Nnさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.3

いい意味で何か明確な解決や変化があるわけじゃなかったのがよかった
人間が変わっていくグラデーションのほんの少しの部分を切り取っているのが他の青春映画にはない要素な気がする
そしてすーぐ画面割れる時代の
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

怖いの観たくて選んだら、怖さがライトすぎて拍子抜けしてしまったけど
元気で若くていいね👍とはなる
(結局女の困難を男が手助けして救うんかいという悲しさはさておき)
字幕の訳し方が結構気になった

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

-

玉城ティナががんばっている
前半のノリがちょっと無理だったのと、カイジとかライアーゲームくらいのなんかはあって欲しかった

ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

3.8

そんなわけ無いと思ったらやはりラース・フォン・トリアーは腐ってもラース・フォン・トリアーです

己の最悪さや自己嫌悪を抱えて生きていく覚悟はあるんかね!?と喝を入れられた気分に。
私も最悪だし世界も最
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.8

ほどよい冒険感
児童書読んでるみたいな気持ちになるのに内容は大人でビターなのが面白いバランスだった
ソフィアコッポラ作品の割には映像がカッコつけすぎてない感じが意外
somewhereで描いていた親子
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

フロントメモリーが聴きたくなったからという理由で見てみた。邦画特有のもたついた間、みたいなものがなくて見やすかった!
スカートが劇伴やってるって知らなかったけど、流れた瞬間にわかるくらいにそこも好みで
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海月姫(2014年製作の映画)

-

能年がかわいすぎる〜かわい〜
菅田将暉のバーターで中村倫也出てるん切ない
オタクって言うな!って言う割におしゃれ人間とか言っても🆗な感じのこの風潮、平成のビレバン、懐かしさすらある

COMET コメット(2014年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ好きだったんですけど…それは多分わたしがキモいからなんでしょうね………。24歳の今見れて良かった、あと二、三年してから観てたら多分酷評してそうではある。
出てくる固有名詞がgood(でもあ
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

-

そもそもクラッシックピアノやってたし親がオペラとか連れて行ってくれてたので、こういう界隈の人たちと話は合うけど価値観が合わなくて、誰とも気が合うわけないよな♪と思うくらいの普通の会社に結局就職してしま>>続きを読む

愛のように感じた(2013年製作の映画)

3.3

もっと何か夢中になれるものがある街ならよかったのにね、と思ってしまう私は冷たいのだろうか
生きることは孤独だと大人が誰も教えてくれないのが悪い

ねこぢる草(2000年製作の映画)

4.2

テレビアニメの感じだと思って観たら度肝を抜かれた!!
作画とか技術的なところだけじゃなくて、表現としてのアイデアの部分からすんごい
オオカミの家を最近みたんだけど、それに近い感動を覚えた
水のゾウさん
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.2

エクス・マキナは映画おもしろい〜ってなったきっかけの映画でもあって、
だからはちゃめちゃなこの演出やストーリーでもこの監督の映像は好きと思えた。
怖いより先にいやキモイ‼️ってなるスリラー映画ってすご
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サブウェイ(1984年製作の映画)

3.5

自分が子どもの頃に思い描いていた"若者"ってこんな感じだったなあ
そういう私ももう若者ではなくいい歳した大人になりつつあるっていうのがおそろし⭐︎
サッシが外れて下水道?かに落ちかけるシーンの劇伴がか
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

この題材から考えうる1番嫌な着地点
胸糞も胸糞
どう考えてもポンジュノが影響受けてますねこれと感じながら観た
重要なのにあっさりと撮るこのファッ?!の感じ大好物

ストーリーと関係ないけど自分の中身が
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閃光(2018年製作の映画)

3.3

この監督の作品いくつか見てるけど出てる役者さん本当に全員ツボ
生々しいはずなのにどこか夢みたいで大人の絵本だと思った

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.0

これを大学3年か4年のときに見ようとしたけどなんか寝落ちしたとかで最後まで見てなかった、本当あの時見てなくてよかったー、24歳の今だから落ち着いて見れる話だった。
きれいな思い出にしちゃうとどうしても
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ひなぎく(1966年製作の映画)

3.9

品性は確かに大事だけど教育や躾で何もかも全て封じ込めることの勿体無さを知り得る作品だと思う
色んな質のコメディがグラデーションに散りばめられていてどこまで笑える?どこから不快?と人それぞれ違いそうなの
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(1975年製作の映画)

4.5

アングルとかカットがずっと面白いよーすごいよー
カットの切り替わり方とかも好きだった
映像がカッコ良過ぎてなんか全部ストーリー納得してしまった
ラストの方の🚚のシーンはクローネンバーグのクラッシュを先
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女は男の未来だ(2004年製作の映画)

3.2

コントとしておもろい
終わってんなこのコミュニティ、みたいな最悪な設定がやっぱクセになるな
他の作品と比べて露骨な感じがなんか新鮮だった
ホン・サンスの描く惨めできっしょい男はどの作品にも出てくるけど
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

無性に恋愛映画が見たい気分だったから実は観たことないなと思って観てみた

気取っていない坂本裕二というか、変なオシャレさを意識させない坂元裕二みたいな本だな?と思ったんだけど??
そこがわたし的には超
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.2

全然内容知らずに観たからよかった。
tomboyの質感好きだったのでこの撮り方好き
そしてファンタジーなのにファンタジーを感じさせない飄々とした子役たちの演技がいい味出してるなあと思った
いや、全部い
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.3

えーなんかめっちゃいいじゃーん………になった
主題もしっかりしてる上に、
映像がずっと違ったベクトルでずっといいのすごすぎる
音楽も、バイトしてた頃思い出す曲のラインナップで実家のような安心感

個性
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鏡の中の女(1975年製作の映画)

4.2

これで……いいのか………?!?なラストだけれども
なんかこれで案外やりくりしてきたなみたいな共感もありつつ。
face to faceというタイトルも邦題も、見終えた後は腑に落ちる。
メタ的な演出は多
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.0

今自分がふよふよぐらぐらなのですんなり観れたし観やすかったまである
ちゃんと忘れられててよかったなって最近思うことがいっぱいある
24歳の今じゃなくて19歳の私が観たらどう思ってたんだろう
浅はかな何
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.0

嫌いじゃないけど街や風景と、人物の爽やかさのギャップが気になる瞬間がある〜
もっと通常運転の景色も人も陰気臭いジメッとした質感でこそやっぱり好きだな。
あと、西洋人で撮るとなんか一気にコマーシャルみた
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

後半、私ならあなたの地獄を全部引き受けられるから!(T-T)あなたはあなたの地獄から逃げていいんだよ!(T-T)の気持ちで観てた。途中から完全にレイラ目線になっちゃったけど。
また違うときに見たら、違
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.2

映画館出て全ての物が信じられなくなってタイルの上とか、道歩くの怖い……すごい……
寓話的な感じのストーリーと、アバンギャルドな演出が絶妙。
高学歴で高給取りのお父さんの言いなりになる、子どものお受験に
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(2021年製作の映画)

4.0

コマ送りじゃなくなるタイミング、生身の人間が出てくるタイミング、物が消えて現れるタイミング、全部完璧すぎないか?!と思った。
元ネタがあるのか?ちょっとストーリーはほぅって感じで終わっちゃったけど、
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

シングストリートの終わり方が個人的には微妙だったから、あんまり期待してなかったんだけどこれは好きだった!

表現者自身のやりたいことかどうかはさておき徹底的にコンテンツを作り込む、みたいなのが最近ブー
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天使のたまご(1985年製作の映画)

4.0

押井守はもう夢の話しかせんのかって心の中のノブが騒いでた

卵という殻の内側に、自己を見る、外の世界を見る、というシーンが面白かったかもしれない。
空っぽの丸いガラス瓶と、彼女が温めてきた卵。
一体何
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ刺さったらどうしようと思ったけど、年齢も少し違ったしそこまで入り込みすぎることなく観れたかな。フランシス・ハとか同様、わたし、年齢の割に色々考えててえらくないか?!という気持ちにもなりまし>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.3

セックスエデュケーション然り、ユーフォリア然り、こういうの見るとみんな幸せになってな〜(T-T)おばさんになってしまう。
(色々あることはさておき)Lizzoのフジのステージに感動したのですが、自分を
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