陸奥千代さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.5

おジャ魔女どれみを観て育った大人のための、大人の映画だった…
「子供の頃の自分の夢を叶えてあげる」ということの尊さが身に染みた。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

-

音楽映画だと思ってたけど、カーアクション映画だった…最高

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

斬新かつ不条理、考察すれば真相がわかりそうでわからない作品が好きな人に響きそうな一本。
身も蓋もない言い方をすれば「『CUBE』が好きな人は好きそう」な作品。

グロいシーンや人間の醜さが表れてるシー
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

4.0

文章だと読ませるけどそのまま映像にするとイマイチ地味…な原作をいい具合にアレンジして映像化してたと思います。
「原作と違うじゃん!」って点は多々あるけど、映画的な派手さを求める上では仕方ないのかな、と
>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

-

恋愛ものと思ってると近未来SF!という作品。

ドラマ『ブラック・ミラー』とテイストが似ている。

ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

-

子供の頃はボーッと楽しく見てたけど、大人になって見返したら、結末も含めて「子供向けインセプション」だった…

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

原作は読んでましたが、映画版は石神役が堤真一と聞いて「全然イメージと違うじゃん!」と思い何となく敬遠していました。

なぜもっと早く見なかったのかと後悔。
寡黙で陰気な数学者、石神をあんなにリアルに演
>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

4.3

「幽霊もの」と聞いてたわりに幽霊の登場シーンが少なくて拍子抜けしてたけど、最後まで観て納得。
やがて幽霊になる、強い想いをこの世に残したまま死ぬだろう人達のどろどろ愛憎劇でした。

カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

3.7

巨大パチンコ台に向かって「入れ!入れ!」と言ってるだけのシーンが長いのに飽きさせないのは、演技派の役者を集めてるからなのか。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

戦争映画はどことなく「自分とは関係のない世界」と思っていたけど、この作品はワンカット(風)ならではの没入感が凄まじかった。
ただの任務が、主人公にとって「命をかけるべきもの」に変わる場面では感涙。
>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.2

黒沢清監督の『回路』を観たことがあったので「一筋縄ではいかないな…」と予想はしてましたが、やはり難解!
オチのウエイトレスはどういうことなの?あの謎はなんだったの?

地獄(1960年製作の映画)

-

最後にみんなで地獄に落ちて地獄の恐ろしさを描写するためなのか、とにかく悪人が多い。数少ない善人も「親より先に死んだ親不孝者」みたいな理由で地獄に落ちる。
前半の生前パートはとにかく主人公が散々な目に遭
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

あまりに難解過ぎて、この映画を観た後3時間寝込みました…。

「難しい…でももう少し考えればわかるかも…?」
のバランスが絶妙なので、鑑賞中も観賞後も頭がフル回転し続けてすごく疲れる。

でも、それだ
>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

4.2

動画配信でひと儲けしようと目論む若者グループが曰く付きの心霊スポットに潜入する…という、今風なホラー。

ストーリーに意外性はないのに、演出や伏線が丁寧に描かれていて1時間半目が離せなかった!

ジワ
>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

4.2

文系人間達の熱い思いが静かに、美しく描かれた作品。
ストーリー自体は地味なのに、2時間があっという間に感じるほど夢中になってしまった。

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.8

ヒロインの死によって止まったままだった主人公の時間が、ヒロインが残したメッセージによって動き出すシーンで感涙。

映画オリジナル要素の全てが良かった。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.6

思わず声が出ちゃうくらい気持ちいい映画!

鮮やかな伏線回収、予想を裏切ってくる展開…それでいて正統派ミステリーから逸脱しておらず、観客が求めているものを与えて満足させつつ驚かせてくれる。

何を話し
>>続きを読む