れれれさんの映画レビュー・感想・評価

れれれ

れれれ

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

2.0

ただのアニメの総集編を、総集編と歌わずに映画化するの詐欺ってことにしようよ
アニメの作画も映画になって見違えるように変わってもないし、なんか漫画よりBLっぽいシーンが明らかに増えてるし

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.7

4年前の映画なのに、平成ど真ん中がすごい、なんだこれ!笑
北村匠海の顔が良い。

ベタな話ではあるけど、サラッと見やすい何かがあるね

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

4.3

・この漫画原作をこう描くのか!という感動
・スカートの劇伴、主題歌の良さ
・好きという気持ちのもつ歪みを肯定的にも否定的にも描ききる松居監督の采配
・甘ったるくにも、滑っても見えそうなキャラクターの演
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

今更すぎる視聴

いやーおもろい!
音作りすごいから無音が活きているし、
桜木じゃなく宮城を主人公ポジにしたのも成功していると思った。
スポーツ漫画の金字塔すぎるだろ

ミッシング(2024年製作の映画)

-

吉田監督である必要性がセリフの端々に詰め込まれていた

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.1

SF大作かと思ったら起伏なさすぎてびっくりした。
ティモシーはかっこいいが、日常に地続きな役柄のティモシーの方が好き

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

こんなに映画のファーストカットとラストカットがしっくりきたのは久しぶりかもしれない!!

すごくゆったりとしたテンポ感なのに、会話の練度が本当に高くて、ひとつひとつの言葉が重くて大事で、感情的に惹き込
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.8

仲野太賀、森菜々、河合由美、中島歩の映画と言ったら過言なんだけど、でもこの人たちの良さが活かされまくっていた。

逆に佐藤健と長澤まさみのリアリティのなさがすごかった。
必要以上に感動ラブストーリーに
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

劇中に出てくる"裁判"が長ければ長いほどつまらないと認識する自分の特性がよくわかった。思い返せばソーシャルネットワークも落下の解剖学もザリガニたち…もぜんぶ退屈していた。絵変わりがなく、文字情報を追っ>>続きを読む

ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.8

設定はかなり良かった。
ループもの?と思わせておいて、そういう抜け道があるか!となった。
設定が凝っていて、映像も良かったし、世界観も美術も演技も良かった!
欲を言えばもう少し繰り返すことに意味あるい
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.8

前半だけなので後半見ないと一概には言えないけど原作再現完璧だ!
声優たちの声の質感が、漫画読んでた時のそのまんま!

そして背景を写実的に描く浅野いにおの作風をきちんと活かして、都内の実景をベースに作
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

とんでもない理不尽のもとに晒されながら謎の生命力で生き残り続けるという不死身時間の冒頭90分はめちゃくちゃ面白かった。
冒頭シーンの、うがい薬〜のくだりから、ボーの人格が表現されていてさすがでした。
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(2023年製作の映画)

3.3

ホラー短編映画集 NN4444のひとつ。

支配欲を描いた作品。
これはもうちょっと面白くなるんじゃないかと思ってしまったかな。
「侍従=犬」という方程式が一直線すぎると言うか。短編だと難しいとは思う
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Rat Tat Tat(2023年製作の映画)

3.6

ホラー短編映画集 NN4444のひとつ。

妊娠出産への同調圧力を描いた作品。
クリエイティブ(映像、セット、照明)は非常に良かったし、有り体だけど拍手の演出の気味悪さも成功していたと思うんだけど、演
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洗浄(2023年製作の映画)

3.8

ホラー短編映画集 NN4444のひとつ。
株式会社spoonがプロデュースの作品。

これが一番好みだった。
なぜかというと、この映画で吐き捨てた気持ち悪い慣習にうんざりしているからです。

NN4444(2024年製作の映画)

4.0

ホラー映画短編集企画。

よくやった!と言いたい。
K2が2週間満員って素晴らしいですよ。
みんな若い人達で映画を作って、ちゃんと配給までやりきって成功するだなんて偉すぎる。低予算映画としてはこの上な
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VOID(2023年製作の映画)

3.7

ホラー短編映画集 NN4444のひとつ。

小道具や画面の抜けに意味のあるものを入れるのが巧みだった。
よく見ると、背後に写る数字が4 になってたり、明らかに一つだけ欠けた習字の張り紙とか、そういう細
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.9

業種もポジションなにもドンかぶりで食らってしまった。ぴぎゃぁーー

普段ドキュメンタリーを撮る監督が撮るだけあって、人物の配置に恣意的なものがあまりなくて、極端に悪い人が存在しない。みんなそれぞれの人
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パレード(2024年製作の映画)

3.5

群像劇として機能していないから、ひとつひとつのエピソードも弱くなるし、長澤まさみの苦悩も結果的に伝わりにくくなってしまっていた。人と人がもっと複雑に絡み合って話を作れたはずなのに。構想段階みたいな脚本>>続きを読む

あとがき(2024年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

夢を追う男二人の物語。
俳優を目指す男と、バンドマンを目指す吃音の男。片方は夢をまっすぐに追い続け、片方は夢と似たベクトルの違う道へ歩む。

この夢追い人たち(同性)の作品によくあるが、本当にサブキャ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

別に全然面白くはなかったし、中盤ウトウトしてしまったところもあり、、とは思いつつも、ラストに向かってこの映画の性格というか材質が掴めていってからは結構面白く見れた。

「裁かれない悪質さ」という存在、
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.8


本と設定、演者の演技は素晴らしく良かった。
ピアス、絵の使い方。友達の名前に"夏の銀河"は素敵ねって言える君が素敵やで。雷に当たった木のネックレス。
こんな友達がいたらいいですね、ほんとに。"ソウル
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このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

4.0

「階段の先には踊り場がある」「違う惑星の変な恋人」から続いて3作目。

違う惑星 のコント調の会話センスが衝撃的に好きだったのだけど、会話の内容が少し下ネタに寄ったところがあり、全然面白くはあるのだけ
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.7

絵的な美しさとショットのクオリティの高さ。

終電を逃した女性の偶然的な人との出会いを描いた作品。何も起こらないけどたしかに存在する夜の時間に安心感を感じた。自分は夜更かしが好きで、深夜に街を歩いたり
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マッチング(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

内田監督ってすごく器用な人なのかも、と率直に思いました。

予告やポスターから受ける印象より、圧倒的に面白い。

クローバーの件をやったところで、映画冒頭で感じてた違和感がバッと繋がって、あー犯人わ
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

4.2

「恋愛」と「気まずさのコメディ」が上手く機能していて、大いに笑いました。

「気まずい」っていう状態、めちゃくちゃ面白くないですか。大好きなんですよ。会話劇において気まずさを上手に取り込んだ作品は無条
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

-

90分尺ならあと30分は試合見せてくれ!!ってなった!!試合のシーンは一生見れる。

ツィゴイネルワイゼン 4K デジタル完全修復版(1980年製作の映画)

3.5

手法の映画って感じ。

色んな手法を使いながら、見てる人を煙に巻くような。
ただ、この手の映画がいちばん眠くなる

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ良かった!!!

原作も元々良かったけど、映像化された時に映像の隅まで配慮の行き届いた小道具から演技まで、言語的な情報を超えてメッセージが伝わってくるような、そんな作品だった。

人の辛さ
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.6

思っていたよりは良かった、という印象。(そのスタンスで行くなよって話だが)
山田と浜辺のための作品で、内田英治である必要が全く感じれなかった。内田英治も脚本を書いた時、この2人で撮ることを想定して書い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

さすがに面白すぎる

ブラックジャックのピノコみたいな突飛設定で、独特なカメラワーク(広角とズームの使い方が天才)に魅了さながらも、脚本はすごいしっかりしてて、社会的なテーマも取り込んでいて、官能な描
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

マリオは(黒人たちがヨーロッパに入る前)イタリア人が差別の対象であった時代、そして配管工という職業差別 を要素として含み、故にマリオのゴールが貴族であるピーチ姫との結婚であるという成り上がりの物語を始>>続きを読む

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.9

松田龍平はやはり最高だな

感情が爆発する演技って見せ場があるだけで、上手さのある演技になるとおもうんだけど
感情が表に出てこない役を演じた時にその真髄が出る気がしていて。
泣き虫しょったんとはあるけ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.4

良い!おもろい!

綾野剛は「最後まで行く」の印象が残ってたからか、余計にしっくり来てしまい、人の良さと狂い具合が愛おしかった!
齋藤潤の声変わり中の中学生の感じ、制服の上に白いパーカーを着る、あの時
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