが面白くて
>>続きを読む

アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.7

監督が一流だとiPhoneで撮影しようが何で撮影しようが説得力のある作品として完成させちゃう力量とセンスに万歳。

スリラー展開満載な内容は終始ドキドキして面白いんだけど、iPhone使用者、映画好き
>>続きを読む

旅猫リポート(2018年製作の映画)

1.8

ほら!泣けるでしょ、ここ!?って監督の声が猫の声よりも聴こえてきてイラッとくる。涙のカツアゲ映画やっぱ無理だ。ってかこれも三木康一郎かよ!

バスターズ(2012年製作の映画)

3.7

正義を執行しても、一方からは悪人と罵られるし、それでも命令が下ればやるしかないし、プライベートも充実しないという悪循環が機動隊員達の善悪の判断を濁らせていくのが儚いなぁ。

それでも『警察官は真っ当な
>>続きを読む