やっちみさんの映画レビュー・感想・評価

やっちみ

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

訳分からんけどつまらなくはない、というよく分からない感想になった。ヘレディタリーやミッドサマーの方がまとまりがあるかな。アリ・アスター、ずっと母性(の倒錯)の話してない?

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

難解そうに見えてそうでもない。相変わらずこの人の映画は凄いな。美術も含めて画が格好良すぎる。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

B級映画だと思ってたらちゃんとしてた。コロナ禍以降でまた評価高くなりそう。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.1

これは良いサイコスリラー。81分というタイトな時間の中で何個もブレイクスルーがあるのが凄い。混ぜては飛ばしてくるような脚本に痺れました。

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.0

だから「シークレット・サンシャイン」なのか…!テーマはキツいけど、表現が豊かで奥行きのある映画。バーニングと同じで、思い出すたびに評価が高くなりそう。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

映画的なカタルシスはあまりなかったけれど、ミット打ちの音がいい。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

タイトな脚本で魅せるのが上田さんっぽくて、飽きずに楽しめました。貴船泊まってみたいな。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

おおー締まってる!ギラギラしてて格好いいなと。初めて観たけど、映画館で観れて嬉しい。

別れる決心(2022年製作の映画)

4.2

これは素晴らしい!カメラで撮る色気ってこういうことか。タン・ウェイに完全にやられました。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

「物語の読めなさ」を奥行きとして捉えられるかどうか。ここで繰り広げられている世界の構造自体は好き。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

こんなにも真っ直ぐに「死ぬこと」を見つめていたのか…!昔観た時より何倍も良かったな。キマってる画が多すぎる。

3-4x10月(1990年製作の映画)

3.9

ナンセンスコメディで暴力的、初期から作風が確立してるのが凄いと思う。ビール瓶で殴るところと指詰めするところが好き。石田ゆり子が可愛すぎる。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.1

やっと観れた!とにかくビートたけしの「目」がいい。語りすぎないのもいい。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

仕事を頑張るという点ではハケンアニメ!なんかと類似。リリスクがかかるところ大体良い。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.2

タイミングを逃していたので映画館で観られて良かった。タイトで躍動感のあるキャラクター像に好感。映画への愛を感じるし、甘酸っぱさも含めて楽しめました。

怪物(2023年製作の映画)

4.1

ここでいう「怪物」とは何なのか、考えさせられながらプロットを追い続ける奥ゆかしい作品になっていると思う。ショットの強さ的には「ベイビー・ブローカー」に軍配が上がるが、火と水のモチーフが随所に見られ、ロ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

まさにカオティックフライな映画。多様な世界を巻き込みつつ、近しい関係性を浮かび上がらすのは昨今のモードか。丘の上の某シーンが白眉。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.1

とにかくキマってる画の多さ!相変わらず変ではあるのだが、悲しみを背負いながら意志を受け継いでいくというプロットが良い。シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンより好きです。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

やっと観ました。とてもエモーショナルな映画体験。タイトルバックのThe Birthday格好良すぎない?

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

テーマは良いが乗り切れず。少し脚本のバランスが悪い気がする。

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.6

サマータイムマシン・ブルースはもうバイブルだし、四畳半神話大系は当時リアルタイムで観てハマってたので、この掛け合わせは嬉しかったな。大好きな人に会いたくなった。ラストカット、最高か。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.4

馬とチンパンジーとUFOを同じ視点からブチ抜いて、エヴァやAKIRAみたいな作品へのオマージュも混ぜ込みつつ、「不穏さ」そのものを映像化した結果、表面的にはヘンテコなエンタメとして結晶しているのが凄い>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.5

喰らいました。ロング・グッドバイなラストまでのカット、ものすごく好き。

犬王(2021年製作の映画)

4.0

やっぱ湯浅監督はトチ狂っていると思う(褒めてます)。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.1

今回もまた、家族を規定するのは何なのか、という話なのだけれど、思っていたより何倍も良かった。カン・ドンウォンとイ・ジウンが特に素晴らしい。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.3

魂がちゃんと燃えている瞬間だけが生きている、って感じがする。そんなことを改めて思う、とても良い映画でした。

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