「最新の装備を搭載したヘリに子供が人質として捕らえられ、原爆を止めるという要求を呑まなければヘリを原爆に墜落させる」という状況での人々の攻防を描いた内容となっています。派手なシーンがそれほどないためや>>続きを読む
箱根旅行のプロモーションでもあり、ある意味でバカンス映画でもあります。話としては「箱根に行って帰ってくるだけ」というシンプルなもので、事件らしい事件が起きるわけではありません。ただ、せっかくの箱根なの>>続きを読む
原作未読で鑑賞しました。登場人物がみんなだらしないというか、少なくともちゃんとしている感じではありません。そんな人たちが織りなす恋愛を覗き見る感じの映画です。恋愛で寂しさを埋め合わせちゃうことがある人>>続きを読む
映画というよりはスペシャルドラマのような趣の作品でした。結構壮大な話ですが、ドラマ未見だとちょっと物語の筋が掴みづらいかもしれません。
戦時下の日本での不倫を描いた作品。戦争を描かずして戦争を描いた作品です。夏という季節に、戦争や不倫といった非日常が重なり合うことに蠱惑的なものを感じました。
ふみさまが大変妖艶です。
犯罪組織「シンジケート」vsイーサン・ハント。サブタイトルの「ローグ・ネイション」は「ならず者国家」の意味で、物語が進につれてそれが明らかになります。
50代とは思えないトム・クルーズのかっこよさに>>続きを読む
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世界遺産に登録されているカッパドキアを舞台に繰り広げられる複雑な人間模様を描いたトルコ映画です。
『マッドマックス』や『ひつじのショーン』は、登場人物たちのアクションの積み重ねによってストーリーが進>>続きを読む
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ターミネーター』シリーズのリブート。SFXなどは現在の技術のものに刷新されていますが、地上波のテレビ放送で以前の『ターミネーター』シリーズに触れたことがあるわた>>続きを読む
中脇初枝による短編集『きみはいい子』に基づいて制作された、群像劇スタイルの作品です。その短編集のうち、「サンタさんの来ない家」、「べっぴんさん」、「こんにちは、さようなら」の3つに焦点が当てられていま>>続きを読む
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「人間」の九太(蓮)と、「バケモノ」の熊徹の成長を描いた作品です。この手の作品では定石の展開なのかもしれませんが、映画の中で成長しているのは決して主人公の九太だけではなく、熊徹も一緒です。劇中ではハー>>続きを読む
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田舎の牧場で放牧されているショーンをはじめとする羊たちと牧羊犬が、ひょんなことから都会へと繰り出すお話で、クレイアニメ独特の表現力が活かされたドタバタコメディです。田舎から都会へ行ってまた田舎に戻って>>続きを読む
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2012年に公開された『アベンジャーズ』の続編タイトルで、マーベル・コミックス各作品のヒーローたちが集結し共に戦うクロスオーバー作品です。日本での宣伝は「全人類」とか「世界」といった言葉が使われていて>>続きを読む
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ラブコメにお下劣なユーモアを加えた作品です。かなりきわどい台詞やシーンが多いためアメリカではR指定となったのですが、下ネタ満載のラブロマンスというユニークな内容が反響を呼んでスマッシュヒットとなりまし>>続きを読む
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鈴木光司の短編小説「しるし」(『アイズ』収録)に基づいたミステリーホラー。個人的には、この作品はホラーの要素よりもミステリーの要素の方が強めかなと思いました。生身の人間の内面にある怖さをうまく表現した>>続きを読む
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原作がまだ続いていることもあり、アニメシリーズ自体がまだ多くの謎を残したまま終わったため、アニメシリーズの編集版であるこの映画も同様の形で終了しています(このことは、後編の最後に「To be cont>>続きを読む
アニメシリーズの総集編であるため、展開は駆け足ですが、話は充分理解できます。面白いです。
(士郎正宗による原作、押井守監督による劇場版、神山健治監督によるテレビアニメシリーズに続く)第4の『攻殻機動隊』として位置づけられている「ARISE」に連なる作品で、設定などは「ARISE」のものを踏>>続きを読む
1882年のパタゴニア(南米大陸の南部にあるコロラド川以南の、アルゼンチンとチリにまたがる地域)を舞台とし、行方不明の娘を捜すデンマーク人のエンジニアが不思議な世界へと迷い込んでいく様子を描く、幻想的>>続きを読む
『呪怨』シリーズの締めくくりとなる超自然ホラー。わたしは、幽霊よりも生身の人間の方がはるかに怖いと思ってしまうせいか、「現実世界に対する怨念を宿した幽霊が恐怖の担い手となる」というタイプのホラー映画に>>続きを読む
文明が滅び、荒廃した世界を舞台とするロードアクション映画。シンプルな映画ですが、多くの魅力を秘めた秀逸な作品です。
主人公のマックス・ロカタンスキーはほとんど喋りません。マックスの台詞は、全編を通し>>続きを読む
元々『ラブライブ!』は、『電撃G's Magazine』2010年8月号からスタートした企画で、スクールアイドルを目指すキャラクターたちを軸にしながらさまざまなメディア展開がなされました。テレビアニメ>>続きを読む
ディズニーが放つSFアドベンチャー映画。才穎たる発明家のフランク・ウォーカーと科学技術に熱中する少女キャシー・ニュートンが、そこでの行動が現実世界に影響を及ぼす不思議な世界「トゥモローランド」に関わっ>>続きを読む
英語タイトル『Till Death Do Us What』は、結婚式の誓いの言葉などで使われる成句「till death do us part」が元になっています(日本語では「死が2人を分かつまで」と>>続きを読む
この映画の邦題は『セッション』となっていますが、原題は『Whiplash』(鞭打ち)です。ドラム演奏の際のスティックが鞭のようにしなる様子、あるいはフレッチャー先生による暴力をも厭わない演奏指導の厳し>>続きを読む
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南アフリカのヨハネスブルグを舞台としたSF映画。映画の舞台となっている近未来のヨハネスブルグでは、警察が、兵器やロボットを製造するテトラバール社の武装ロボットを用いて非合法活動の取り締まりを行っていま>>続きを読む
ジェイムズ・ダッシュナーの同名小説に基づいて制作されたSFスリラー映画。予告などの宣伝を見る限りではどんな内容なのかをあまり掴めずにいたのですが、実際に観てみるとかなり面白かったです。迷路を探検すると>>続きを読む
1980年代の日本の都市部を舞台としたラブロマンス映画ですが、謎解き要素が含まれているあたりはある意味ミステリー的だと言っていいかもしれません。びっくりするというよりは、すっきりする。個人的にはそんな>>続きを読む
本作は、杉浦日向子の漫画『百日紅』に基づいて制作された作品であり、クレヨンしんちゃんの映画で監督を務めた原恵一がメガホンを取っています。葛飾北斎の娘・お栄を中心に、江戸の庶民の生活を丁寧に描いた作品で>>続きを読む
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大学での職を失った中年の神経生物学者が、同じ境遇に置かれた他分野の不遇な学者仲間たちとともに、違法薬物に未指定のドラッグの製造・販売に手を染めていく様子を描いたイタリアのコメディ映画です。ゴールデンウ>>続きを読む
内容はまさに期待通りのものでした。『シンデレラ』はよく知られた童話であり、多くの人があらすじと結末を知っているだろうと思います。この映画には余計な脚色が加えられておらず、手堅い方法で制作された作品だと>>続きを読む
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わたしにとってこの映画は、悟空とベジータの関係を堪能するための映画でしたが、復活したフリーザ様が徹底的な悪役として描かれている点もとてもよかったです。また、小ネタがちょくちょく織り込まれていたところも>>続きを読む
基本的にはギャグ寄りの内容ですが、副題にある「サボテン大襲撃」の要素が結構怖かったです。今作のみのキャラクターの中の人が豪華(というかわたし好みの配役)で、わたしにとっては耳が喜ぶ作品でした。特に坂本>>続きを読む
いつも通りのコナンで楽しめました。相変わらずキャラクターの個性が際立っています。キッド様のかっこよさは、もはやずるい領域です。
いわゆる「ジプシー」の女性として初めて詩人となったブロニスワヴァ・ヴァイス(愛称:パプーシャ)の生涯を、激動のポーランド現代史とともに描いた作品。重くて暗い雰囲気を漂わせる作品で、観ていて胸が締め付け>>続きを読む