MSTYさんの映画レビュー・感想・評価

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ノーゲーム・ノーライフ ゼロ(2017年製作の映画)

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本編未視聴でいきなり映画を観た。前情報ほとんどなしで観たのでほのぼのした内容だと思い込んでいたけれど全然そんなことはなく、ナウシカみたいな、ずしーんとくる展開だった。絵が綺麗。

あと松岡さんと茅野さ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

とても安らげる映画だったし、これは『暇と退屈の倫理学』の実践編だと思った。

忙しくしている人の中には「何もしない」というのをすることができないという人がいる。その人にとっては、暇ができたときに何もし
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男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年製作の映画)

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わたしにとっての初めての寅さんは、シリーズ最終作のこれだった。

満男が話の中心になることが多くて寅さんはあんまり出てこない、にもかかわらず存在感は健在。寅さんの喋りのリズムやトーンの強弱の付け方はさ
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人生、いろどり(2012年製作の映画)

4.0

高齢化と過疎化が進む徳島県上勝町を舞台に、JA職員と地元のおばあちゃんたちが新しいビジネスを始める話。ありあわせのものから新しいものを作り出す作業のことをブリコラージュというが、何でもない葉っぱを分類>>続きを読む

てんびんの詩(1988年製作の映画)

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ボンボンの生意気な子供が商人としての素養を身につけるために13歳でノウハウも何もわからないまま鍋蓋を売りに行く話。今やおじいちゃんと呼ばれるくらいの年齢になった人が昔を追想するというスタイルで物語が始>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.4

ようやく観ることができました。アクションが秀逸だし、登場人物は魅力的で、ギミックも見ていて楽しい。そして何と言っても、音楽のチョイスが素晴らしいです。

ジョン・デンヴァーの「Take Me Home
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劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード(2000年製作の映画)

4.0

リバイバル上映。メリハリのある展開で楽しめました。よかったです。

知世ちゃんとメイリンちゃんがめちゃくちゃいい子で、2人が小6でこれだけ気遣いができるということに、大人になったわたくしはただひたすら
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リベンジgirl(2017年製作の映画)

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設定も登場人物もぶっ飛んだラブコメ。最初の10分間で一気にぶっ飛ばしてくる。

ある意味で少女漫画的なお約束の展開だし、言ってしまえば予定調和のハッピーエンドである。だから、中身がない映画なんて嫌いだ
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

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1960年公開の映画『オーシャンと十一人の仲間』のリメイクだけれども、リメイクだというのがわからないくらいに豪華。

銃撃も人殺しもせずにどうやって大金を強奪するのか、仲間の働きに注目して観ると面白い
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ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~(2017年製作の映画)

4.3

隅から隅まで余すところなくごちうさでした。チノちゃんのお姉ちゃんになる人生を歩んでみたかった。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.0

色褪せないファンタジーの王道展開で、今見てもしっかりエンタメしてます。要博士の言葉を借りてたとえるなら、「カカシ、ブリキ、ライオンといったポンコツなお供を連れて行くことになった桃太郎」みたいなイメージ>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

総評:ダイアナのブレスレットすげぇ!

ダイの大冒険とドラゴンボールと封神演義を全部混ぜた感じ、と言えば、映画の雰囲気は伝わるでしょうか。これを聞いて「面白そう」と思った人はきっと楽しめます。ぜひ鑑賞
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

原作未読の何の前情報もない状態で期待も不安もないまま観ましたが、想像してた以上に面白かったです。

伏線回収がしっかりされていて観ていてすっきりしましたし、最後のセリフの一言の余韻がよかったです。ミス
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セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

イランのサスペンス映画。イラン社会での女性の立場について考えさせられる映画です。人によっては、サスペンス映画なのにすっきりしない終わり方をする映画だと感じる方もいるかもしれません。

被害者なのに自分
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立喰師列伝(2006年製作の映画)

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言葉の洪水。ひたすらしゃべる。押井守ワールドをコアに楽しみたい人向け。初心者にはおすすめしづらい。

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

4.0

監督と音楽担当と主人公の声担当の名前を見ただけで、この作品を観ようと決めてました。

神山監督作品は「陰のある」作品が多い印象があるので、この作品の予告を観たときは、ずいぶん「明るい」雰囲気でちょっと
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劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

4.0

・大前提として、RPGが好きor興味のある人、プレイしたことのある人向けの作品です。

・アインクラッド編(SAOアニメ1期の前半)は最低限押さえてからの鑑賞がおすすめ。主題歌がLiSAなのでなおさら
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虐殺器官(2015年製作の映画)

4.7

夭折の作家・伊藤計劃が放ったミリタリーSF作品。ずっと映画の公開を心待ちにしていましたし、ずっと観に行くのを楽しみにしていました。

R-15指定で容赦なく血が噴き出すので、そういうのが苦手な人には勧
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

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『荒野の七人』のリメイク。面白いというより、かっこいい。登場人物がロマンの塊です。個人的には特にデンゼル・ワシントン演じるサム・チザムの渋い感じが好きです。

『荒野の七人』といえば『七人の侍』の翻案
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マスク(1994年製作の映画)

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面白い。顔芸が素晴らしい。身構えずに気楽な気持ちで観られます。原作は結構ダークな作風とのことですが、映画はスラップスティックで楽しい内容になってます。

劇場版カードキャプターさくら(1999年製作の映画)

4.0

リバイバル上映前に復習。

かわいくて、理不尽で、ただすべてを知るととても切ない。

シュガー&スパイス 風味絶佳(2006年製作の映画)

4.0

ほろり、ほろり。

何かにつけてちょろいわたしにとって、じわじわと胸にくるものがありました。それは、どこかちょっとこそばゆいような、むず痒いような、そんな感覚。

森永のミルクキャラメルがここまで脚光
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妖怪大戦争(2005年製作の映画)

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妖怪のオールスター映画。深く考えずに、神木くんの役柄を愛でながらお祭りを見る感覚で鑑賞してました。

少林少女(2008年製作の映画)

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二番煎じであろうと面白ければいいと思います。そして、いわゆるバカ映画であっても面白ければいいんです。とりあえず、これだけのスタッフとキャストを揃えて10億円規模の製作費をかけた結果がこちらです。

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何者(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

就職活動を巡る群像劇。ふみさまと山田孝之さん目当てで鑑賞しましたが、個人的には菅田将暉さんの役柄が劇中でいちばん好きです。

監督の三浦大輔さんが演劇界で仕事をしてきている方であるということもあり、と
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SCOOP!(2016年製作の映画)

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冒頭からギシギシ。福山さんの役の下衆っぷりもハマってました。言動はただの下衆なおっさんですが、顔が整っているし、髭面でも肌が綺麗だし、なんだかんだでカメラへの想いがあるし、いざというときにあれだけの行>>続きを読む

金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年製作の映画)

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思い出補正がかなり強いからだと思いますが、実写ドラマの金田一は堂本剛さんの印象が強いです。

映画の内容としては堂本剛版の実写ドラマの延長という感じで、90年代の土9の空気をめいっぱい詰め込んで2時間
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.3

すごくテンポがいい作品です。特に後半のスピード感が気持ちいい。

この映画の特徴を一言で表すと、「お洒落でユーモラスな歴史ミステリー」といった感じです。一見キュートでお洒落な映像の連続ですが、ところど
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

原作既読の上での鑑賞。よかったです。よくまとめたなと思いました。ただ、正直に言えば、もう30分くらい長い尺で観たかったです(そうすると2時間40分近い上映時間になっちゃうけど)。

胸が痛くなる作品で
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私は猫ストーカー(2009年製作の映画)

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猫を愛でたり、猫の出没場所をイラストで描いたり、猫を愛でたり、猫に関わる人とお話したり、猫を愛でたり、おいしいコロッケが売られているお店をメモしたり、猫を愛でたりするお話。

とにかく猫がかわいい。ほ
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.5

よかった。とてもよかった。

いちばん印象的だったのは「神木くんの演技がかわいい」という点です。きゅんとしました。

物語の感想としては、しっかりコメディになっているところがよかったです。なるべく内容
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

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70年代後半〜80年代のアメリカのポルノ業界に焦点を当てた作品です。かなり観る人を選ぶ作品かと思いますし、時間的にも結構長い映画です(約2時間40分)。個人的には特に中盤が長く感じました。でも面白い。>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.0

ブリジットはまっすぐな人だなぁと思います。物事に一生懸命取り組んでも結果が出ないなんてことはあるし、世の中をうまく渡り歩ける人はそうそういません。ブリジットのそんなうまくいかない部分もひっくるめて、あ>>続きを読む

エクスマキナ Ex Machina ー Appleseed Saga(2007年製作の映画)

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ストーリーの印象があまりないのですが、CGが綺麗で音楽が最高です。スピード感があるので爽快感が欲しいときに観るといいかもしれません。

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

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ミュージカル映画のスタンダード。男女関係の描き方には時代を感じますが、歌はまったく色褪せていません。

ミュージカル部分が注目される映画ですが、この作品の舞台となっているのは世界大戦という大きな出来事
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